ネットカフェ難民 漂流する貧困者たち
深夜に放映されたNNNドキュメント07の「ネットカフェ難民 漂流する貧困者たち」を、眠い目をこすりながら、みた。新聞や雑誌でのルポは読んだりはしていたが、映像をとおした、その告発は、切なく、つらく、悲しかった。
何らかの事情で、家族から離れ、仕事を奪われた若者たちは、携帯を頼りに日雇い派遣に登録し、その人賃金で、ネットカフェに暮らす。専用の格安コインロッカーに荷物をつめ、仕事に向かう。登場した若者たちは、あるものは、母子家庭で、家に仕送りをおこなうために都会で仕事についた…。そして、あるものは、虐待から逃れるために、家を出て働いていた。そこに襲う、下流ビジネスという悪魔。最初からの埋めようのない格差のなかで、「これ以上落ちてはいけない」と、必死で生きる若者たちの姿には、胸がつまる。これが、若者の労働力を、使い捨てする社会の行き着く先か。本当に、強い怒りを感じた。以下は番組紹介。
社会のあちこちで目に付く格差の広がり。生活困窮者を支援するNPOや生活保護ケースワーカーの間で最近話題になっているのが“現住所・ネットカフェ”という若者たちだ。「完全個室・宿泊可」と書かれたネットカフェ。東京だけでなく、大阪、仙台、札幌、北九州などにも孤独な宿泊者は存在する。ネットカフェといってもリクライニングシートがついた優雅なものではない。狭い部屋で堅いイスにひと晩中座ったまま何ヶ月も眠る。バイトを転々として食いつなぎ、健康や将来の不安を抱えながら希望が見つからない若者たち。その実態を追う。
« すっかりごぶさたしました。 | トップページ | 「NHKが番組改変」 200万円賠償命じる 東京高裁 »
「映画・テレビ」カテゴリの記事
- 「手塚治虫の戦争」(2026.08.14)
- VIVANTを見てみた(2026.08.12)
- 「視覚障害者たちの戦争」(2026.08.10)
- 8K映像で描く第二次世界大戦 熱狂(2026.07.27)
- 「揺らぐ世界秩序 “平和国家”日本の防衛力強化はどうなる」(2026.07.26)
「政治」カテゴリの記事
- 「手塚治虫の戦争」(2026.08.14)
- VIVANTを見てみた(2026.08.12)
- 「視覚障害者たちの戦争」(2026.08.10)
- 平和盆踊り(2026.08.09)
- 2年間の消費税食料品1%が(2026.08.07)
「経済」カテゴリの記事
- 2年間の消費税食料品1%が(2026.08.07)
- 今日は北の国に移動(2026.08.05)
- 自民党が社会保障教育を推進する新議連(2026.08.01)
- テック・クーデター(2026.07.29)
- 教科研の青年期部会、「母が生きた街〜沖縄・照屋のおんなたち〜」(2026.07.24)
トラックバック
この記事へのトラックバック一覧です: ネットカフェ難民 漂流する貧困者たち:
» ネットカフェ難民が全国各地に広がる [みかんの国の社労士開業への道]
ネットカフェで寝起きする若者は全国に――。個人加盟の労働組合、首都圏青年ユニオン(伊藤和巳委員長)などが10都府県のネットカフェで実態調査したところ、すべての都府県で、ネットカフェを生活の拠点にする若者がいることが分かった。これまで都市部の一部と...... [続きを読む]


コメント