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2006/08/29

悲惨世代

Dw_h さまざまな雑誌でとりあげられるようになった若者の雇用問題ですが、今週は『週刊ダイヤモンド』で「リストラ父さん フリーター息子 悲惨世代」という大特集をやっています。「取り残された若年層 やりどころのない不満と悲痛な叫び」「中高年フリーター急増! 『働く貧困層』の驚くべき実態」「進む低賃金化 貧困層比率先進国2位の衝撃」とある。
バブル経済崩壊後の超就職氷河期に大学や高校を卒業し、就職がかなわなかった若年世代。同時期に企業が進めたリストラで職を失った中高年世代。親と子の関係に相当するこの世代を、本誌は「悲惨世代」と名づけた。
 目次をひろって見ると…

増大する若年層悲惨世代と中高年の「働く貧困層」
【フリーター息子 やりどころのない不満と不安】
  すべての始まりは“就職難”から 生活費に事欠く若年世代の不幸
  Column 賃金格差は一目瞭然! 正社員とフリーター時給比較
  「せめて再チャレンジをさせて」 若年層悲惨世代の声を聞け!
【貧困層比率先進国2位の衝撃!】
  非正規雇用者の拡大・固定化で日本の経済と社会は疲弊する
  Column 貧困層比率は先進国2位 OECDの警告と提言
  Chart 正社員vs非正社員 人生すごろく
【リストラ父さんの悲痛な叫び!】
  年収は生活保護世帯以下! タクシー運転手が語る残酷物語
  必死で働いても生活できない! 中高年ワーキングプアの悲惨
【派遣・請負労働者】
  広がる“平成の女工哀史” 製造業非正社員の過酷な現場
【脱不公平社会の処方箋】
  若年失業者の職業教育と訓練の充実で対応せよ!

 なかなかの総掛かりな特集である。
 怒りは伝わってこないのが、『ダイヤモンド』だからか。再チャレンジ社会に期待をよせるがどうやら問題を解決できそうにないこともわかろうというもの。
 問題の解決に、働くルールづくりや職業教育など、政治や行政の役割は大きい。が、個人的には、労働組合の再構築が大事だと思っている。どんな施策があっても、資本は、その抜け穴で儲けを追及する。働く現場の力関係をかえ、監視、抑止できるような労働組合の役割が求められている。これはたしかに日本ではやっかいな課題だが、その自覚が求められているとも思う。

 PR特集で、日本青年会議所が、「格差社会」を15pで特集。青年会議所だから、格差を容認する論点が多いが、そういう特集は、また、その層の意識や意図をかいま見ることもできて面白かったが。
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