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2006/09/16

蟻の兵隊

Ari_sub2 昨日、映画人9条の会がおこなったとりくみに参加してきました。蟻の兵隊というドキュメンタリーの上映会です。

 今も体内に残る無数の砲弾の破片。それは“戦後も戦った日本兵”という苦い記憶を 奥村 和一 ( おくむら・ わいち ) (80)に突き付ける。
  かつて奥村が所属した部隊は、第2次世界大戦後も中国に残留し、中国の内戦を戦った。しかし、長い抑留生活を経て帰国した彼らを待っていたのは逃亡兵の扱いだった。世界の戦争史上類を見ないこの“売軍行為”を、日本政府は兵士たちが志願して勝手に戦争をつづけたと見なし黙殺したのだ。
 「自分たちは、なぜ残留させられたのか?」真実を明らかにするために中国に向かった奥村に、心の中に閉じ込めてきたもう一つの記憶がよみがえる。終戦間近の昭和20年、奥村は“初年兵教育”の名の下に罪のない中国人を刺殺するよう命じられていた。やがて奥村の執念が戦後60年を過ぎて驚くべき残留の真相と戦争の実態を暴いていく。
 これは、自身戦争の被害者でもあり加害者でもある奥村が、“日本軍山西省残留問題”の真相を解明しようと孤軍奮闘する姿を追った世界初のドキュメンタリーである。

 この山西省残留問題というのは、私もくわしく知りませんでした。藤原彰先生の著書で少し読んだことのある程度です。日本の軍隊の非人間性をうきぼりにする事件です。
 この映画がすごいのが、主人公の奥村さんが、みずからが軍人として、残虐行為をおこなった場に、訪れたとき、加害者の姿で中国人と対峙するシーンです。そして奥村さんは、加害の事実にも真摯に向き合いことになっていくのです。見ていて、自分もちゃんと生きなければとあらためて思います。さぼってはおられません。
 東京では、10月まで渋谷でやっています。ぜひみてほしい映画です!!!!
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