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2006年8月

2006/08/31

ランニングその後

 ランニングはその後、火曜日は歩き、水曜日は5キロゆっくり、そして今日は、つれ合いといっしょに5キロ歩きました。まあ、ゆっくり、のんびりですね。
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安倍晋三のごまかし

 いよいよ安倍晋三の出馬記者会見が明日行われます。明日の夕方のニュースは一色でしょうね。5時からだそうです。政権公約はどのようなものがでるのでしょうか。
 教育を最大の目玉にするという話が漏れ聞こえてきます。『美しい国へ』でも、イギリスの教育改革をもちあげながら、自身の教育政策を語っています。それは○国家への誇りの回復、○学力テストによる学力の向上、○教員の統制と質の向上などが中心でしょう。たしかに、イギリスではナショナルカリキュラムの作成とナショナルテストの実施をテコに、教育改革がすすめられ、一定の学力向上がはかられたことは事実でしょう(ここにも議論がありますが)。しかし、安倍さんの本ではこの経過でまったくふれないこともあるのです。最初のサッチャーは学力テストの結果で、教育に市場原理を徹底して持ち込みました。が、一転して、その後の労働党内閣下では、教育予算の増加がすすみ、少人数学級と教員の増員がはかられた。このあたりはまったくふれられていません。こんなことをふくめ、明日の政権公約を見ながら、安倍氏の政治姿勢を考えていくことにしましょう。
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2006/08/30

格差からの脱出 ~ブラジル・チリ~

060804_c 洋さんからコメントとTBをもらいましたが、私も、この「21世紀の潮流 ラテンアメリカの挑戦」の後編、「格差からの脱出 ~ブラジル・チリ~」を見ました。またまたつれ合いといっしょです。こういうものにつき合わされるのも大変でしょうね。

 世界最悪の「格差社会」、ラテンアメリカで今、新たな挑戦が始まっている。「平等な社会」を目指そうとする左派政権が、ブラジル、アルゼンチン、チリ、ベネズエラ、ボリビアで相次いで誕生したのである。これらの国々は、経済再建のため、早くからアメリカ主導の、「規制緩和」「民営化」「外資の導入」といった新自由主義経済を受け入れてきた。しかし、それは逆に「格差」の拡大を生み出し、人々は不満を募らせていった。
 ブラジルを始め、左派政権の国々が去年団結して反対したのが、アメリカが進めてきたFTAA(米州自由貿易圏)の構想だった。FTAA構想は、関税を撤廃し、多国籍企業により大きな自由を与えることで経済を活性化させようとするものであった。これに対し、左派政権の国々は、新たな市場を中国、インドなどに求めようとする、いわば「脱アメリカ」に動き始めたのだ。……

 前編のベネズエラが深さなら、後編は広さということでしょうか。ブラジルやチリは、アメリカからの攻撃にさらされるベネズエラなどとは違う課題や困難があるのでしょうね。サトウキビによるエタノール生産などのエネルギー政策だけでなく(これはこれで興味深かったですけど)、経済政策などをふくめ、もっとくわしく知りたいものですね。
 いずれにしろ、南米の変化なんて、ほんの数年前にはまったく知らなかったことです。世界は、この国の常識とはまったくちがう動きをしているようにも感じさせてくれます。先入観なくもっと世界をみたいものです。そのためにも事実を知り、知らせなければなりませんね。
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2006/08/29

基礎学力シンポジウム「日本の学校ー現実と未来」

Coe_1 朝から、グラビアの刷り出しに立ち会ったあと、職場の会議はネグって、東大の21世紀COE 基礎学力研究開発センターがおこなった「第5回基礎学力シンポジウム『日本の学校ー現実と未来』」に行ってきました。このセンターのシンポジウムを聞きに行くのは、2度目です。COEでお金をひっぱって、おこなう研究にどれほどの価値があるのかなど、半分は冷やかしだったりしますが(笑い)。前回は、PISA調査発表の直後だったでしょうか。
 さて、今日のテーマは、学力や教育政策などについての1万校の校長調査の結果の報告です。「学力像と学力評価」「社会変動と学校」「教師・研修」「学校経営」「財政措置」にわかれて、調査の結果を分析的に報告されました。
 もともと、学力の分析みたいなものが主眼だったこのセンターの事業。それが校長のアンケートで、現場の悩みに接近しようというのですから、それなりの面白さがあります。調査結果からは、さまざまな学校の苦悩が浮かび上がってきます。学校の内部よりも学校をとりまく状況の変化についての苦悩が大きい――家庭の教育力、子どもの変化、社会の学校にたいする理解・支持の低下…。とくに家庭の問題はびっくりするほど大きいことが注目されます。8割以上の学校が「学校が直面する問題に教育改革は対応していない」「教育改革が早すぎて現場がついていけない」と回答。また、全国学力テストについても8割以上が「結果を教育の改善にいかす方法が整備されていない」と冷淡な回答。そして、教育基本法改正についても3分の2が反対意見というもの注目されます。
 校長の認識として、重視しているのは教科書による教育であり、ドリルによる反復練習であり、躓きへの対応だと言っています。
 調査結果の、部分だけの紹介で、全容はしめされなかったのが残念なのですが、学校がかかえる矛盾と苦悩がある程度みえるものだったと思います。
 最後に、文科省の企画官が発言していましたが。財務から予算をどうとるかの苦悩はよくわかります。が、結界として、議論は、効率、数値化です。何が文科省をゆがめているのか、少し感じたりしました。
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悲惨世代

Dw_h さまざまな雑誌でとりあげられるようになった若者の雇用問題ですが、今週は『週刊ダイヤモンド』で「リストラ父さん フリーター息子 悲惨世代」という大特集をやっています。「取り残された若年層 やりどころのない不満と悲痛な叫び」「中高年フリーター急増! 『働く貧困層』の驚くべき実態」「進む低賃金化 貧困層比率先進国2位の衝撃」とある。
バブル経済崩壊後の超就職氷河期に大学や高校を卒業し、就職がかなわなかった若年世代。同時期に企業が進めたリストラで職を失った中高年世代。親と子の関係に相当するこの世代を、本誌は「悲惨世代」と名づけた。
 目次をひろって見ると…

増大する若年層悲惨世代と中高年の「働く貧困層」
【フリーター息子 やりどころのない不満と不安】
  すべての始まりは“就職難”から 生活費に事欠く若年世代の不幸
  Column 賃金格差は一目瞭然! 正社員とフリーター時給比較
  「せめて再チャレンジをさせて」 若年層悲惨世代の声を聞け!
【貧困層比率先進国2位の衝撃!】
  非正規雇用者の拡大・固定化で日本の経済と社会は疲弊する
  Column 貧困層比率は先進国2位 OECDの警告と提言
  Chart 正社員vs非正社員 人生すごろく
【リストラ父さんの悲痛な叫び!】
  年収は生活保護世帯以下! タクシー運転手が語る残酷物語
  必死で働いても生活できない! 中高年ワーキングプアの悲惨
【派遣・請負労働者】
  広がる“平成の女工哀史” 製造業非正社員の過酷な現場
【脱不公平社会の処方箋】
  若年失業者の職業教育と訓練の充実で対応せよ!

