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2007/05/12

自民党内からも教育再生会議に批判が

 今日も、朝、すっきりと起きられない。二男が6時半には家を出るので、かなり早い時間に否応なしに目覚めることにはなるのだけど。だるい体をひきずり、職場に向かう。週末、土曜日の出勤はつらい。正直いって年である。
 午前中は、会議。古典の文献のチューター、これは十分な準備ができなかったため、はったりで何とかこなす。年をとると話術でごまかしも利く?

 さて、今日は、2本目の原稿の仕上げにかかる。なかなかすすまない中で、なんだかんだと8時過ぎまで、かかりっきりで、何とか仕上げる。途中、メールで依頼の返事がくる。とにかく2つの仕事をすませたということになる。9時過ぎには、職場を出て、帰りの電車では、『現代の貧困』にとりかかる。結構、面白そうだ。

 さて、合間に、何本かの雑誌の論文などに目をとおす。ちょっと、気になったものは、桐野夏生が『現代』によせた、「文学は圧倒的不幸を救えるか」という文章。かなり、悲観的なものだが、「ワーキングプア、ドメスティック・バイオレンス、幼児虐待、女性犯罪者の増加……日本の社会が壊れ始めている」と切り込みつつ、世界のグローバル化の中で、言葉の意味を問う。ただものではない。講演を起こしたものなのだろうが、文体も意外なもの。

 おもしろかったのが、『世界』の「特集 教育に希望をつなぐために」のなかの「教育改革の改革を」という提言。真性新自由主義派と言えるような、自民党内部のマネジメントの観点からの教育再生研究会が発する教育再生会議に対する批判である。タカ派の議論は自民党内部からも、教育再生会議に批判が強まっている。名の通りマネジメントからの批判であり、教育論が十分に展開されているわけではないし、最終的な結論はまったく同意できるものではない。しかし、専門家が含まれていないという「委員の人選と事務局の動き方」や「前提となる問題意識のあいまいさ」「原因追求の軽視」などなどの批判の視点はまったくもっともで、正論である。読む価値は十分ある。こうした保守の内部からの批判が、今後、どのような力学をはたしていくのかも注目されるところである。

 そんなこんなの一日であったが、やっと、1週間が終わった。よく働いたととりあえず言っておこうか。

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