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2006/07/26

金大中事件、韓国政府が関与認める

金大中事件、韓国政府が関与認める(朝日新聞)  73年8月に東京で起きた金大中(キム・デジュン)氏(後に大統領)拉致事件について、韓国政府の真実究明委員会は、当時の情報機関・中央情報部(KCIA)による組織ぐるみの犯行と断定する報告書をまとめた。近くKCIAの後身の国家情報院が公表する。韓国歴代政権は一貫して事件への関与を否定してきており、政府として認めるのは初めて。報告書は当時の李厚洛(イ・フラク)KCIA部長が直接犯行を指示し、二十数人が役割を分担したことを確認。焦点とされた朴正熙(パク・チョンヒ)大統領自身の指示については明確な証拠は見つからず、「否定する根拠はない」との結論にとどまった。  事件後、日韓両政府は2度にわたって政治決着を図り、真相究明を棚上げした。しかし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が軍政時代の民主化運動弾圧事件の見直しを指示し、昨年2月から官民からなる国情院長の諮問機関の究明委メンバーが再調査していた。当時の内部文書の大半がすでに処分されており、事件関係者ら約50人からの聴取を重ねて犯行の構図を総合的に検討。約100ページの報告書にまとめた。……
 この事件がおこったのは、私がまだ中学校のころ。その後KCIAの関与だけではなく、自衛隊には、自衛隊版の諜報組織(陸幕2部)があり、そこも関与していたことなどもとりざたされていた。そんな記憶がある。  そういえば数年前、KTという映画でこの事件が描かれた。
1973年、日本と韓国の関係を大いに揺るがした金大中事件の謎に挑んだ、阪本順治監督のポリティカル・サスペンス。当時、元大統領候補だった金大中(=K・T)は、韓国政府に追われて日米を往復する生活を強いられていた。その頃、自衛隊で北朝鮮の諜報活動を行う反共主義の富田(佐藤浩市)は、韓国中央情報局(KCIA)のキム(キム・ガプス)たちがKT暗殺計画を画策していることを知り…。
 この映画もなかなか面白かった。

 今年のはじめには、この日本という主権国家でおこった金大中事件の日韓政府間の政治決着に関する情報が韓国政府から公表されている。つまり、日本政府は、韓国に抗議はするが、追及はしないみたいな姿勢で、当時の田中角栄内閣のもとで決着がつけられたということ。
 手元に福田内閣当時の、この政治決着に関する質問趣意書の回答なるものがあるが、そこには、「公評はさしひかえる」とし、韓国政府の態度にはなんら問題なしとされているのみである。
 何度も言うが日本国内でおこなわれた事件である。最近、国民を守る国の責任など声高に主張する政治家がいるが、では、この事件をどう総括するのだろうか。そして、その幕引きを主体的にはかった自民党による外交をどう考えるだろうか。聞いてみたいものである。
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