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2007/05/17

タカ派が政府の中枢をしめるもとで起こっていること

 教育基本法「改正」の具体化とも言える、教育三法の審議が山場を迎えている。今日、首相出席で、教育再生特別委員会のしめくくり質問。そこで、日本共産党の石井郁子議員が、次のよう問題をとりあげた。

 日本青年会議所という団体がある。全国組織としては、名うての改憲推進団体である。そこの全国的な運動として、

近現代史教育推進運動の展開
  次代を担う子供たちに確かな歴史を伝え、家族愛、郷土愛からなる国を愛する心を育むために、各地の青年会議所と協働して、DVDアニメ『誇り』を基にして、確かな歴史認識を確立し、日本人としての自信や誇りを呼び覚まし、世界平和への心と思考力を育成する事業を展開いたします。

 というものをとりくんでいる。この「『誇り』を用いた近現代史教育プログラムが、文部科学省の新教育システム開発プログラムに認定されました」という問題だ。
 この認定というのは、地域の協力をえた授業の研究・検証と言うことで、文部科学省から、委託料として135万円ほどのお金が出るという。
 問題は、その内容だ。
 日本青年会議所のHPをたどっていくと、そのプログラムの全容がアップされている。
http://www07.jaycee.or.jp/2007/strength/modern/uploads/smartsection/14_program.pdf
 「誇り」というアニメーションを使った事業であるわけだけど、その内容は、日本の戦争は自衛のための戦争、アジアの独立のための戦争だったという、靖国史観そのものである。それが文部科学省が認定したプログラムとして、すでに一部の学校に持ち込まれている。安倍首相は、青年会議所の機関誌で、このプログラムもテーマにした対談を、会頭とおこなってまでいる。

 政府の中枢にタカ派・靖国派が陣取り、教育再生が叫ばれるなかで、教育現場では、すでにさまざまなことがすすんでいる。十分な警戒が必要である。

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