イノセント・ボイス
1980年、中米の小国エルサルバドルは政府とゲリラの内戦下にあった。11歳の少年チャバが住む小さな町は、軍とゲリラの勢力のほぼ境界線にあり、銃撃戦がなかば日常的に行なわれている。チャバの家にも銃弾が撃ち込まれた。そんな中でも友だちと遊び、初恋も芽生え、子どもらしく暮らすチャバ。しかし兵士が足りない政府軍は、12歳になった子どもたちを強制的に徴兵していた。やがて学校は閉鎖され、チャバの誕生日も迫ってくる。
昨年、亀も空を飛ぶという映画をみた。イラク・クルドの話だったが、この映画は、エルサルバドルの内戦。かくも、戦争は子どもたちに過酷なことを強制するのか! 少年期が奪われる! あえて日本と比較すまい。この世界の未来をつくるのも私たちの仕事。今も戦火は続いているのだ。
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