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2007/04/17

恐ろしい事件

 背中が凍りつくような恐ろしい事件である。

伊藤長崎市長撃たれ心肺停止 山口組系会長代行を逮捕(長崎新聞)  十七日午後七時五十二分ごろ、長崎市の伊藤一長市長(61)が同市大黒町のJR長崎駅前にある本人の選挙事務所前で背後から近寄ってきた男に拳銃で撃たれた。伊藤市長は長崎大医学部・歯学部付属病院に運ばれたが心肺停止状態。直後の同日午後七時五十四分ごろ、撃った男を選挙事務所の関係者が取り押さえ、殺人未遂の現行犯で逮捕。長崎署員に引き渡した。…

 事件の背景には、どろくさい話もあるようだが、本質はそこにない。民主主義が暴力に屈するのか?が問われている。事件そのものと、同時に、事件を許さないような世論を国民とメディアがつくれるのか、政治家が語れるのかが問われている。
 言論の世界に身をおく人間としては、つねに暴力に相対することは意識する。そうはいっても、自分はその直接の場に、身をおけばどうなのだろうか。加藤紘一氏の事件のさいには、世論やメディアの対応は必ずしも十分にひろがらなかった。容易に、暴力が跋扈することを許してはならない。抑圧ということを許してはならない。もう一度、政治とメディアの現状は、直視すべきでもある。

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政治」カテゴリの記事

コメント

こんにちは~~YOUさん~~
久しぶりです~
私はその期間中大学生になりました..
大学生になるからさまざまな事で忙しいですね~(笑)
この事件に対して韓国の新聞に記事がいて紹介しようとするつもりで来ました~
韓国の"京鄕新聞"という新聞です~
この新聞は私が思うにはちょっと左にある新聞です~
これを理解して見てください~

[餘滴]長崎
“その方の顔は聖畵版の木板の中で擦れて古くて悲しいような目をしてこちらを見ている.'踏んでも良い'と悲しいような目つきで私に言った.(遠藤周作の沈默)16世紀初めポルトガルで鉄砲を学んだ日本は鉄砲とともに入って来たカトリックを禁止する文物は受け入れるが宗教はだめだという二重政策だ信者索出を
ために聖母絵を踏むようにする踏繪が登場するこれに一揆した 3万名が沒死ができた.長崎大殉敎だ沈黙で神父Rodrigoが拷問と踏繪にあって 神様の沈黙の意味を悟る所も長崎だ
"本当に鬼が来たようだった.私は運が良かったが他の人々は全部燃えて死んでしまった."(JUNGさん編苦痛の歴史−原爆の記憶と証言’)
長崎の造船所に強制徴用された金さん(84)は
1945年 8月9日原子爆弾が落ちた当時をこんなに証言する
体が痛くて病院へ行くせいで生命は引き上げたが被爆の苦痛と記憶を全身に刻んだまま暮さなければならなかった
当時長崎にだけ韓国人が 2万名を越えた広島と長崎全体被爆者の 10%が韓国人だ長崎は日本にだけ悲しい名前ではない.
"こんな卑劣な事が起こっては他の国に日本を誇ることはできない.”
加藤紘一日本自民党前幹事長は伊藤一長長崎市長の被撃死亡に対してこんなに慨嘆した容疑者な やくざが利権問題で
市廳と摩擦をもたらした点が犯行動機で数えられるが釋然としない.
伊藤市長は'平和の都市’首長らしく保守派の'核武装'に反対した
以前市長も日王戦争責任論を主張した時1990年極右派の攻撃をあった.
被爆の記憶と右翼テロの組合はぎこちないが蓋然性を排除することはできない.

長崎は日本が外国と疏通する通路だ
そのため歴史の屈曲が多かった.カステラの元祖と同時に
オペラ蝶々夫人の舞台だ踏繪と被爆の記憶も鮮やかだ
朝鮮侵略を主導した明治維新勢力の本據地と同時に太平洋戦争の生産地でもある
その屈曲多い都市に市長の暗殺事件が加わった慘憺の一方では‘卑劣な事’と
致賻することはないという錯雜なことも残っているんだ ..

(ユ論説委員.)

韓国の Wという番組でロシア記者の暗殺を見た事がありました..
記者は真実がほしかったがプチンは真実を避けました
以前の記者のようにその女記者も暗殺されました.
私は日本は成熟した社会と思います~
伊藤さんも多分ロシアの女記者のように以前に脅威があったと思います
その脅威に屈服しないで最後まで自由と平和を主張したItoさんに敬意を表します


 どんなことがあっても絶対に許されない蛮行です。前市長は、核の問題では、しっかりした態度でしたが、日本の政治はなかなか複雑です。真相をしっかり究明することが大事なのだとも思いますね。
 さて、学生生活は充実していますか? うちの長男も大学生ですが、とてもとても忙しそうです。韓国も学費は高いんでしょう?

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» 長崎市長の銃撃事件について [日本国憲法擁護連合〜法大OBのブログ]
長崎の事件に関連して、いっそう「テロとの闘い」が叫ばれ、共謀罪の名前が今回かえられた「テロ謀議罪」で国家権力側はキャンペーンしてくる可能性が非常に高いです。 というのも、加藤紘一さんの実家が右翼にやられた際と、今回の報道の姿勢がまったく違うことを私らはちゃんと見抜いています。第一、ワイドショーの扱いからして違います。あのときは徹底して報道は遮断されていたし、動機・犯人の名前、団体すら隠されました。 今回は「いかなる理由のテロも許されない!あらゆる政治の自由をわれわれは擁護する」という自民党幹事長... [続きを読む]

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