社会意識調査:「悪い方向に」教育がトップ 内閣府発表
今日、興味ある世論調査が公表されました。
社会意識調査:「悪い方向に」教育がトップ 内閣府発表(毎日新聞) 内閣府は3月31日、社会意識に関する世論調査結果を発表した。現在の日本の状況について「悪い方向に向かっている」と思う分野を複数回答で聞いたところ、教育が前回(06年)から12.3ポイント増え36.1%となり、98年にこの質問を盛り込んで以来最高で、初のトップとなった。高校の履修不足問題や、相次ぐいじめ自殺などが影響したとみられる。医療・福祉31.9%、地域格差26.5%も10ポイント以上の増加で過去最高を記録した。…
この調査は、いろいろな見方ができるし、必要だと思います。教育がトップということは、それだけ、子育てについての国民的な関心や願い、いじめ問題などの解決をもとめる要求の反映といえますが、同時に、この間の政治とメディアによる、キャンペーン、世論誘導の結果というつくられた面もあるように思えてなりません。ほんとうに、それだけ、「悪い」という評価がピッタリする実状になるのかもふくめて、あらためて議論や分析が必要な気もするのです。ただ、こういう意識が一面としてある以上、教育について議論するときには、そういう国民の心配と言うことを抜きにして語ることはできないのも事実でしょう。
まだ、HPにはこの調査結果については、まだアップされていません。くわしく分析したい調査でもあります。
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<社会意識調査>「悪い方向に」教育がトップ 内閣府発表http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070331-00000074-mai-pol 我が家も子育て世代に入ると思うけど、教育予算は年々減らされているようです。このままではこの国は滅びます。 教育に力を入れるという話題がたくさんあるけれど、教育にお金がかかるのは当然です。力を入れるという方向...... [続きを読む]
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