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2006/12/15

若者の就労と…(パソコンは動かない)

 職場で仕事をしていると、午後7時頃より、突然、パソコンの調子が悪くなる。3時間ほど格闘したが、事態は改善せず、トホホの時間。ああ、あすからはどうなるのだろうか。買い換える金は、私にはない。たぶん、職場にも(笑い)。そういえば、2年前のいまごろ、同じように職場のパソコンがうごかなくなり、GAKUさんをはじめ職場で、善意の廃品?をもらいまくって(?)、何とか組み立てたのが現在のもの。なんとか、再インストール程度で、復旧するだろうか? ああ。

 さて、いま仕事もふくめ、関心をもっているのが実は、青年の雇用問題。実は、12日に、労政審が「人口減少化の雇用対策」と題する建議を出している。安倍さんの登場の経過から言っても、若者のところで存在する格差の問題や再チャレンジをふくめ、若者の雇用問題は、本来は、最優先の政治課題であるはず。しかし、まったくといっていいほど、政治の舞台では、光はあたらない(共産党の市田質問など、重要なものはあるが)。テレビで、ワーキングプアなどが、話題になったら、たたかいのレベルでは、光洋シーリングなどが話題にはなっており、それは大事だし、重要な成果であるのだけど。

 政策のレベルでは、若者の雇用の問題は、今度の労政審の建議でもあいかわらずの若者の責任論(就労意識と職業能力の問題)に解消している。そのことを含め、議論の内容が、とても不満なのである。もともと、教育研究のなかの労働グループといわれる人たち(なんのこっちゃ)とのつきあいのなかで、数年前から、フレーターだとかアルバイトの問題のについて議論をはじめて、トランジットといわれる議論などにはずいぶんつき合ってきた。そして、ここにきて、事態も様相も、一気に深刻化している。敬愛する松竹さんは、「謙遜」など優しい言葉をかけてくれているけど、正直、この分野を真面目に勉強してこなかったつけがいま、一気にきているという感じ。そんなわけで、集中的に格闘している。
 その松竹さんの議論に引き寄せていくのなら、「いちばんの問題は、それが正社員の労働までダンピングしてしまうことだ。パートや派遣などが増えれば、それに従事する人びとの労働条件が悪くなることは、当然の結果だ。正社員をパートや派遣に置き換えようという動きが生じることも、利潤を追求しようとする会社にとっては、当たり前のことだろう。 だが、こうやって、パートや派遣が正社員の代わりの仕事をするようになることによって、まず、正社員がやっていた残業などまで、パートや派遣が求められるようになった。なんといっても、正社員と異なり、割増賃金を払わないでいいのだから。 そうなると、その次には、正社員もパート並みの労働条件でいいのだ、ということになってしまうのだ。まさに悪魔のサイクルである」といっている点。最近、派遣とか、偽装請負とかが注目されているけど、それは大事な問題であるけど、同時に、増えている、20代の過労死だとかもくめ、構造的にとらえられないかという点。熊沢さんのなどに議論を、自分なりに受けとめたい。それは、たとえば、職場で広がる成果主義が、たとえば、本田由起さんの「ハイパー・メリトクラシー」みたいな議論と重なってくるなんていうのが、私なりの単純な理解。(熊沢本や本田本の勉強の成果はそのうちに書きますから)
 いずれにしろ、若者たちが、どこで、どのように、無権利で働かされているのか。
 我が子が、その渦に巻き込まれつつある時代である。そこと向き合うのは大人の責任でもあると思う。

 与党税調、防衛省昇格(特に後者は、私のテリトリーだし)など、書き込みたいことは多いんですけど。今日は、パソコンの事故で疲れました。
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コメント

最近、私の周辺で、急激に青年の雇用問題に注目が集まりはじめています。10日付けの週刊新聞に掲載されたことが一つのきっかけです。私は何年間か、運動面からたずさわってきたので、「いまさら」という気持ちもしているんですけどね。
YOUさんもおっしゃるように、労働の問題を構造的にとらえる必要性は感じています。そしてその出発点は、青年の実態への認識なんだと思います。県知事も「トヨタでそんな働かせ方をしているんですね」と驚いていたそうですし、実態への認識が共有されれば、行政も動かせるんじゃないか——と地方政治の現場では、感じはじめている所です。
ということで、19世紀のイギリスでは『状態』が出発点だったことの意味を、いろいろ考えている最近です。
あ、この本、まだ読んでません。今年中には読めるかな〜

投稿: | 2006/12/16 08:54

そのとおりです。いっしょに体操を指導している若者は、非正規労働者が多いんですよ。安い給料で 働かされています。なかには10年近くフリーター。しょっちゅう愚痴っていますが、なんともできません。私立の保育園で働いている女の子は いつも 「やめたい」と…。労働時間が長くて 聞いてみると 権利がほとんど保障されていず 使われています。もちろん組合もないし…。

投稿: yasu | 2006/12/16 09:09

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