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2006/09/01

安倍氏の政権公約の奇妙さ

安倍氏が正式出馬表明 自民総裁選(産経新聞)  安倍晋三官房長官は1日午後、広島市内で記者会見し、自民党総裁選出馬を正式に表明するとともに、「美しい国、日本。」と題する政権構想を発表した。  政権構想では、21世紀にふさわしい新たな憲法制定を打ち出し、(1)世界とアジアのための日米同盟強化(2)中韓両国との信頼関係強化―を掲げたほか、教育の抜本的改革や中央省庁再々編の断行を強調した。 ……
 さっそく、政権公約を取り寄せてみた。わずか、4ページのもので、まあ予想されたものだが。  産経新聞にはその骨子がのっている。  ≪安倍氏の政権構想要旨≫  安倍晋三官房長官が1日発表した政権構想「美しい国、日本。」の要旨は次の通り。  【政権の基本的方向性】  ▽新たな時代を切り開く日本にふさわしい憲法の制定  ▽開かれた保守主義  ▽歴史遺産や景観、伝統文化などを大切にする  ▽家族の価値や地域のあたたかさの再生  ▽教育の抜本的改革  ▽民間の自律と、過度の公的援助依存体質からの脱却  ▽日本の強さを生かした積極的貢献  【具体的政策】  ……

 見てみて、目立つのが、新しい憲法の制定という点。この内閣の最大の使命とするのだろう。いよいよ改憲を掲げる内閣との対決である。
 同時に、戦後レジュームの改革をかかげ、占領下の憲法、教育基本法をつくりかえることを強調する。「世界とアジアのための日米同盟」を強化を掲げ、あくまでも対米従属を貫くことと、「戦後レジーム」から、新たな船出を
を、なんの躊躇いもなく、並べてみせる。何とも言えぬ奇妙さ。これは、対北朝鮮には「国益」を主張しながら、アメリカとの関係では、主権を主張しない氏の奇妙さとも一致している。
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