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2006/11/14

希望を紡ぐ

 つらい一日です。いじめについては、何人かの人からコメントをいただきました。
 エコ次郎 さん、yasuさん、LEE JI HOONさん、☆のまほうさん…。新しくエントリーで、レスに変えさせていただきます。
 少し、驚いた数があります。読売新聞のWEBからです。

 いじめ問題のフリーダイヤル、1週間で相談2万7千件(読売新聞)
 いじめを苦にした自殺が相次ぐ中、子供の相談を受ける「チャイルドライン」のフリーダイヤルに、6日からの1週間で2万7622件の電話があったことが分かった。
 回線が不足してつながらず、実際に相談に乗ることができたのは2890件だった。
 NPO法人「チャイルドライン支援センター」(東京・港区)が、各地の民間団体と協力して実施。子供の悩み全般について相談を受け付け、「ネットで勝手に自分の名前を使われ、ほかの子の悪口を書き込みされた」(中学生)、「いじめられていることを家族に言えず、誰かに分かってほしかった」(同)などの相談があった。同センターの加藤志保事務局長は「友達や家族に話せない、いじめの切実な悩みを打ち明けるケースが多い」と話す。……

 子どもをめぐっての困難はかくも広がっているようです。
 もともと、思春期は、第二の誕生といわれるように、もろく傷つきやすい時期です。自分の思春期をふりかえっても、死というものは、いつも隣にあった時期でもあります。自分の子育てでも、どう子どもによりそい、向き合うのかは、いつも頭がいっぱいだったし、いまでもある程度そうです。
 数日前、朝日新聞で、村上龍の小説の次の一節の次の言葉に久しぶりに出会いました。「この国には何でもある。…だが、希望だけがない」。『希望の国エクソダス』の一節です。何年か前、思春期の進路の問題を研究している中学の先生に紹介され、読んだ本です。朝日の記事は、この言葉にひっかけて、東大の玄田さんの希望学のとりくみを紹介したもので、玄田さんのとりくみそのものは、彼は着想はいいけど、どうも本質には迫らない人だなあなんて感想をもっているのですが。
 それはさておき、いま、必要なのは、希望を紡ぐことなのかもしれません。たぶん子どもたちには、希望は見えない。大人が希望を語る、それがリアリティがないのなら、希望を拓く姿を見せる――希望を紡ぐこと。それから、もう1つ、子どもの声を聞き、よりそうこと。新聞やテレビのとりくみをあげつらう気がありません。たしかに、メディアも、いろいろ努力ははじめているようにも思えます。できるなら、新聞もテレビも子どもたちに声で埋めてみればいい、そう思うのは私だけでしょうか。
 もう1つ、こんな記事があります。
 自殺予告:石原知事発言で追い詰められた 高2からはがき(毎日新聞)
  東京都教育庁は14日、いじめ自殺に関する石原慎太郎知事の発言が「さらに自分を追いつめることになりました」などと書かれた自殺予告はがきが知事あてに届いたと発表した。差出人は「都立高校2年」とだけ記されており、同庁は各都立学校長に該当するケースがあれば連絡するよう指示した。……

 彼には、政治家としての資格はありません。
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