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2006/07/30

遊就館の戦犯遺書、国が収集依頼

 昨日に引き続き、今日も朝日の特ダネです。

 靖国「遊就館」の戦犯遺書、旧厚生省が収集依頼(朝日新聞)
靖国神社にある戦争博物館「遊就館」の展示品収集にからみ、旧厚生省が61年6月、都道府県に対し、BC級戦犯として死亡した人の遺書や顔写真などを出品するよう遺族へのあっせんを依頼していたことが29日、朝日新聞社が入手した同省の文書でわかった。戦後に廃止された遊就館が61年4月に「宝物遺品館」として一部復活した時期に、靖国神社からの要望を受けて対応していた。一宗教法人への国の便宜供与の一端が浮かび上がった。……

 戦後、直後の靖国は、さまざまな道を模索したようですが、60年前後は、おそらく、靖国の戦前回帰がはじまるころだと思います。かつての戦争についての美化がはじまるもの、このころではなかったでしょうか。遊就館は、その後、その戦争美化の歴史観の中心的施設となっていくわけですが、そこに国の関与です。
 もちろん、その後、国民の戦争観にも大きな変化が生まれ、現在では、このようなことが行われれば、許されることはないのだと思います。当時は、こういった問題に、無自覚なぐらい意識として、戦前の連続性があったわけでしょう。歴史認識というのは、努力のなかでつくられるということでしょう。同時に、この問題は、現在にもつながっている問題です。だから、なにが清算され、なにを引きずっているのか。2重3重によく考えることが必要だと思います。
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