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2006/10/24

新任教員の自殺

 今日のテレビのニュースで、この事件をはじめて知りました。すでに6月の段階で、新聞などでは報道されていたようですが。
 今年、採用された新任の先生が、6月に自殺をしていたという東京、新宿の事件です。親御さんが、公務災害の認定を求めて、訴えたそうです。
 ネットで検索してみると次のような記事に会いました。
 新宿区立小の新任女性教諭自殺:新宿区「公務災害へ配慮」 /東京(毎日新聞)
 また、つぎのようなブログに見つけました。
 http://blog.so-net.ne.jp/eagle/2006-06-21
教員の方のブログで、自殺した先生の友人の方もコメントされています。

 先日、yasuさんが、私の「いじめ雑感」というエントリーに、コメントをつけてくれました。いまの学校が、文部科学省の言うことをおこなうための学校になっている様子を報告してくれています。そこでは、目標に追われ、子どもが見えなくなっている状況が浮き彫りになっています。
 きっと、この先生は、真面目に、子どもや父母との対応に悩み、誰に相談することもなく、追いつめられていったのでしょう。いまの学校現場は、新任の先生も、即戦力として、一人前の能力を最初から求められ、支える先輩との関係もつくれないという過酷な状況があるようなのです。
 このブログでも紹介した、昨年の、私の住む隣町の、学校のなかでの新任教師の自殺は、結局、その真相すらほとんど明らかになっていません。教員の働く職場の現状がどうなっているのか。子どもが豊かに育っていくためにも、光をあて、メスが入れられるべきなのかもしれません。それはいじめの解決にとっても重要なことでしょう。学校は、人間が人間として、尊重される、人間らしい場であらなければならないと思います。
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コメント

子どもたちをめぐる事件などを見聞きすると、教師の責任が過度に追及されているような感じもします。そんな中で、追い詰められていく人も出るのではないでしょうか。
以前、『新婦人しんぶん』に連載されていた小説で、中年の教師が若い教師を理解しきれない場面があって、歯がゆく思っていたのですが、それもある意味リアルだったのでした。

投稿: 岩渕剛 | 2006/10/25 01:02

 おっしゃるとおりだと思いますよ。中西新太郎さんなどが主張されていますが、消費文化という世界を軸に、子どもは大人の直接は知らないような世界をおも生きています。学校だけで、子どもをつかむのは不可能でしょう。そのことを前提に、教師が子どもに向き合って、子ども理解を深めようとしないと、福岡のようなことがおこるのだと思います。
 教師ってたいへんな仕事ですよね。私のまわりにも、ボロボロになりながら、がんばっている人たちがたくさんいます。教師のとりくみを支え、応援できる社会にしたいですね。

投稿: YOU→岩渕剛 | 2006/10/26 23:34

同僚の教師と話しをするのですが、「あと10年教師できるかな」 なんて あと「5年頑張ろう」なんて 励まし合っています。これで゜「教育基本法」が改悪されてしまえば、教師としての一番大切な 「創造と自由」がなくなり 国家の言いなりの教育に 窒息してしまいます。希望・夢のないどんよりした雲におおわれた学校になっちゃうよ。でも 多くの教師は、「賢い」から ちゃんと「順応」すると思いますよ。 

投稿: yasu | 2006/10/29 18:37

 大変でしょうけど、現場の先生たちには、やはり、ここで”魂”を見せてもらいたいと願っています。まだ、学校は死んだわけではないし、殺すわけにはいきません。子どもたちがいるんだから。そういう意味で、yasuさんたちこそが、私たちの頼りであり、よりどころなんだと思います。

投稿: YOU→yasu | 2006/11/01 00:17

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