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2007/03/09

北海道のいじめ調査

 北海道教育委員会が、「いじめに関する実態等調査」の中間報告を発表しています。
 「chuukannhoukoku.pdf」をダウンロード

 その調査によると、いじめられている子どもは 
小学生 14,876人 9.7%
中学生  3,188人 4.6%
 という結果です。しかも、その実態を学校が掌握していたのは、それぞれ、1 4 . 7 %、2 7 . 6 %というのです。
 北海道新聞は、社説で、この調査をとりあげています。「匿名で行われた調査が、どこまでいじめの実態を反映しているかはさらに詳しい分析が必要だが、データの中には現状を探る手がかりが含まれている。」としたうえで、「子どもの声に耳を傾けながら、いじめ対策を練り上げる不断の努力が欠かせない」としています。
 この調査をめぐっては、北教組(日教組加盟)が、「定義が不明確」として、協力を拒否した。社説では、「自民党の特別チームが道教委などから聞き取り調査し、非協力の教員の処分を主張した。いじめ調査を政治的駆け引きの材料にしてはならない。教員処分に走る自民チームは、いかにして子どもをいじめから守るかという肝心な問題に向き合っているとはいえないだろう」と主張しています。

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