 なかなかの総掛かりな特集である。
 怒りは伝わってこないのが、『ダイヤモンド』だからか。再チャレンジ社会に期待をよせるがどうやら問題を解決できそうにないこともわかろうというもの。
 問題の解決に、働くルールづくりや職業教育など、政治や行政の役割は大きい。が、個人的には、労働組合の再構築が大事だと思っている。どんな施策があっても、資本は、その抜け穴で儲けを追及する。働く現場の力関係をかえ、監視、抑止できるような労働組合の役割が求められている。これはたしかに日本ではやっかいな課題だが、その自覚が求められているとも思う。

 PR特集で、日本青年会議所が、「格差社会」を15pで特集。青年会議所だから、格差を容認する論点が多いが、そういう特集は、また、その層の意識や意図をかいま見ることもできて面白かったが。
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2006/08/28

政党ビラ配布は住居侵入に非ず、58歳僧侶に無罪判決

 嬉しいニュースというか。よかったですね。ほっとしました。

政党ビラ配布は住居侵入に非ず、58歳僧侶に無罪判決(読売新聞)
 共産党のビラを配るため東京都葛飾区内のマンションに立ち入ったとして、住居侵入の罪に問われた同区の僧侶、荒川庸生被告(58)の判決が28日、東京地裁であった。
 大島隆明裁判長は、「マンションへの立ち入り行為に正当な理由がないとはいえず、違法な行為とは認められない」と述べ、荒川被告に無罪(求刑・罰金10万円)を言い渡した。……

 判決によると、「マンションへの立ち入り行為が住居侵入罪にあたるかどうかについては、『目的や状況が社会通念上、容認できない行為かどうかによって判断すべきだ』と述べ、その上で、〈1〉配布物の内容が犯罪行為を助長するようなものではない〈2〉立ち入った時間帯は昼間で、滞在時間も7~8分だった〈3〉部外者の立ち入り禁止などの張り紙があったが、明確な意思が来訪者に伝わるような表示ではなかった――ことに加え、同マンションで宅配メニューなどのビラがドアポストに投函(とうかん)されていた点なども指摘。『最近のプライバシー意識や防犯意識の高まりを考慮しても、ドアポストにビラを配布する目的で、昼間に短時間立ち入ることも許されない、との社会通念が確立しているとはいえない』と述べ、無罪と結論づけた」そうです。
 妥当な判決とは言えますが、類似の事件の今後の動向も注目していく必要があると思います。
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はははは走れな~い!

 この1年ほど、急にブクブク太ってしまい、少し異常な状態だということで、久しぶりに走ってみました。30代のころは、ずいぶん走り込んでいたのです。少し走れば、慣れるだろうと思ったんですが、甘い。まず、体が動かない。息が苦しい。わずか4キロ強の距離を歩いたり、格闘しながら、時間をかけて何とか。
 とりあえずは、続けたいと思いますが、明日は筋肉痛がでるだろうし、うーん、これは。季節がよくなっていくので、週3,4回ぐらいは走れるようにはなりたいものですが、はてさて無理かなあ。
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これは空母だ!

02_03_02_00_c045 ちょっとしたことで、DDH16について、少し話を聞く機会がありました。DDHというのは海上自衛隊のヘリ搭載護衛艦のこと。護衛艦とは自衛隊特有の呼び方で、世界標準で言えば、駆逐艦でしょうか。DDH16は、1万3500トンの船とされているので、巡洋艦と言った方がいいのかもしれません。戦前なら戦艦クラスです。
 しかし、その形状は、まるで空母ということが数年前から、話題になっていました。ヘリは4機常駐ということですが、実際には20機ほど積めるとも言われています。話で話題になったのは、ヘリだけでなく、垂直離着機が発着するのかということ。同じ形状の輸送鑑「おおすみ」ができたときも、同じことが話題になりましたが、そのときは、甲板の厚さがハリアーなどの発着の排熱には耐えられないとか言われていました。今回は、それはないようです。むしろ、垂直離着機は、着陸のときはエネルギーの消耗はないが、発射のさいには、燃料をかなり使うので、発信は、垂直じゃなく、通常の離陸をしたいとか。そのためには、DDH16は、艦の長さが短いので、船の先にジャンプ台がつくような形状になっているなどのうわさも数年前から聞こえていましたが。
 たぶん、自衛隊関係者も、この船は限りなく空母に近いと考えているでしょうね。少なくとも、専守防衛ということとはかなり距離がある兵器でしょう。ちなみに図は、『防衛白書』からです。
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2006/08/27

新自由主義とは何か

What_is_neoliberalism この夏に読んだ本の紹介もそろそろしていかなければなりませんね。まずは、敬愛する友寄さんの『新自由主義とは何か』という本。著者は、雑誌『経済』の編集長。
 新自由主義を論じたものと言えば、どうしても、イデオロギーとしての新自由主義や政治理論としての面を論じたもの、その関係で議論を展開したものが多い。そのなかで、本書は、経済理論や経済政策をていねいに論じているところが、最大の魅力と言えようか。
 読んでいておもしろかったのが、「『新自由主義』は、労働者をどう扱うか」の章。心に残るのは、最後の、市場経済の理論をおさえたところ。
 個人的には、現在の日本経済の局面との関係で、問題意識をもつ。とくに金融の投機化という問題。生産の発展の局面と、アジアでの隣国の経済発展のなかで、金融の投機化がすすんでいる。新自由主義の経済政策のなかで、金融ビッグバンがもった意味は小さくないと思うが、こうした問題なども、聞いてみたい気もした。
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脱アメリカ宣言 ベネズエラ 7年目のチャベス革命

Nsp060721a_1 一カ月前に放送のあったNHKスペシャル「21世紀の潮流 ラテンアメリカの挑戦第1回『脱アメリカ宣言 ベネズエラ 7年目のチャベス革命』」の再放送が、昨夜ありました。ビデオをとって、今日、つれ合いと一緒にみました。めずらしくつれ合いは真剣なまなざし。でも、眠気もあるよう。やはり、バレーボールのほうがおもしろいのかな?

 「アメリカの裏庭」と言われた中南米、ラテンアメリカでいま続々と左派政権が誕生し、アメリカが主導する南北アメリカの政治・経済の統合にノーを突きつけ始めた。
 アメリカはこれまで軍事力でラテンアメリカの政権を転覆し、IMF(世界通貨基金)や世界銀行などを通じて経済の構造改革を求めてきた。しかし、そうしたアメリカの対策が、独裁政権を生みだし、貧困と格差をもたらしたことに民衆が目覚め、当のアメリカに対して異議申し立てを始めたのである。……

 あらためて、ていねいに番組をみて、この国の革命の、底に深さというものがよくかわりました。新自由主義に対抗する、力強い流れが、確実に息づいているのです。
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佐倉連隊にみる戦争の時代

