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2006/08/01

安倍晋三の貧困…

 『美しい国』の後半の感想です。憲法の安全保障の問題、少子化と社会保障の問題、そして教育の問題です。結局、ここでも国民主権の日本という視点はありません。政治はすべて、為政者が国民にしてあげている行為といいたいのでしょうか。そんな姿勢を強く感じます。国民の権利という視点がまったくないのです。
 そのうえで、アメリカへの盲目的な追随と憲法「改正」への思いは、異常な執念と感じます。一方で、社会保障の議論の薄っぺらさ……。教育にいたっては、この間右派勢力が好んで議論してきた、イギリスの教育改革の都合のいいいいとどりです。この点については、かつて勝野東大助教授の講演を紹介しましたので、リンクをはっておきます。いつもは、本の紹介では、写真をつけるのですが、正直、その価値もない、貧困な議論が綴られています。ただ、少しは経験を政治家としてつんだんでしょう。きれいな言葉で綴られてはいるのですが。
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» 「美しい国」とは美国のことか [飯大蔵の言いたい事]
美しい国へ内容(「MARC」データベースより) 「日本」という国のかたちが変わろうとしている。保守の姿、対米外交、アジア諸国との関係、社会保障の将来、教育の再生、真のナショナリズムのあり方…。その指針を明示する必読の一冊。 いや素晴らしい本です。もう読んで3日ほどなるのですが、未だにその効果があります。心に響くというか、どういえば良いのか、・・・・... [続きを読む]

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