映画をめぐるタカ派の反撃
ジョン・ラーベという、南京大虐殺のときに、日本軍が侵入した後も南京にとどまり、「南京安全区国際委員会」の代表として中国人の命を救うことに貢献した人物の日記をもとに、映画「南京」が制作されています。ほかにも、日本の戦争責任を追求する映画がことしは7本もつくられるとか。それに対抗して、タカ派による映画もつくられるそうです。その1つは「南京の真実」。仮題ですが、あえてラーベの日記の邦訳のタイトルをつかう。タカ派議員の手で、支援する会などもつくられているそうだ。まあ、あきれてものが言えないが。
いずれにしろ、今年は、日中戦争が全面戦争へとなって70年。いくら、安倍さんが”「村山談話」を継承します””「河野談話」を継承します”と言っても、タカ派議員は、騒がしくしてくれそうだ。その度に、日本の政治は歴史認識を正面から問われる。われわれ国民にとってもそれは同じである。
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