002 ずっと行きたいと思いながら、行きそびれていた、国立歴史民俗博物館の「佐倉連隊にみる戦争の時代」という企画展に、行ってきました。すごく面白かったです。
 そもそも日本の国立の博物館で、戦争や軍隊を正面からあつかったものはありません。そこが、日本の戦後政治や歴史認識の歪みの反映でのあるのでしょうか。その意味からも、限られた佐倉連隊の歴史の範囲のなかで、ひじょうに意欲的で、深い内容の企画だと思います。残念ながら9月3日までなのですが、このブログをお読みの方で、条件のある方は、絶対に見に行って欲しいと思います。
 内容は、明治維新のさい。幕府側だった佐倉城の会場から、明治になって、その場所に、第2歩兵連隊が置かれ、その後57連隊へ。西南戦争や日清、日露から、満州、ノモンハン、上海をはじめ中国への出兵、そして、グアム、レイテでの玉砕へと、兵士の姿をたどります。徴兵から、入営での兵士の生活、そして、どのように兵隊がつくられるのか。その兵隊は、戦地でどのように死んでいったのか……。
 戦地の兵士については、先日、このブログで紹介した、しょうけい館などで見てきました。しかし、兵営の実像というのは、実際にふれるのは初めてです。佐倉から出兵した兵士も、多くが戻ってくることはありませんでした。佐倉連隊という限られたテーマであり、もちろん侵略など戦争の全体像がしめされているわけではありませんが、無念の死を強いた日本の軍隊の姿を、いろいろな角度から知ることができました。
 ちなみに写真は、歴史民俗博物館の敷地内に残されている佐倉連隊の便所のあとです。
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2006/08/26

夏祭り

20060826180256 今日は、私が住んでいる団地の夏祭りでした。いわゆる自主管理の団地です。結構、結束力もあり、団結力もあります。行事となればかなりの人が参加します。数年前、理事長をやり、現在も専門委員会に2つほどかかわっています。準備から、終わりまで8時間、そのあと、数人で飲みに行って、疲れました。住んでいる地域での、人付き合いも大事です。大企業の現場の話もいろいろ聞けます。ちょっと驚くような裏話も飛び込んでくるんですねえ。
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2006/08/25

長男の帰省(その後)

 長男は、今夜、長野に帰っていきました。今夜は、長男及び二男がつくった夕食をいっしょにして、8時過ぎの、帰りました。5泊6日の帰省ですが、中学や高校の友だちと遊んだり、保育園時代からの幼なじみとあったりして。1年ぶりの帰省ですから、親にとっても楽しい時間でした。まあ、まだまだ心配だし、いろいろ苦労されるんでしょうが。今度はいつ会うのかなあ?
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タッチ

Touch 原作の漫画は、私が20代のころのもの。読んでましたね。少し、懐かしさを感じながら、仕事のピークも越えたこともあって、思わず見入ってしまいました。映画そのものは、まあ、なんというか、評価はしようがありませんが、若い頃の思い出もつまっていますから。でも、監督の犬童一心さんは、きらいじゃありません。ジョゼなってよかったし。私も、少し気持ちも若くね。
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2006/08/24

競争主義のなかで

 テレビを見ると、どこでも話題は、”ゆうちゃん”です。たしかに高校野球は感動的でしたけど、ここまで一色では。そして、一見、理解しがたい犯罪……。理解しがたい、企業による事件も続きます。何か、社会全体の人間的営みが弱まっている、そんな感じをいだかざるをえないようなニュースが続きます。
 まあ、テレビも新聞も、去年のいまごろは、総選挙モードに入って、夏休みがありませんでしたから、今年は、夏休みモードが強くって、あまり手間をかけずにつくっているという印象が強いですよね。深みがないというか。社会全体は、やれ、競争だとか、効率に覆われていますから、より深みのない、人間性の見えてこない情報だけが垂れ流されているんでしょうかね。こちらはあまり夏休みもとれず、仕事をしているわけで、ちょっと、イライラしています。
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2006/08/23

学生論にどう接近するのか

 つれ合いが、いま大学にも通ったりしています。そこで、研究室のありようをめぐって、さまざま事件もおこったりするようです。全国教研でも、小中高の受け手としての大学教育の実態も、一つの角度からの問題となりました。
 ある30代の研究者は、若い世代の右傾化について、危惧の念を語っていました。昨日の、朝日の特集にあるような指摘です。どうやら、ナショナリズムの昂進というのは1つの傾向として否定できないようにも思えます。が、同時に、若者の実際にそくして考えれば、もっと民主的な、広い視野での議論もできそうな要素もあります。何よりも、中国や韓国に反発するのも、共感するのも若者なのです。先日、政治教育という角度の議論をこのブロクでも紹介したこともありますが、「学力」という視点の一つの角度として、国民という規模で、教養の形成をどう考えるかは、もう少し、議論してみたい問題でもあります。一方で、雇用の不安定という実態のもとで。
 つれ合いの大学でも、どうしても学生の姿として問題になるのが、なかなか学ぶ主体になりきれない学生の姿です。実際の問題として、初等教育からの「負」の蓄積を、中等教育や高等教育がどう引き受けていくのかは、かなり重大な問題でもあるようです。
 私の前には、「長男」という、まあ、私の世代から見ればなかなか理解しがたい?子どもの姿があります(笑い)。彼らをどう励まし、いかに自立への道筋をともに考えていくのかも、私たちにとって、大きな課題でもあるんでしょうね。たくさんの宿題を、いつまでも宿題にしてはいけませんね。
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近ごろ考えることとは

 取材の日々から戻って、山とたまった仕事をこなすのも大変です。それでも、目の前の仕事は、何とかこなせそうでしょうか。
Photo_2 職場に戻れば、いろいろワイワイ話はします。今日、話題になったのは、昨日のテレビ『最後のナイチンゲール』。いわく、ナセキョウの演技は、学芸会? ありえない話? でも、それはそれで、ぐっと伝えるものもないわけではないし、こういう話だから伝わるものもあるとか。
 今月は、教育関係の取材を続けながら、米軍再編だとか、自衛隊の問題にとりくんでいました。根はいっしょだといっても、ずいぶんちがう話です。だいぶ頭は疲れました。ただ、すごく、憲法の構造ということを考えました。そのことも、ちゃんと整理して、書き込みたいものですね。
 次の目の前にあるのは、安倍晋三さんでしょうか。政権公約の姿がだんだん明らかになりつつあります。憲法の問題、歴史認識の問題、そして教育の問題は、どうしてもとりくまなければなりません。少し、メモをつくって、このブロクでも議論したいと思います。ぜひ、楽しみにしておいて下さいね。
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2006/08/21

夏バテだあ

 ここ数日、飲む機会が多かったこともあるんでしょうか。明らかに、夏バテです。疲れました。
 取材にでている間に、通常の仕事がたまって、正直たいへんな仕事量です。ああ。
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2006/08/20

長男の帰省

 長男が一年ぶりに帰ってきました。言いたいこともたくさんありますよね。
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一区切り

 夏の教育研究集会関連の参加も、今日までの全国教研で最後です。初日をのぞいた3日間の全国教研の参加は、頭も使い結構疲れました。夜も、いろいろな先生方とおしゃべりをしたり、お酒も飲みますから……。たくさんのことを今年は学んだ感じです。買い込んだ本を読みながら、その成果は少しずつ整理をしていきたいと思います。お楽しみに。
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2006/08/18

