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2006/10/20

いじめ問題、教育再生会議のテーマに

 いじめ問題が、政治の舞台でもとりあげはじめている。今日は終日、国会での審議もおこなわれたようだ。首相は記者にたいして次のようにのべたという。

いじめ問題、教育再生会議のテーマに…首相が表明(読売新聞)
 安倍首相は20日、いじめによる児童・生徒の自殺が続いていることについて、教育再生会議で議論のテーマとする意向を表明した。首相官邸で記者団の質問に答えた。
 首相は「いじめの問題は昔からあったのは事実だが、最近、極めて深刻化している」との認識を示した上で、「教育再生会議においても、この問題をどうすれば解決できるか、議論をしてもらいたい」と述べた。また、「学校、家庭、地域で取り組んでいくことが必要だ」とも強調した。

 昨日は、文部科学省が全国の教育委員会の担当者会議をおこなっている。そこで配布された、資料などを見てもいえることだが、実は、文部省は、いまから10年前に、いじめの対応についての基本的な方針を発表している。たとえば「いじめの問題に関する総合的な取組について」が、それだ。昨日の会議でも資料として配付されたようだ。
 この通知そのものは、大きくまちがったものであるとは言えない内容だとも言えるかもしれない。むしろ、読んでいる限り、なぜ、こうした取り組みが定着しないのかということのほうに問題があるようにも感じる。何も、事態の原因を文部科学省だけにもとめようとは思わないが、この10年の取り組みについての真摯な議論の先頭に、まず政府が立つことが求められているようにも思う。
 では、なぜ教育再生会議で議論なのか。現場や教育委員会の責任が大きいということを前提にしながら、文部科学省の官僚に責任を押しつけることにはならないのだろうかとうがった見方をしたくなるのは私だけではないだろう。政治もふくめ、真摯な自己分析と広い議論が求められる。そのことを忘れてはなるまい。
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