全国学力・学習状況調査が実施されたが…
全国学力テストが実施された。
学力テスト:小6、中3対象に3万2700校で実施(毎日新聞)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)が24日、国公私立の約3万2700校で実施された。対象となる小6、中3の児童・生徒約233万人が取り組んだ。
テスト問題は国語、算数・数学ともに、身に着けておくべき「知識」(A)と実生活の場面に活用する「活用」(B)の2種類と、生活習慣などを尋ねる調査(アンケート)からなる。文部科学省は集計が終わり次第発表する方針。…
テストの内容は、
文部科学省は24日、全国の小中学校計約3万3000校で実施した全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の問題について、設問の狙いなどを発表した。国語と算数・数学の応用問題では、日常的な場面設定で、知識・技能を活用する力を評価するなど、国際学力調査の設問を意識した問題が多かったといいます(共同通信)。
問題と正答例、問題趣旨は、http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/etc/gakuryoku.htmlでPDF版をダウンロードできます。
この学力テストは、日本の教育の根幹を変質しなけない、大きな問題を含んでいると言わざるをえません。参考=教育基本法改正情報センターの論説。しかし、おそらく、この学力テストの実施を、知っていたりする人も多くはないでしょう。まともな議論が、なされたとは思えません。なぜ、文科省が「全員参加」にこだわっていたのか、その本当の理由にこそ、その秘密があります。それは、子ども同士、学校同士の競争を激化されることにほかなりません。
この学力テストに抗し、乗り越えるような、教育についての国民的な議論は、ものすごく急がれていると思います。
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