教育におけるイマジネーション

 へんなタイトルですか? 今日は、全国教研にいってそんなことを感じていました。
 私のまわりには教師がたくさんいます。だから、なぜ、教師にとってかくもたいへんだ状態なのか、などをどうしても考えます。全国教研はそんなことを考えながら、いつも参加する「教育課程・教科書」の分科会に参加してきました。そして激しく感動したのが、ある関西の小学校の卒業生の子どもの権利章典という贈り物の実践です。これを、私の問題意識にひきよせて言えば、教育におけるイマジネーションです。報告者の先生に話をすると、「教育はいつもイマジネーション。話し合いのなかでイマジネーションがあるし、子どもがどんな反応するのかと」と。
 変な話ですが、先日「ゲド戦記」の話をしましたが、宮崎吾郎さんの映画もおもしろかったですが、駿監督と比較すると全然ちがいます。ドキドキ、ハラハラと物語に引き込み力がちがいます。そのイマジネーションの差ということを感じました。教育現場とは、直線的に同じでありませんが、子どもと教員がつくる文化的な空間としての教育の場に、そういったイマジネーションが発揮できるのかという問題がとても、ほんとうはいまの教育にとって大事なのではないのかと思うのです。それは、とりあえずが個人の感性にたよっている面もありますが、本来ならば、教育現場というところで、集団の力で、維持できる世界でもあると思います。そういった、生き生きした人間的な営みを学校に再生するために何が必要なのか、これだけ管理と競争が支配するなかでの答えのヒントをもらいなかが、考えています。
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2006/08/17

義姉との食事

 一日、バタバタと仕事をかたずけたあと、埼玉の全国教研にきている、義姉と、その妹の私のつれ合いと、3人で飲みに行きました。職場のこと、子どもたちのこと、父母たちのこと、いろんな愚痴や、教師としての喜びや楽しさなど、数時間のひとときをすごしました。
 さて、私も、明日から教研に行って来ます。ちなみにつれ合いはレポーターだそうです(笑い)。
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2006/08/16

日常の生活へ

 高原でアブに噛まれた指の腫れもひいてきて、やっと普通の生活にもどりつつあるようです(笑い)。
 今日は、朝、8時すぎに職場へ、夜12時前に帰宅。たまった仕事をがんばって片づけます。これも、日常の風景ですね。職場の食堂や、付近の食堂が閉まっていてこまります。あまりお金もかけれらないので、コンビニ弁当や、カップラーメンと言うことになってしまいます。ほんとうは、もう30分早く起きて、弁当をつくればいいんだけど。この暑さで、参っていて気力がおきません。去年は、受験生の子どもの昼食、夕食と2食つくっていたのにね。子どもが高校生になると、勝手に何とかしろってね。少し、反省して、弁当でもつくろうかなあ。
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2006/08/15

韓国では光復節

 一方、韓国は今日、光復節である。この韓国にとっての祝賀の日にかなたの人はどう靖国参拝をみたのか。
 韓国の朝鮮日報から

 盧大統領「日本は過去を反省し、謝罪を裏付ける実践を」
 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は61回目の光復節記念式典での式辞で「北東アジア地域の新たな統合の秩序を構築し、地域平和と協力秩序を揺るがす覇権主義に対して警戒しなければならない」と述べた。
 ……
 盧大統領は最近の日本を含む韓半島(朝鮮半島)周辺地域の情勢について、「不幸にも北東アジアには、今も過去の不安な時代の遺物がうごめいている。日本の憲法改正論議について憂慮しているのもそのためだ」と日本に批判の矛先を向けた。
 そして「第2次大戦が終わって長い歳月が流れた。平和憲法の改正論議そのものについて、その是非をうんぬんするのは出過ぎた行為かもしれない。しかし日本は憲法を改正する以前に、過去を心から反省し、謝罪を裏付ける実践をすることで、過去のようなことを繰り返す意思がないことを証明しなければならない」と強く注文した。 ……

 批判は、大統領や与党から出されているわけではない。野党のハンナラ党も同様だ。
 ハンナラ党「小泉首相の靖国参拝は現代版第2の侵略」
 野党ハンナラ党スポークスマンのユ・ギジュン氏は同日、「光復節の日に靖国神社参拝を強行したことは、被害国のまだ癒されていない傷に塩を塗るのと同じ行為。これは侵略行為を正当化するものであり、小泉首相による現代版第2の侵略」と批判した。
 またユ氏は「小泉首相の靖国参拝は、日本が依然として帝国主義の妄想に取り付かれているとの疑いを持たざるをえない。靖国参拝は結果的に日本を国際社会から孤立させる」と警告した。

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首相の靖国参拝

 朝のニュースを見ながら、腹の底から腹が立った。小泉首相の靖国参拝である。いったいこの人は何ほどのことをしたいのだろうか?
 つれあいの実家に帰省中、テレビでいくつかの番組を見た。NHKスペシャルの「日中戦争」は、いかにこの国に力での威嚇以外に外交というものが存在していなかったのかをまざまざと見せつけられた。それが、現在のこの国の姿と重なってしまう。
 昨日や今日のテレビでやっていた、靖国へのA級戦犯の合祀の真相のニュースもおどろきだった。厚生省内の旧軍人脈の動きと、靖国のなかでの推進派の動きそして松平宮司の役割……。そのなかからは、かつての戦争は自存自衛の戦争だったと正当化しようとする靖国派の意思が明確にうかびあがってきた。
 そして、小泉首相の靖国参拝だ。
 今日、移動して、自宅に帰ってみると、おどろくことが起こっている。靖国の朝日の取材拒否。そして靖国参拝に批判的な発言を続けていた加藤紘一氏の自宅の全焼……。NHKの今日のスペシャルは、少し異様な雰囲気と内容。ナビの音声だけで聞いていたので、わかりづらかったのだが。首相の参拝の若い世代の支持の高さは驚かされた。これが世論のすべてを反映しているわけではないだろうが。
 ぜったいに、軍事大国への歩みを許してはならないし、人権の蹂躙は許してはならない。強い気持ちを持たなければと痛感した一日にではある。
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2006/08/14

ゲド戦記

二男といっしょにみてきました。思った以上によかったですよ。

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2006/08/13

山歩き

山歩き

昨日の夕方から、天気はすっかり回復して、今日もいい天気。キャンプの撤収をした後、斑尾高原の山歩きです。希望湖から沼の原湿原。たっぷり二時間歩きました。鳥の声を聞き、虫や花を眺め、たまにはこんな時間をもたないとね。お昼は高原のレストラン。ビールのおいしかったこと。

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2006/08/12

一茶記念館など

一茶記念館など

斑尾高原二日目。昼前後は雨模様。散策をあきらめ、野尻湖ナウマン像博物館、小林一茶記念館。温泉は、まだらおの湯。しあわせ。

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2006/08/11

キャンプ

キャンプ

斑尾高原に来ています。キャンプです。

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若い教員の自死

 昨日(正確には一昨日)につづいて、今日も午前中だけ、教科研の大会へ(午後からは仕事)。「教師の危機と希望」という分科会に参加した。久冨先生の新聞記事から見るこの一年の教員という報告のあと、各地の教員をめぐる問題が報告された。そこで、つぎつぎ出されたのが、ベテラン教員のうつ病そして退職とともに、若い、新任の教員の自死の例の数々。教員の自殺の数も驚くほど多い。
 しかも、それを学校が対応できなくなっている。たとえば、報告された越谷市の例では、早朝、学校で新任教員が自殺したのだが、そのまま予定されていた授業も参観もおこなわれたという。長崎の事件で、少女のよる殺人のあとも、給食を理由に学校を休まなかった異様さと重なる。静岡の教員の抗議の焼身自殺も同じだ。学校はどうしてしまったのだろうか。
 子どもへの評価の細分化、機械化。そして学校評価、教員評価。およそ教育的な活動にそぐわないような評価の肥大化が進行している。先の学校の異様な状況と、このこととは無関係ではあるまい。どこに、展望を見いだすのか。午前中の議論だけでは内向き。午後から抜けたのが残念。その答えを見つめていきたい。

