日本の親はここまで「がんばる」…
ほんとうに日本の親はここまでがんばっているのかである。
時事通信配信の記事
下宿学生の親、3人に1人が借金=首都圏私大新入生の家計調査(時事通信) 昨年春に首都圏の私立大に入学し、自宅外通学している学生の親の3人に1人が、入学のための諸費用を借金で工面したことが19日、教職員組合でつくる「東京地区私立大学教職員組合連合」の調査で分かった。借入額も1985年度の調査開始以来、最高の207万円となった。 また、仕送りから家賃を差し引いた生活費(6月分の平均)は3万9100円で、1日平均1303円。11年連続で減少し、過去最低を更新した。 私大教連は「家計の苦しい状況は依然続いており保護者、学生とも負担が増している」としている。
調査の本文は
http://www.tfpu.or.jp/06kakeihutan070319.pdf
かく言うわが家も、同じ状況ではあるのだが。
北欧では、授業料は無料。生活費も、卒業後、収入に応じて返還する形となっている。いわば親の負担はほとんど存在しない。ここまで、献身的に、がんばるのは、東アジア的と言えばいいのか。
あるヨーロッパの研究者が、日本では子どもへの愛情を教育費で現すと言ったそうだ。強烈な皮肉である。
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