「平和憲法・共同の候補の擁立」への疑問
「平和憲法・共同の候補の擁立」の運動は、これまでもさまざまな議論がなされてきました。私は、個人的には、この運動をになっている人の”うさんくささ”をふくめ、共同の進め方やあり様には疑問をもっていました。今度、東京での候補者の擁立をふくめ、だんだんと疑問の声が広がっているようです。
これまで、この運動の呼びかけ人でもあった、五十嵐仁さんが、現在の事態に疑問をHPで表明しています。
五十嵐さんだけではなく、何人かの人から、同じ様な疑問を聞いています。
あらたえて、平和と、統一のあり方を基本にたち返るべきようですね。
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あなたと同様に、五十嵐仁さんのHPを紹介して、現在の動向を批判をしている人があり、MLで返事を書きました。参考までに、こちらにもその返事を、コメントとして送らせていただきます。
○○君は、あなたと違って、共同候補の擁立には賛同していた方です。
○○君、事実関係を正確におさえた上での発言にすべきだと思います。
五十嵐仁さんのHP『転成仁語』を引用されていますが、事実誤認があります。
同じ賛同者の一人として、コメントしようとしたのですが、HP上で探した限り、受付けるところが見当たりませんでした。
このMLにもかかわっているかなりの人たちが、『擁立懇談会』『市民の風』の共同候補擁立の努力を続けてきました。しかし、現在時点で残念ながら実を結んでいません。(現在なお努力は続けられているようですが)
「7.7シンポジュウム」などが取り組まれ、共同で各党への要請もなされましたが、共産党は赤旗で報道されたとおりの見解と対応であり、社民党も理解はできるとしつつも、党として独自の選挙を取り組むことになりました。
そうしたなかで、『擁立懇談会』『市民の風』、とりわけ『市民の風』に積極的に結集されていた方々(弁護士の方など)との相談の中で、統一を呼びかけているる対象の主な政党が、それぞれ独自で戦うとしていることから、比例区での統一候補擁立は難しくなった。したがって、『擁立懇談会』『市民の風』のメンバー「有志」が、比例区の護憲統一候補の擁立について、ひきつづき努力することについては、この間の経過から理解・了解するが、残念ながら「私たち」の名前を出すことはできない。
「私たち」が努力してきた結果として、『なお引き続き選挙区での努力をしよう』、これが「党との関係で限界だ」ということで、現下の動きがあると聞いています。
したがって、選挙区ローカルの話はいろいろありますし、進展しているところも、そうでないところもあります。その延長線上に「東京」があるのかどうかも知りません。
五十嵐仁さんのHPに話を戻せば、そうしたことを踏まえて「有志」の代表として、前田知克弁護士が比例区について、確認団体をつくってでも、市民派の護憲の選択肢を作りたいとして努力をしているのであって、東京選挙区の動きとは直接関係ないと思われます。
そうしたことなどを踏まえての「呼びかけ」がなされているわけで、そのような経過も現状も理解できていない「賛同者への同意」であれば、わけもわからずに賛同者になるなど、自らの不明を恥じて、賛同者を即刻撤回すべきです。
○○君は、何の「賛同者」になっているのですか?
○○君の名前は、五十嵐仁さんと違って、『護憲の確認団体』立ち上げのための「共同提案者」にも「共同賛同者」にもありませんが。
○○君、あなたのような対応・対処が、あなたにそのようなつもりはないとは思いますが、結果として「党」への不信を増幅するだけではないでしょうか。
はらよし
投稿: harayosi-2 | 2007/01/15 23:12
むかし、「300議席を打破する会」とかいう団体があって、1990年の総選挙に、自民党が2議席もっていた神奈川1区ではなく、1議席しかない神奈川2区に候補者を立てたことがありました。結果的に、共産党の現職候補が落選し、その人も落選し、自民党が2議席を得ることができました。
そういうことを見聞きしてきた身にしては、単に「共同」などという人たちの素性を最初から信用しろ、というのは無理なことだと思います。たとえ善意であっても。
本当に善意なら、すぐに吉田万三さんを推薦する行動に出るべきです。そうしない人が何をいっても、信用しません、少なくとも私は。
投稿: 岩渕剛 | 2007/01/18 01:43