 さて、あわただしい仕事の合間をぬって、明日から、ややまとまった休暇。ちょっと、帰省もあり。帰省中は、携帯からの投稿を期待していて!
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2006/08/10

三笠宮の謝罪

 今日の一部の新聞に、昭和天皇の弟の三笠宮が1989年に来日した江沢民中国国家主席(当時)に対し、宮中晩餐会の会場で、日中戦争に関して「今にいたるまでなお深く気がとがめている。中国の人々に謝罪したい」と伝えていたことが、中国の公式文書で明らかになったことを報じている。
 三笠宮は、戦中、1943~44年に、参謀として南京総司令部に勤務した経歴をもつ。藤原彰先生の本を通じて三笠宮の話を知って、私の手元にも、『帝王と墓と民衆』『古代オリエント史と私』の2冊の本がある。前者のなかに収められている「わが思い出の記」には、「罪もない中国の人民にたいして犯したいまわしい暴虐のかずかずは、いまさらここにあげるまでもない」などの記述もある。
 そうした経歴からの、人間としての自然な心情としての言葉だろう。中国の資料では「旧陸軍軍官として南京に駐在した。自分の目で日本軍の蛮行を見た。今に至るまで深く気がとがめている。中国の人々に謝罪したい」「歴史の真相をはじめから終わりまで若い世代に伝え、日中両国民の世代を超えた友好実現のために努力しなければならない」とのべたという。
 三笠宮は、戦後、直接日本を研究対象としなかったが、オリエント史では、ひじょうに科学的な議論をおこなっている。三笠宮の本を手に、彼の言葉にも耳を傾けてみたい。
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首相が8・15靖国参拝に意欲

 読売の配信から

 「いつ行っても同じだ」首相が8・15靖国参拝に意欲(読売新聞)
 小泉首相は10日午前、自らの靖国神社参拝について「15日だろうが、13日だろうが、いつ行っても(中国などは)批判している。いつ行っても同じだ。日本の首相がどこの施設に参拝しようが、批判される理由はない」と述べ、終戦記念日の15日の参拝に重ねて意欲を示した。……

 首相は、公約だと言っているようです。でも、世論調査でも、国民の過半は、首相の終戦記念日で靖国参拝に反対していることは明瞭です。5年前の総裁選での「公約」は生きていると言いますが、それが国民との関係ではなりたたないことは明らかなんですが。
 では、なぜ「公約」というのか。このブログで何度も紹介していますが、首相の靖国参拝は、そのことをつうじて侵略戦争を否定し、歴史を修正する「靖国派」のシンボルというべき主張です。そこにむけてしか、公約として意味をもちません。そう考えると、8・15の参拝は、「日本の首相が2度と戦争を起こさない(ため)、戦没者を哀悼するために、靖国神社に参拝するのは当然のことだと思う」とたびたび言ってきた主張は、本音ではなく、靖国派の主張と親和性があるということになってしまいます。
 これは、これまでの靖国参拝にもまして、深刻な意味をもってしまい、今後の日本の外交にも重大な汚点となります。ぜったいに許されない行為だと思います。
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2006/08/09

教科研大会

 今日は、職場での仕事は午前中で切り上げて、午後から、埼玉・川越でおこなわれていた教科研の大会に行ってきました。ことしの夏は、教育関係の研究集会をがんばってはしごしています。歴教協、全進研、そして教科研です。この後、教研集会にも参加の予定です。研究集会の参加で、時間が取られる分、仕事がたまって大変ですが、一方で、いろいろ議論を聞くことは仕事にとって不可欠です。
 さて、今日は予定通り、思いっきり遅刻して、文化行事と、田中孝彦先生の報告はパス(ごめんなさい)、太田尭先生の記念講演から。大家の大所高所からの話は、少しコメントをつくずらい。その後、高橋哲哉さんの特別報告。運動報告にしてしまったので、高橋さんの持ち味は半減。でも愛国心のところ、教育基本法が、偏狭な愛国心の押しつけの歯止めをもっていなというくだりはさすがに面白かった。愛国心のいう国家とはとの関係で、結局、それが、統治機構をふくまないとしたことの危険性などなど。
 その後、大分科会があり、学校評価と学校づくりの分科会に参加。まず、勝野正章さんの報告があって、これはさすがですね。学校評価と教員評価によって、教育関係の空洞化が生じていること、教育の市場化、商品化がすすめられようとしていること、しかし一方で目標の管理という統制が強まっていること、教育不信のもとで、どう学校や教職員に対する信頼を回復していくかということ。最後は対話と共同という提起だが、その線は現実には細く弱く聞こえる。このあたりは少し議論したかったような。
 会場を去ろうとしたら、知り合いの大会事務局の方から、飯をくっていけと(もちろん金を払って)。どうも交流会の参加がすくないよう。結局、交流会に参加して、知り合いの先生たち、若手研究者たちとおしゃべり。まあでも、そこでもしっかり仕事をして。関西の先生方とも少し交流して、元気をわけてもらった。
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憲法「改正」と地方自治

027009630000 本の紹介が続きます。
 一貫して憲法を護り、活かす運動とともにあった著者が、現在の改憲動向に対して現したのが本書です。本書は、現在の改憲動向の焦点に九条があることを明らかにしながら、近代の憲法がどのようにつくられていったのかをふり返ります。そこからは、日本国憲法が、「近代における世界憲法史の本流に属し、……平和の実現を本気で掲げる、模範的な作品になっている」という確信が伝わってきます。「人権を保障するために国家権力を拘束する最高の法規範」として豊かな内容をもっていることが学べます。
 著者は、自民党の改憲案が九条とともに八章の地方自治を全面書き換えしていることに注目します。その理由として、地方自治が日本国憲法制定にあたっての核心の一つだったことをあげています。『地方自治の憲法学』という名著がある著者ならではの指摘です。「宝」として、憲法を活かす道を力強く訴える一冊です。
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2006/08/08

戦争責任Ⅰ

026937120000_1 数日前に読み終えているので、忘れないうちに感想をメモっておきます。2部構成になっていて、1部のほうは、新聞で連載した特集。歴史研究者の協力をえたこともあるでしょう。読み応えがあります。もちろん、扱っている時代の限定や、用いている資料の偏りなど気になるような点もあります(が、詳しい分析は素人私には無理です)。でも、それなりに、幅広い議論も視野に入れていて、充実しているというのが感想です。
 ただ、2部のシンポジウムは正直がっかりです。櫻井さんの議論には、ほとんど開いた口が閉まらず、紹介する気力もわきません。せっかくの労作かなとも思ったのですが、これでは本の値打ちも台無しです。これで、バランスをとっているのかなあなんて思えてきて、やっぱり読売は読売かなんて、言いたくなってしまいました。でも前半
は読む価値はありますよ。
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若者が働くとき

