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2006/12/01

労働ビッグバンがやってくる?!

 厚生労働省の労働政策審議会などでは、ホワイトエクゼンプションや労働契約法制の議論、そして、パート法の改正や雇用対策法の改正が話題になっています。労働法制の行く手が気になるこのごろだったのですが、今度は、経済財政諮問会議で「労働ビッグバン」ということが提起されました

 近年、働き方や家族のあり方は大きく変化しているが、それに対応した制度改革は未だ実現していない。安倍内閣のめざす国づくりには、複線型でフェアな働き方を実現させ、働く人ひとりひとりが「働くことへの誇り」を持てるようにすることと、企業活力とを両立させることが必要である。このためには、関連制度を包括的・抜本的に見直す「労働ビッグバン」が不可欠となるが、これは、①効率的な労働市場の整備、②再チャレンジ支援、③生産性向上、④少子高齢化対策、など幅広い政策分野にまたがる改革からなるため、まず専門調査会で下記の課題を中心に検討して方向性をとりまとめ、その後の改革につなげてはどうか。

 とりわけ、今日の新聞で話題になったのは、「労働者派遣法は、真に派遣労働者を保護するものになっているか」という点、優しそうな文章ですが、いわんとしているところは、派遣を3年やとえば正規にする規定があるのは、派遣のためにならないという主張。この規制の撤廃のすすめだ。
 御手洗経団連会長の主張だが、もともとは八代氏の主張。氏は、結局は、労働の分野でも、一般の商品と同じように、その売買はすべて市場にまかせるべきで、規制は必要ないということなのだろう。それをすすめるのが「ビッグバン」というわけだ。これまでの規制緩和推進会議などで主張されてきたことだが、この言葉自身、浮上したり隠れたりしてきたが、いよいよ官邸を舞台に、その主張が展開されることになるということなのだろうか。
 ルールなき経済社会は、血塗られた野蛮なものへといっそう時代をさかのぼることになるのだろうか? いずれにしろ、注視をし、そして、人任せにしないで、しっかり勉強したい問題でもありそうだ。
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