自衛隊の新しい広報活動
扶桑社から『MamoR(マモル)』という新しい雑誌が出されている。これは「日本の防衛を担って活躍している防衛省・自衛隊の日頃の活動・情報を広く国民に発信し、その報道活動を通して、日本の防衛に対する問題を読者に提議していく雑誌。毎月、日本の防衛に関する旬な特集や、自衛隊の基礎知識、日本各地に展開する部隊の活動紹介、装備品の紹介など、わかりやすい記事と、迫力満点の写真で、日本の防衛の最前線の情報が楽しく読める、防衛省公認のオフィシャル・マガジン。」――つまり、自衛隊の新しい広報誌とも言っていい。アイドルに自衛隊員の格好をさせて、ビジュアル系の雑誌に仕上がっている。兵器などに関心のある、美少女アニメマニアなども意識しているのだろうか。
自衛隊が、イラクにいくようになってから、それまで広報をになっていた人からも、いろんな意見が出されているようだ。そこで、産経新聞グループの力をかりて、広報活動をバージョンアップしようというのだろうか。
これまでの特集は、
創刊準備号 国際テロを根絶せよ! 「テロとの闘い」
創刊号 弾道ミサイルから日本をどう守る?
4月号 ガンダムも夢じゃない? 奮闘する技術研究本部を徹底解剖!
5月号 自衛隊 「真実のイラク・レポート」
本音のすべてが語られているわけではないが、自衛隊の主張はよくわかる。こうしたものを材料にして、このブログでも、自衛隊について、あらためて批判してみたい。日米同盟のもと、海外で戦争する部隊へと急速に変貌する自衛隊。そのことを抜きに、日本の平和は語れないのだから。
« ハゲタカ | トップページ | 大学でいまおこっていること »
「平和」カテゴリの記事
- 今日は3月10日。東京大空襲から80年。(2025.03.10)
- 前衛4月号ができています。(2025.03.09)
- ゼレンスキー氏「ウクライナに耳を傾けて」、会談決裂から一夜明け(2025.03.01)
- 世界中で人権が「窒息」 国連事務総長が危機感(2025.02.25)
- 30代の支持率、自民が3番手に転落 国民民主、れいわの後塵拝す 産経・FNN合同世論調査(2025.02.26)
「政治」カテゴリの記事
- 「続 薬禍の歳月 薬害サリドマイド事件60年」(2025.03.18)
- 「新ジャポニズム 第2集 J-POP“ボカロ”が世界を満たす」(2025.03.16)
- 保育士配置、4歳児「最適15人」 半数が「新基準不十分」(2025.03.15)
- 戦後最大の生活保護減額は違法、京都訴訟で逆転 6件目の高裁判断(2025.03.13)
- 78歳父親に執行猶予付いた有罪判決 “被告だけ責めるのは酷”(2025.03.12)
コメント