026429670000 昨日のシンポジウムをうけて、シンポジストの本を読み始めています。いちばん関心をもったのが、乾さんの『18歳の今を生きぬく』で、この本から読み始めようと思っていたのですが、ちょっとしたことで、熊沢さんの『若者が働くとき』を読み始めた。熊沢さんの話は、昨日がはじめてではなく、数年前に、職場と人権研究会が東京で研究会をおこなったときに聞いたことがある。若者の劣悪な労働実態への関心はするどいものがある。この本も、まだ読み始めたばかりだが、労働関係を専門にしてきた人だけに、その他の若者論にはない視点がある。とくに、フリーターやニートの問題が、過酷な若者の労働実態と地つづきだという問題意識は、とても大事だと思う。熊沢さんは、朝日のあるコラムを紹介します。
 夏の終わり、この春に卒業した若者がキャンパスの就職相談室に訪れる。「こんな会社に後輩を入れないでくれ」の話。……一日一二時間労働。一ヶ月にたった二日の休日、その賃金が手取りで一三万円、半年働いて一〇キロやせた、といった話を聞くと、今時の若者はこらえ性がない、などとは言えない。なんで半年我慢したのだ、と怒鳴りつけたくなってくる。……労働組合によって職場を住みよくする、という発想をもてなくなった現代人は退職するか、我慢するか以外に方法はないのかも知れない。……規制緩和は「自己責任」の領域を限りなく広げる。……「朝日」〇四年九月一四日
 どこに変革の展望を見いだすのか、しっかり読んでみたいと思う。
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拡大する格差 労働経済白書

 今日の夕刊で、労働経済白書がいっせいにとりあげられています。すでに、実物は、厚生労働省の白書のコーナーで全文がアップされています。新聞の報道で見る限りも、興味深い論点が提示されています。
 たとえば朝日新聞のWEBを開いてみても

 20代の所得格差広がる 労働経済白書(朝日新聞)
 派遣やアルバイトなど非正社員が多い20代で所得格差が広がっていることが、厚生労働省が8日まとめた06年版「労働経済の分析」(労働経済白書)で分かった。20代では年収150万円未満の人が増えて2割を超える半面、500万円以上の人も増加。また正社員も成果主義の影響で賃金の差が広がり、40代後半では最も高い層と低い層の月収差が30万円を超えた。白書では、格差を固定化させないための対策の必要性を訴えている。……

 同じ、朝日のWEBに、次のような記事もあります。
 「年長フリーターの固定化、社会負担増」 労働経済白書(朝日新聞)
 厚生労働省が8日発表した労働経済白書(06年版)は、大手製造業の工場で「請負」を含む外部労働力の活用が増えている実情を大きく取り上げ、「就職氷河期世代の『年長フリーター』」がそうした不安定な雇用に甘んじている実情を詳しく示した。この層が社会的に固定化されれば、少子化のさらなる進行や将来の社会的負担の増大など「負のシナリオ」が現実になりかねないと白書は警告している。……

 夕刊を読むと、請負拡大に苦言などの指摘もあるようです。十分、検討に値するような内容であるようです。その内容はいずれ。ただ、もう1つの問題は、こうした状況を解決する実効性のある政策とたたかいです。多くが労働現場の問題です。労働組合の役割は大きいと思います。
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2006/08/07

若者に夢と働く場を

 全労働という労働省に働く労働者でつくる労働組合が主催した若年者雇用シンポジウムに参加してきました。シンポジスとは本田由紀さん(東大)、熊沢誠さん(職場の人権代表)そして乾彰夫さんです。豪華な豪華なメンバーです。
 名古屋の出張から大急ぎで帰って、駆けつけたのですが、30分ていどの遅刻です。本田さんの最初の発言は聞けず、熊沢さんの第一発言からです。豪華なメンバーですから、豊富な、もっと深めたいなあという論点ばかりです。だから事件的に2時間半のシンポジウムではあまりにも消化不良というのが、率直な感想。会場にも、さまざまな実践をされている方がいたから、半日ぐらいやればいいのにと思ってしまいます。できれは、お一人、1時間半ぐらいの話はききたかったですね。だから、感想は、それぞれの方の著作の紹介とあわせて、8月の目標とします。でも、よかったですと、内容は。若者の実態への見方、そして、対策としてまずは非正規でも生きていける賃金と労働条件を。私の問題意識ともほぼ一致していました。よし!
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暑い! 暑い! 夏バテです!

 うーん。もしかしたら、去年も同じことを書いているかもしれませんが、正直言って、私が夏が大嫌いです。夏バテはまず、胃を直撃です。もう、食事は麺類に逃げています。そして、だるいのです。今日は、朝から、名古屋に出張でしたが、行きも帰りも、のぞみのなかは熟睡でした。疲れたあ。
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2006/08/06

NAGASAKI1945

Img20060806 今日はアンゼラスの鐘の上映会当日。朝から夜まで要員で、あまり働かなかったけれど。4回の上演で、500人近い人が見てくれました。地元の高校が、修学旅行の事前学習に位置づけてくれたので、高校生もたくさん見てくれました。高校生たちの感想を読むと、とり組んでよかったなあとつくづく思います。
 私のような、平和運動や文化運動と長くつきあっている人間は、どちらかとすると、原爆のアニメだと聞くだけで、ある種のものを想定してしまいます。なれっこになっていて、まともに向き合わない……。でも、新しくつくられた作品は、新しい視点と課題と思想と方法がつまっているのです。ジブリのアニメなどと比較をすれば、お金もかけていなけれど、ほんとうに作り手の苦労と伝わり、ものすごくたくさんのことを学ばされた作品でした。なれっこになっている自分が、ほんとうに恥ずかしく、情けない思いにもなりました。
 高校生に、世界でいちばん核兵器をもっている国はと聞くと、「北朝鮮」という答えが返ってくる時代です。だからこそ、この原爆の被害の実相は伝えていかなければならないのです。伝えていかなければならないことは、核兵器と人間が両立できなしないこと。その核兵器の被害に向き合った人間の苦悩、そして、平和のために、われわれはあきらめてはいけないこと。
 映画会には、二男も見に来ていました。いろいろ考えたことだろうと思います。
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「心の病」抱える社員が増加

 社会生産性本部のメンタル・ヘルス研究所が、7月の末にアンケート結果を発表しています。
 読売新聞が、今日「『心の病』抱える社員が増加、30歳代が6割(読売新聞)」などの配信をしているのです。そのもとになったのが7月に発表されたこの調査。読売の記事では

 6割を超える企業で「心の病」を抱える社員が増加傾向にあることが、社会経済生産性本部の実施したアンケート調査でわかった。
 同本部では「風通しがよく、何でも相談しあえるような職場環境作りが急務になっている」と話している。
 調査は、全国の上場企業を対象にメンタルヘルスの取り組みについて聞いたもので、今年4月に実施。218社から回答を得た。
 調査結果によると、「この3年間で(社員の)心の病が増加した」と答えた割合は61・5%となり、2年前の調査に比べて3・3ポイント増えた。「心の病による1か月以上の休業者」を抱える企業の割合も74・8%に上った。

 ぜひ、調査の現物までいかなくても、報道用の資料は目をとおすといい。
 http://www.js-mental.org/images/03/20060728.pdf
 成果主義賃金など、異常な競争的雰囲気のもとで、コミュニケーションや助け合いのなくなった職場の姿が浮き彫りになります。
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2006/08/05

国はただちに控訴を断念し、新たな認定基準を!

