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2007/02/08

グエムル 漢江の怪物

Main_photo3 今日は、取材がたて込んで、夜まで取材でした。それはそうと、家に帰ってから、ずっと見たかった「グエムル 漢江の怪物」を見ました。もう夜中ですが、ブログの日付は8日にしておきます(笑い)

 「助けて、お父さん!」
 正体不明の怪物がソウルのど真ん中に出現!
 娘をさらわれた家族は、怪物を倒すことが出来るのか?

 おかしくって、切なくて、ハラハラして、そして悲しくて。ラストは「えー!」。
 ものすごく面白かった映画です。多少、どこかでみたパクリっていうのもありますが、ストーリーも、絵も抜群です。背景には社会性も織り込んで。堪能の2時間です。

 ソウルの中心を南北に分けて流れる雄大な河、漢江。韓国の人々は、豊かな水をたたえる穏やかで美しいその河を、“平和の象徴”として愛していた。河岸には色とりどりの花が咲き乱れ、遊覧船がゆったりと往来し、天気のよい休日ともなると、家族連れや恋人たちが束の間の休息を求めて大勢集まってくる。その日も、河川敷はくつろぐ人々でにぎわっていた。まさか自分たちが、一瞬にして漢江が“地獄の象徴”に変貌する瞬間を体験することになるとは知らずに……。

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 売店を営むパク・ヒボン(ピョン・ヒボン)の唯一の心配は、図体だけは立派な大人なのに店番も満足に出来ないほど、まったく頼りにならない長男カンドゥ(ソン・ガンホ)のことだった。しかし、そんなヒボンの憂鬱も、今年中学に入学したカンドゥの娘、ヒョンソ(コ・アソン)の顔を見れば、すぐに吹っ飛んでしまう。祖父と父、アーチェリー選手として活躍している叔母のナムジュ(ペ・ドゥナ)、酒癖の悪い叔父のナミル(パク・ヘイル)の愛情を一身に受けて真っ直ぐに成長したヒョンソは、一家の希望の星であり、少々個性的すぎる彼らをひとつにまとめる存在だった。


 ヒボンに言われて、お客さんにビールとつまみを配達しに土手へ出たカンドゥは、河にかかるジャムシル大橋を指差して騒ぐ人だかりの輪へと入っていく。今までただの一度も見たことのない奇妙な“何か”が橋からぶら下がり、うごめいているのだ。人々が携帯電話やデジタルカメラで写真を撮り始めた時、“それ”は突然、動き出した! あっという間に土手から這い上がり、わけもわからず逃げ惑う人たちを食い殺し始めたのだ! それは、天国のようなリゾート地が、阿鼻叫喚の生き地獄と化した瞬間だった。

 ヒョンソの手を握り、死に物狂いで逃げ出したカンドゥだが、悲鳴をあげる人々の群れに飲み込まれ、ヒョンソとはぐれてしまう。気づいた時には遅かった! カンドゥの目の前で、正体不明の怪物〈グエムル〉が、その不気味に長い尻尾でヒョンソを捕らえ、漢江の深い水の中へと帰っていったのだ。

 被害者の合同葬儀が行われ、身も心も張り裂けるほど泣き叫ぶ遺族たちのなかに、パク一家の姿もあった。まもなく漢江一帯は韓国政府によって封鎖され、ソウルは麻痺状態に陥る。その混乱にさらに拍車をかけるように、政府はグエムルが感染者を死に至らしめるウイルスの宿主だと発表、漢江周辺にいた人たちを強制的に隔離する。その一方、アメリカ軍は秘密裏に開発した“エージェント・イエロー”という名の化学兵器だけが、怪物とウイルスの蔓延を食い止める唯一の手段だと主張して韓国政府に強く干渉するのだった。


 住み慣れた家、生活の糧、そして命よりも大切な娘のヒョンソを奪われ、抜け殻のようになっていたカンドゥの携帯電話に、1本の着信が入る。なんとそれは、助けを求めるヒョンソの声だった! 途切れ途切れの怯えた声で、すぐに切れてしまったが、間違いなくヒョンソは生きているのだ! 待っていてくれ、ヒョンソ。絶対に俺が見つけ出す! そう固く心に誓ったカンドゥは、もう昨日までの頼りない父親ではなかった。同じく燃え上がる決意を胸に秘めた家族と共に病院を脱出、パク一家は漢江へと向かった。

 パク一家を脱走者として指名手配し、ただちに捕えようとする政府。化学兵器を漢江に運び込むアメリカ軍。地下組織にもぐって武装を固め、ヒョンソの足跡を追うパク一家。そしてヒョンソは、グエムルの“巣”の穴に身を潜め、同じく生き残った一人の少年と、家族の助けを待ち続けていたが、刻一刻と限界が迫っていた。

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» グエムル 漢江の怪物 [銀の森のゴブリン]
2006年 韓国 2006年9月公開 評価:★★★★☆ 監督オリジナルストーリー [続きを読む]

受信: 2007/02/12 01:06

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