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2006/08/02

請負補助金問題と県議会の追及

 朝日新聞が、請負問題の追及第3弾です。

 受給後、請負に変更 派遣採用への補助金 松下系工場
 松下電器産業のプラズマテレビを製造する「松下プラズマディスプレイ(MPDP)」が今年3月末、尼崎工場(兵庫県尼崎市)で県内在住の派遣労働者を新規採用したとして、県の雇用補助金2億円以上を受け取った後まもなく、補助対象外の請負への切り替えを進めていることが分かった。申請前から請負への変更計画を作成しており、今月中にすべて切り替えるという。クビが切りやすい請負労働者の活用を念頭におきながら、多額の雇用補助金を受け取っていた格好だ。……

 実は、この問題も、地元の県議会では、以前から問題になっていたようです。
 もともと、雇用補助金ですから、それを請負でなく、派遣で使われていたとしても、本来あるべき姿ではありません。そのあたりの追及からはじまって、実態を追及してみると、制度が認めていない請負という形態も発覚したようです。
 今年の6月の兵庫県議会での、中村県議(共産)の質問です。
 「大企業応援・不安定雇用広げる雇用補助金は見直しを」
 次に、雇用格差是正のため県の雇用補助金制度の見直しについてです。県は松下プラズマディスプレイ第3工場に続き、第4工場とあわせて、合計90億円近くの補助金を投入する計画です。
 これが本当に地域振興につながっているのか、当然検証すべき問題です。
 なかでも、誘致にともない「新規地元雇用」を名目として242人分、2億4540万円が補助されましたが、わが党の予算議会の質問のなかで、松下の新規雇用は、すべて派遣社員で、一部請負契約社員も含まれることが明らかになりました。
 ……知事はいまの若者を中心とするひどい働き方の実態をもっと認識するべきです。
 尼崎工場は24時間稼働で、12時間労働の2交代制、賃金は深夜手当てを含めても時給換算で1100円で、フルに働いても手取りは年180万円以下です。
 実際に働いている労働者に話を聞くと、「12時間連続で働くのはつらい。半年働いているが、半分くらいやめていった。」とか、「身体を壊して4日ほど休んだら今月の手取りは12万円しかない。いつまで働けるかわからない」と将来への希望はまったく持てないでいます。……

 違法な行為を許さないと共に、若者に人間らしい労働を!の声を少しでも広げていきたいと思います。
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