 このニュースは、ものすごく嬉しかった です。昨日、広島地裁で、原告41人全員が原爆症と認定される判決がでました。しかも国の審査に「弱点」との指摘です。国が認めたこなかった残留放射線による外・内部被爆による被害も原爆症との認定です。
 被爆から明日で61年。大きな到達点です。国は控訴を断念すべきです。そして、新しい認定基準を明確にすべきです。よかったです。ほんとに。明日の映画も、成功すればいいなあ。
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子どもと学校の現在、そして未来

 今日は、午前中は、全進研集会の3日目「子どもと学校の現在、そして未来」と題して、評論家の尾木直樹さんと朝日新聞の氏岡真弓さんの対談。これも、心に迫るものだった。子どもの現状、携帯メール、そして、いま学校は、どんどんいわば「役所化する」。おどろくほど学校はいま、おかしくなっている。子どもが育つ場としていまの学校には、さまざまな問題がある。そうみんな感じている。現場の先生、管理職、教育委員会、文部省などなど、おそらくみんなだ。が、すすんでいるのは、管理の強まり。物言えぬ職場。それは、子どもたちをよりいっそう息苦しくしている。学校に、教育に不信が充満している。
 教育は、自主的でなければならない。それはそうだ。が、いまの学校に、教員に、そうした自主的な教育を担えるのかという不信があるんだろう。
 でも、現場の先生のなかに、そしてそのリーダーのなかに、きっとその力はあるんだと思う。学校は変わらなければならない。
 午後は、民主主義科学者協会法律部会の公開シンポに。そして、職場に行って、帰宅。北海道のつれあいからきた、カニを二人で食べながら、ウオーターボーイズそしてスイングガールズ。
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釣りバカ5

Rosvtpzod 昨日は、つれ合いは、組合の交流集会で北海道。ゆえに、わが家は二男と私の2人。のんびりとご飯を食べながテレビをつけると「釣りバカ5」。もう14年ほど前の映画。2男がまだ赤ちゃんだった頃の映画だ。さて、ストーリーは、

 釣りと愛妻みち子をひたすら愛する万年平社員・浜崎伝助を描く人情コメディ、シリーズ第5作。 浜ちゃんが鯉太郎を背負って会社に行くハメになったが商談のすきにいなくなってしまい大騒ぎ。

 ダメ社員のハマちゃん。まだ、リストラなんて言葉もないような時代だが…。日本の会社が失ったものなのかもしれないし、それがほんとうは大切なことでもあるのかもしれない。子どもは笑いながら見ていた。が、どんなことを感じたりしているのだろうか?
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2006/08/04

安倍氏、4月に靖国神社参拝

 ちょっと、おどろくニュースです。

 安倍氏、4月に靖国神社参拝 総裁選の争点にも(朝日新聞)
 安倍官房長官が今年4月15日に靖国神社に参拝していたことがわかった。複数の政府関係者が明らかにした。昨年10月の官房長官就任後の参拝は初めて。自民党総裁選では谷垣財務相が靖国参拝を控える考えを明らかにしており、参拝の是非をめぐる議論が熱を帯びそうだ。公明党の神崎代表は4日、安倍氏の参拝に不快感を示した。中韓両国の反発も避けられそうにない。……

 加藤紘一がインタビューでふれていたことでもあるのですが、小泉首相の靖国参拝は深刻な問題でしたが、小泉さんは、靖国神社と同じ考えではないと表明し、A級戦犯は戦争犯罪人と言っていました。歴史認識も、95年の村山談話が公式見解です。はたして安倍さんはどうかということが、ことの問題をいっそう深刻にせざるをえないのだと思います。
 いくつかの手だてをもって、この問題は展開すると予想していました、がこのような形で、明らかになったのは、もしかしたら、与党内により深刻なこの問題での矛盾があるのかもしれません。この8月、9月は、この問題に注目せざるをえません。
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2006/08/03

いよいよアンゼラスの鐘

Illust02_1 いよいよ「NAGASAKI1945 アンゼラスの鐘」の上映が今度の日曜になってしまいました。さて、どのぐらいの人が来てくれるでしょうか?
 会場は、三郷市文化会館小ホールで、時間は、①午前10時、②午後1時、③午後3時30分、④午後7時の4回です。 (地図はリンクで)
 前売りは大人1300円 子ども(小・中・高)800円 シニア・しょうがいしゃ1000円 親子ペア1999円
 当日は1500円です。
 メールでご連絡いただければ、前売りはご用意しますので、ぜひ、見に来てください!!!
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過労自殺…

 全進研集会の記念講演は、川人博さん。題して「過労自殺と学校」です。すごく、考えさせられた講演でした。
 講演は、まず、「偽装請負」=実際は派遣だが、1年以降の常勤雇用をさけるために、業務請負という形を偽装する形態で働き、事故で死亡した若者の例から、フリーターという職種が、賃金が安く、不安定で、しかも危険の仕事、現代の三K職場になっていることを紹介。ここで労災が増加していると指摘。そのうえで、90年代後半から急速にふえいた過労自殺の話に入りました。
026991500000 電通の事件は最高裁判決があり有名ですが、オリックスのOLの自殺、職場のメンタルヘルスということを掲げながらノイローゼはあまえだという職場での自殺、ニコンでの偽装請負での事件、入社一年目に増える事件などの話が続きます。聞いていて本当につらくなります。「前にも進めず 後にも引けず 心身共につかれはてました。ゆっくり休ませてください」「ごめんなさい なさけないです でも もうだめだ」 これらの遺書とも言えないような走り書きは涙なしには読むことはできません。「構造改革」の名でおきた事件を私たちはしっかり目をむけなければなりません。川人弁護士の『過労自殺と企業の責任』という新著がでています。そこにもその実態が紹介されています。
 日本の自殺者は年3万人をこえた状態が8年続いています。8年で25万人以上が自殺でなくなっているのです。8年で中規模の都市が消えているのです。これは尋常ではありません。新聞では、またまたホワイトエクゼンプションなどの言葉がとりざたされていますが、この問題を直視することぬきに、「構造改革」も「規制緩和」もあってはならない、そんな思いを強くした講演でした。
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全進研集会

 今日は、全国進路指導研究会の進路指導研究集会に参加してきました。進路指導といえば、何か、受験先や就職先の指導のように聞こえましが、文字どおり子どもたちがどう生きていくのか、若者の労働をとりまく実際や、そのために教育や、学校と社会のつながりのあり方を研究するという団体です。ここ数年参加しているのですが、学校と社会のわたりという問題からはじまり、若者のフリーターや派遣、請負など非正規雇用の問題、ニートや若者の自立をめぐる問題などがテーマとなってきました。ことしはの記念講演は「過労自殺」です。
 さて、記念講演は別項で書くことにします。その前に、基調提案がありました。「子ども・青年の進路をめぐる今日の状況と私たちの課題」というテーマで、全体も学ぶことは多かったのですが、報告の最後のほうにあった、今から7年前の山田洋次監督の次の言葉が心に残りました。

 …会社が社員の首を切ることで評価され、株が上がる。そんなこの国の状況が若者の就職難や学級崩壊に反映している。大切なのは、若者が自分は社会から必要とされているという自覚を持つことなのに、雇用の側に、若者に期待し、若者を育て、仲間にしていこうという考えがほとんどなくなっている。若者が、「バイトでいいや」と思うのは、決して彼らのせいではない。映画の製作現場はフリーターで支えられているが、生活が不安定で、30代、40代になると続かず、専門家を育てられない。それが日本の映画を、そしてあらゆる仕事の現場を貧しくしている。この国はどうなっていくのか。若者の就職難は国全体の問題だ。(朝日99年1月15日)

