李鳳宇さんの言葉
今日の朝日新聞にシネカノン代表の李鳳宇(り・ぼんう)さんが、いまの邦画人気について、一文を載せていた。とても印象的な文章だった。そういえば、先日、「しんぶん赤旗」で、山田和夫さんと対談していて、それも面白かった。
李さんの文章は、ぜひ、朝日の紙面で読んでほしいのだけど。李さんは「映画文化がいい方向に進んでいる実感はもてない」という。原作が優先され、テレビ局や配給会社が参加し、俳優、主題歌を決め、最後に監督を決める。監督の顔が見えなくなったといっている。ありえないような娯楽的な映画が、極端に増え、よくねられた脚本、監督の哲学に裏打ちされた世界が見えないという。それは若い世代に目を向けすぎ、本を良く読み物事をよく知っている世代を映画館に呼び戻すことをしていないという。映画館がテレビになってはいけないと李さんはいう。「日本に映画はあるけど、映画文化はない」という批判を受けかねないという、李さんの指摘は同感である。
さてさて、李さんプロデュースの「パッチギ!LOVE&PEACE」。見に行きたいですね。
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