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2007/05/31

国会が壊されかかっている…

 国会が壊れかかっているというか、壊されかかっているというか、いま国会を見ていると重大な事態になっていると思います。たとえば、いわゆる「消えた年金」「宙にういた年金」といわれる問題をめぐって、年金特例法案が、提案された翌日に、わずか1日の審議で強行採決されるということが行われました。この問題をめぐっては、現在の年金制度の根本的な弱点――相互扶助と社会的な支援をミックスした制度が十分機能していないものになっていることにも関係するいうような論点もあり、安倍首相の見解には、ていねいな反論が必要な感じをもっているのですが、いずれにしろ、今回の問題の責任をあたかも、政府には責任はなく、国民の側にある責任を救済するというような政府の姿勢に対しては、国民誰もが納得できるものではないでしょう。にもかかわらず、まともな審議もなされずに、強行するのです。しかも、この問題の解決に責任を負うべき社保庁を、何ら検討もなく解体する法案とあわせて一気に成立をはかろうというのですから、もう無茶苦茶です。

 3分の2議席の奢りというものは、恐ろしいものです。同時に、そこから、どうしようもないほども、政権与党の焦りというものも感じます。なりふり構わず、いま力で押し切らないと、大変なことになるという焦りです。

 考えてみれば、今度の国会では、おどろくようなペースで悪法が審議され、可決されています。いずれ、抗した政治に対抗する流れが国民の中から強まることを予感するようにです。受けてたって、そうした流れを広げていかなくてはなりません!

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コメント

お邪魔します。
あなたの「国会が壊されかかっているという」認識は間違っています。
すでに壊されています。

2/3政権が最後の花火、もといミサイルを打ち上げていると見えますね。早く終わって欲しいし、次の政権に次々と作られた悪法を元に戻して欲しいと思います。しかし、民主党では教育基本法は元には戻さないでしょうね。

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» 国会議事堂は必要なのか [飯大蔵の言いたい事]
 民主主義の教育は小学生の頃だったか学級会で決定をするプロセスとして、受けたような気がする。もっともまともな議題はなく委員の選挙ばっかりだったような気もするが。とにかく、議題について議論をし、その議論を聞いた上でおのおのが判断し手を挙げると言うものだったか。そして少数意見を尊重せよと言うことだったか。    国会では、議案の提出があり、議員達が質問をし、閣僚が答弁する。議員達はその議論を聞いて、おのおのが判断し議案に投票する・・・てなわけはない。... [続きを読む]

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