 この7年間に若ものをとりまく状況はより困難なっているのです。

 講演のあとに、西宮の先生たちの特別報告。西宮は日本で唯一公立高校の総合選抜が残っているところです。それをまもるたたかいの報告です。報告者の1人であった小川嘉憲さんというすごい先生がいるのですが、その先生の実践は、なるほどこのような地域の教育へのとりくみと、教師集団、教育運動を背景としていたのかと、なっとくの、地域に根ざした、したたかな実践でした。
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2006/08/02

請負補助金問題と県議会の追及

 朝日新聞が、請負問題の追及第3弾です。

 受給後、請負に変更 派遣採用への補助金 松下系工場
 松下電器産業のプラズマテレビを製造する「松下プラズマディスプレイ(MPDP)」が今年3月末、尼崎工場(兵庫県尼崎市)で県内在住の派遣労働者を新規採用したとして、県の雇用補助金2億円以上を受け取った後まもなく、補助対象外の請負への切り替えを進めていることが分かった。申請前から請負への変更計画を作成しており、今月中にすべて切り替えるという。クビが切りやすい請負労働者の活用を念頭におきながら、多額の雇用補助金を受け取っていた格好だ。……

 実は、この問題も、地元の県議会では、以前から問題になっていたようです。
 もともと、雇用補助金ですから、それを請負でなく、派遣で使われていたとしても、本来あるべき姿ではありません。そのあたりの追及からはじまって、実態を追及してみると、制度が認めていない請負という形態も発覚したようです。
 今年の6月の兵庫県議会での、中村県議(共産)の質問です。
 「大企業応援・不安定雇用広げる雇用補助金は見直しを」
 次に、雇用格差是正のため県の雇用補助金制度の見直しについてです。県は松下プラズマディスプレイ第3工場に続き、第4工場とあわせて、合計90億円近くの補助金を投入する計画です。
 これが本当に地域振興につながっているのか、当然検証すべき問題です。
 なかでも、誘致にともない「新規地元雇用」を名目として242人分、2億4540万円が補助されましたが、わが党の予算議会の質問のなかで、松下の新規雇用は、すべて派遣社員で、一部請負契約社員も含まれることが明らかになりました。
 ……知事はいまの若者を中心とするひどい働き方の実態をもっと認識するべきです。
 尼崎工場は24時間稼働で、12時間労働の2交代制、賃金は深夜手当てを含めても時給換算で1100円で、フルに働いても手取りは年180万円以下です。
 実際に働いている労働者に話を聞くと、「12時間連続で働くのはつらい。半年働いているが、半分くらいやめていった。」とか、「身体を壊して4日ほど休んだら今月の手取りは12万円しかない。いつまで働けるかわからない」と将来への希望はまったく持てないでいます。……

 違法な行為を許さないと共に、若者に人間らしい労働を!の声を少しでも広げていきたいと思います。
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2006/08/01

横行する偽装請負が問題に

 「朝日」が連日、大手製造業の工場で「偽装請負」と呼ばれる違法な労働形態を告発しています。昨日の報道では、「この3年で労働局から違法と認定された企業の中には、キヤノン、日立製作所など日本を代表する企業の名もある」といいます。偽装請負とは、人材会社から労働者の派遣を受けているのに、形式上は「請負」と偽り、労働者の使用にともなうさまざまな責任を免れようとする行為です。職業安定法や労働者派遣法に違反します。ボーナスや昇給はほとんどなく、賃金は正社員の半分以下、社会保険の加入さえ徹底されず、契約が打ち切られればただちに失業と、20~30代半ばの若者の劣悪な労働を強いる形態となっていました。各地の労働局の立ち入りで昨年度だけで請負を発注した660社のうち、半分以上の358社で偽装請負に絡む問題が発覚し、文書指導をしているそうです。企業名は公表されてきませんでしたが、「朝日」の調査で、キヤノンなどの名があがりました。夕刊では、キヤノンが請負業者との契約を見直し、派遣に切り替えるなどの対策に取り組むことが報道されています。「外部要員管理適正化委員会」を設置し、グループ全体で2万人以上いる請負や派遣労働者のうち、数百人を正社員に採用する方針だといいます。
 さて、今日は松下です。松下の場合は、「請負労働者を直接指揮命令する『偽装請負』で行政指導を受けている。今回の出向は、これまでの労働実態を変えないまま、松下社員による指揮命令の違法性を形式的に回避した」というのです。これってねえ。こうしたやり方は脱法性が強いというのがお役所の見解でもあるので、この点でも、是正が図られそうな雰囲気です。
 実は、この偽装請負は、国会でも、とりあげられてきた問題です。たとえば、今年2月の共産党の佐々木憲昭議員の質問などがそれです。

 佐々木氏は、いまや三人に一人がフリーターや派遣・請負など「非正社員」だとのべ、劣悪な労働条件におかれていると指摘。都内の事業所を対象とした東京労働局の調査(昨年五月)をとりあげました。
 同局の調査した労働者派遣事業所の81・2%で、業務請負関係事業所では76・5%で、違法行為が横行している実態を指摘(グラフ参照)。禁止されている建設業への派遣や請負を装って労働者を「貸し出す」偽装請負、派遣先から派遣先にまわす多重派遣など、「まるで無法地帯だ」と批判しました。事態の背景に、大手メーカーへの派遣・請負会社間の売り込み競争と大企業の労働コスト削減政策があると追及しました。

 その他にも、光洋シーリングなどのたたかいもあります。こうしたたたかいが、国の対応を少しずつではあるが、変えさせた貴重な成果だと思います。
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読みたい本が多くって

 『美しい国』を読み終えて、『戦争責任Ⅰ』も、ほぼ終了です。小林武さんの新著『平和的生存権の弁証』と『憲法と地方自治』は仕事で早急に読み終えなければなりません。樋口陽一さんの『「日本国憲法」をまっとうに議論するために』も、事情で早急に読み終えないと。個人的に読みたい『昭和史』にかかわる著作や、『日中関係』『薄儀』『戦争で死ぬということ』『心脳コントロール社会』『会社法』『物語 現代経済学』『東京裁判への道』『昭和史 戦後編』なども急いで読みたい本です。仕事では、『レッドパージ・ハリウッド』『戦略爆撃の思想』も読まないといけないし。少し、焦りを感じます。時間と気力が…。
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安倍晋三の貧困…

 『美しい国』の後半の感想です。憲法の安全保障の問題、少子化と社会保障の問題、そして教育の問題です。結局、ここでも国民主権の日本という視点はありません。政治はすべて、為政者が国民にしてあげている行為といいたいのでしょうか。そんな姿勢を強く感じます。国民の権利という視点がまったくないのです。
 そのうえで、アメリカへの盲目的な追随と憲法「改正」への思いは、異常な執念と感じます。一方で、社会保障の議論の薄っぺらさ……。教育にいたっては、この間右派勢力が好んで議論してきた、イギリスの教育改革の都合のいいいいとどりです。この点については、かつて勝野東大助教授の講演を紹介しましたので、リンクをはっておきます。いつもは、本の紹介では、写真をつけるのですが、正直、その価値もない、貧困な議論が綴られています。ただ、少しは経験を政治家としてつんだんでしょう。きれいな言葉で綴られてはいるのですが。
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