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2007/01/31

邦画の未来は?

 ちょっとしたニュースだ。

邦画の興行収入が洋画上回る 21年ぶりに過去最高千億円 (共同通信)
 日本映画製作者連盟は30日、06年の全国映画概況を発表。邦画の興行収入は過去最高の約1077億5000万円で、洋画の約948億円を上回った。興行収入全体に占める邦画と洋画のシェアが逆転するのは85年以来21年ぶり。邦画はアニメ「ゲド戦記」が76億5000万円、「LIMIT OF LOVE 海猿」が71億円の興収を上げるなど50億円を超える大ヒット作が6本に上った。

 ただ、上位にのぼっている作品は、それほどいいできばえではない(決して、悪い作品とも思わないけれど)。「ゲド戦記」はジブリの作品にしてはワクワクドキドキにかけるし、海猿は、現実の世界と乖離した物語になってしまっている。そこでの感動は薄っぺらいものにならざるをえない感じ。
 一方、小作品にいいものが多かったのは事実。たとえば「花よりもなお」だとか、「かもめ食堂」などは面白かった。「早咲きの花」も話題。まじめにつくられた作品が増えていることは、希望。
 本格的に、時代と向き合った作品。そんなものを望むのは贅沢だろうか。一方で、今年は石原慎太郎の作品なども登場する。邦画の未来は、曲がり角にある。

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コメント

「赤い鯨と白い蛇」「それでもボクはやってない」もぜひ!

 いずれも見たい映画ですね。なかなか、映画館に行く時間がないのが悩みですが。

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