同じ職場の人から
同じ職場の、私の真ん前に座っている若い人から、私のブログをみつけたという話をされました。はじめて2年強、やっと見つけたかという感じですが(笑い)。別に隠しているわけでもなく、宣伝するわけでもなく。結構、職場でも知っている人は少なくないとは思うのですが、どれぐらいの人が読んでいるのかはよくわかりません。私の、職場で見せる思考の裏側を見られるわけですから、少し恥ずかしい気はしますが、まあ、いちいち考えていることを、こと細かくしゃべるのもめんどくさいし、コミュニケーションには役に立つと思いましょう。
たとえば、いまいちばん考えていることは、「教師について」。教免法の「改正」案が出てきて、いそがれるテーマです。今日、読んだ、私の尊敬する久冨善之先生の論文に、新自由主義に対する批判だけでは解決しないという問題提起がありました(これでは舌っ足らずで、誤解されるかもしれませんね、詳しい議論の紹介は後日)。この問題提起を、もう少し、知りたいと思って、今日は7000円もお金をはたいて、先生の本を買ってきました(トホホ)。この「教師について」と、憲法の師匠から出されている宿題に答える仕事、そして、「学費と奨学金」というのが今週の仕事です。目先の政治の動きとは、必ずしもピタッとくっつくているわけでもないのですが、なかなか大変な、日々です。
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はじめまして。
流れ着いた者です。
この久冨論文とは、何に掲載されたものでしょうか?
御教示いただけるとうれしいです。
投稿: K | 2007/03/14 14:43
私も同じ職場の人には言っていません。YOUさんと同じく、別に隠しているわけでもなく、宣伝するほどでもない・・・という理由です。
教師については、問われるテーマですよね。たしかに、目前の政治課題とは直結はしませんが、学生などと語り合っていると、教師論が問われていることを実践的に痛感しています。私たちの仕事をすすめるうえでの「教育的視点」も問われていると思っているのですが、それは内部の話^^;
「学費と奨学金」は来月号かな? 楽しみに待ってます。
投稿: 洋 | 2007/03/14 21:35
洋さん、お忙しいそうですね。教師論は、私にとっては、もう1つの仕事というか任務でもあったりするので。
さて、若者企画の感想もぜひお願いしますね。
投稿: YOU→洋 | 2007/03/14 23:53
すみません。このエントリーでは、不十分で誤解を受けそうですね。反省しています。後日、きちんとした紹介をしたいと思います。久冨先生の問題提起は、非常に、懐が広く、考えさせられるものです。 『<教育と社会>研究』という、研究会がつくっている雑誌のなかの論文が、すごく勉強になっています。市販はされていないのでしょうが。
投稿: YOU→K | 2007/03/14 23:57