すすむ大軍拡への道
防衛庁は昨日、二〇〇七年度軍事費の概算要求を決定した。総額は、約四兆八八六九億円(1・5%増)。
しかも、同経費では、米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への新基地建設や、米軍岩国基地への米空母艦載機部隊移転などで「調査費等」を盛り込み、米軍嘉手納基地の戦闘機部隊訓練の本土移転では「訓練移転費」を計上。しかし、防衛庁は「現時点において計上すべき予算をあらかじめ確定するのは困難」とし、各経費の金額を明らかにしていない。
また、▽米軍キャンプ座間への陸上自衛隊中央即応集団司令部の移設、米軍横田基地への航空自衛隊航空総隊司令部の移設、空自車力基地への「ミサイル防衛」用の米軍Xバンド・レーダー設置の経費も盛り込む。米国の先制攻撃戦略を支える「ミサイル防衛」関連経費は、〇六年度予算の一・六倍、二一九〇億円にふくれあがる。地上発射型の迎撃ミサイルPAC3について、一部前倒し導入経費も計上。
文字どおり大軍拡への道である。これが「国益」だというのだろうか。
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冷静に考えなよ。
日本の軍事費はここ十年横ばい。
その間物価も人件費も上がるし
GDPも毎年上がる。
ミサイル防衛費がある分通常装備は削減されてるんだから
実質軍縮。
たったの1パーセントで大軍拡なら
毎年17パーセントも増えている中国は何なのだ?
20年間ずっと二桁増だよ。
その間に日本はどれだけ増えたか計算したかい。
そして毎年10パーセントも増えている韓国に
20パーセントも増えているロシアは?
来年50パーセントも軍事費を増やす台湾は?
それらの国を周辺に抱えながらも不安を抱かずに生きると言うのは無理な話だよ。
そんな中で軍縮しろだとか無茶を言っても納得できる人がどれだけいるのだろうか。
そして国民一人当たりの軍事費負担は韓国台湾共に日本より多いんだよ。
軍事費を人口で割ればすぐ分かる。
日本の軍事費が世界第二位と言うのも違う
アメリカ、中国、イギリス、フランス、ロシアについで第六位
そのうち二国は近隣に在り核も持って現在二桁増なのだからこれでも少ないくらい。
軍事費がGDPに占める割合も1%未満と最も低いし、
歳出に占める割合も6%弱とこれも最も低い。
そもそもこれは概算要求であって予算が決まったわけではないし歳出削減は来年も続くだろうから07年の防衛費は削減される可能性が高い。
ミサイル防衛費用は決まっているから煽りを食らうのはそれ以外の防衛費で軍縮も同じ。
何度も言うがどこの国も毎年経済成長しているのに経済成長率以下で軍事費が増えてもそれは軍縮と言うし
歳出やGDPに占める割合が減っても軍縮、兵員が減っても軍縮
3パーセント成長で軍事費が1%しか増えなかったら軍拡とは言わないのは子供でも分かるだろう。
なら周辺国で4%の経済成長なのに10%も軍事費を増やしている国がいれば不安に思いほんの少しでも軍事費を増やすのは自然なことだ。
現実には日本の防衛費は5年連続で減っているのに(ミサイル防衛費用含む)
それでも軍拡だなんて冷静に考えればおかしいと分かるはず。
自衛隊 24万人
ロシア軍 100万人
中国軍 240万人
朝鮮軍 110万人
台湾軍 35万人
韓国軍 68万人
在日米軍 4万五千人
これで大軍拡?
蛇足になるけど軍隊で国を守るくらいなら領土を挙げてしまえば?なんて考えているのなら他人様の領土ではなく自分の財産でそうして欲しい。
だって平和を訴える人の多くは平和を愛しているんじゃなく元々自国への執着がないから他人がどうなろうと知ったことじゃないと言う考えが根底にあるわけだからね。
それを他人の領土や財産を割譲して自己犠牲を払ったつもりになっている偽善者ばかりなんだから。
そして軍隊を否定した結果侵略を招いたり、若しくは何らかの損害を招いたとしても負傷者を助けたり侵略軍を糾弾するでもなく自分の無知を反省するわけでもなく「あたし非国民だから」とさっさと逃げて逃亡先でヒガイシャ面するんだろう事は間違いないだろうね。
投稿: 中西 | 2006/09/21 21:41