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2007/02/27

吉田首相暗殺を計画(追加あり)

ちょっと興味深いニュースです。

吉田首相暗殺を計画 旧軍幹部ら、CIA文書(共同通信)  【ワシントン26日共同】旧日本軍参謀本部の作戦課長だった服部卓四郎氏(故人)ら旧日本軍幹部らが1952年7月、当時の吉田茂首相の暗殺計画を立てていたことが、26日までに解禁された米中央情報局(CIA)の文書で分かった。  同年10月31日付の文書によると、服部氏ら6人のグループは、吉田首相が国家主義者らに敵対的な姿勢をとっているとして、同首相を暗殺し、首相を鳩山一郎氏に代えるクーデター計画を立てていた。…

 「しかし、服部氏の友人で元陸軍参謀の辻政信氏が「クーデターを起こす時ではない」などと説得。グループは計画実行を思いとどまったが、政府高官の暗殺を検討したという」と言うのです。
 服部卓四郎と言えば、占領軍のG2のウイロビーのもとで、日本再軍備の準備をした人として有名です。戦前の南進を、辻などとともに立案した張本人ですよね。旧陸軍の幹部によって、再軍備をすすめようとした服部と、もう少し、マイルドに再軍備をさぐった吉田。戦前につらなる戦後保守政治の内側であった、ある種の葛藤のあらわれでしょうか? 最終的には、吉田型の、表面上は軽武装のかっこつき「平和主義」的な保守が本流になっていったということなんでしょうね。これ、ちょっと中身を詳しく知りたいですね。

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コメント

服部卓四郎と言えばノモンハンをしでかし、ソレにも懲りず大東亜戦争中二度にわたり作戦課長の重責を担いながら、ガダルカナル、レイテと二度とも戦略を見誤った男。
ある意味では最大の戦犯にして全く戦争責任を問われることなく戦後は、服部機関としてG2に深く入り込んだ人物。
内剛外柔、温厚篤実、陸士陸大を優秀な成績で卒業した大秀才。
もしこの記事が事実であるなら本当に許し難い。

投稿: SS | 2007/03/03 00:08

 たしかに許し難い内容なので、こうした問題には注目していたいですよね。

投稿: YOU→SS | 2007/03/07 23:45

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