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2006年7月

2006/07/31

合併で低空飛行が…

 こんなタイトルをつけては何のことか分からないかもしれない。が、今日、中国新聞の社説を読んで、ものすごく驚いた。

 中国山地の低空飛行 合併で監視を緩めるな
 中国山地を中心に、米軍機の低空飛行は後を絶たない。しかし、その監視態勢は市町村合併などの波に洗われている。広島県内の目撃件数が二〇〇五年度は激減した。合併で、旧町独自の監視態勢が途切れたのが一つの理由だ。統計件数の減少が住民の関心低下につながらないためにも、態勢の立て直しが迫られる。…

  「中国山地一帯には、『ブラウンルート』『エリア567』と呼ばれる米軍機の飛行経路や訓練空域があるとみられる。山岳地形を訓練場所にしているようだ。その低空飛行が住民に騒音、衝撃波の被害や事故の危険をもたらしている」。それが、「米軍の低空飛行の即時中止を求める県北連絡会」には、十八市町村あった加入自治体が今はゼロになったというのだ。「合併後のまちづくりや周辺支所の職員減などで監視態勢まで手が回りにくいのではないか」と。
 「住民の実感では、飛行件数そのものも減っていない。そのうえ米軍再編で隣県の米海兵隊岩国基地(岩国市)に空母艦載機が移転するようなことにでもなれば、低空飛行は激増する懸念が強い」。ならば、きわめて重大な事態だと言える。地方の安全は、置き去りにされている…。
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イノセント・ボイス

B000fhvubq01_ss500_sclzzzzzzz_v63782340_ これもDVDで見ました。すごく、すごく切ない話です。

 1980年、中米の小国エルサルバドルは政府とゲリラの内戦下にあった。11歳の少年チャバが住む小さな町は、軍とゲリラの勢力のほぼ境界線にあり、銃撃戦がなかば日常的に行なわれている。チャバの家にも銃弾が撃ち込まれた。そんな中でも友だちと遊び、初恋も芽生え、子どもらしく暮らすチャバ。しかし兵士が足りない政府軍は、12歳になった子どもたちを強制的に徴兵していた。やがて学校は閉鎖され、チャバの誕生日も迫ってくる。

 昨年、亀も空を飛ぶという映画をみた。イラク・クルドの話だったが、この映画は、エルサルバドルの内戦。かくも、戦争は子どもたちに過酷なことを強制するのか! 少年期が奪われる! あえて日本と比較すまい。この世界の未来をつくるのも私たちの仕事。今も戦火は続いているのだ。
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子供たちの心が見えない…(ドキュメント06)

Photo_4 昨夜(今日の未明)に放送されたドキュメント06を見ました。「子供たちの心が見えない…」というタイトルです。

 千葉県の公立小学校で教務主任を勤める戸村桂二教諭(43)。6年生のクラスをまとめられず悩んでいた。自信を失い辞めたいとまで思った。今、同じ悩みを持つベテラン教師が増えている。これまでの指導方法が通用しない。専門家は『発達加速化現象』=子供たちの思春期の訪れが低年齢化したことを原因にあげる。社会的なルールを理解する前に自立心が強くなり、自我が一人歩きしてしまうという。教育の最前線で思い悩む教師たちの赤裸々な姿を追った。 

 私は、親も兄弟も、従兄弟の多くも教員。つれあいも学校につとめ、その兄弟も教員という教員家系に育ちました。まあ、私はなり損ないですが。大学時代の友人や、現在、住んでいる地域で知り合った友人にも教員がたくさんいます。そんな仲間の中にも、仕事を病気で休んだりする人が生まれています。
 たしかに、子どもの姿はかつてと変化していることは事実です。そのありようについてはいろいろ議論は生じます。それだけに、学問的な目で、研究していくこと、それに対応して、それぞれの教育現場で、子どもに即して自主的な検討と実践が必要なのだと思います。そこが、大切にされていないことがいちばんの問題なのだと思います。
 実際に、子どもの気持ちとかみ合わない教師のがんばり、そして、そのことに対応できない学校や管理職のありよう…。昨日の番組でもそう感じざるをえない点もあります。子どもに即した実践が大切にされる学校のあり方、教師集団や校長のあり方とは、学校運営、学校規模や条件整備はどうあるべきか。
 しかし、親にも学校の姿を知らせ、校長が教員の盾になって、問題を提起した昨日の番組は、その点では画期的なんだと思います。学校を息苦しくするばかりの教育「改革」ですが、そういうなかで問題の解決のために、学校そのものに焦点があたり、こうした問題提起をされるというのは、私たちが議論をすすめるチャンスなのかもしれないと思います。
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2006/07/30

若者の学びと葛藤(再論)

 今日のエントリーにお2人からコメントをいただきました。ありがとうございます。
 事情がわからない人には、わかりずらい点もあるでしょうし、少し、補足しておきます。
 三郷市立早稲田中というのは、私の子どもたちがかよっていたころは1学年7から10クラスもあった大規模校です。関東で最大クラスだと思います。そんな学校には、合唱祭というとりくみがあって、そこで『消えた8月』や『木琴』という原爆や東京大空襲をテーマにした歌をうたう伝統のようなものがあって、それが、昨日の歴教協の大会でとりあげられたわけです。
 さて、antiwarnowarさんがおっしゃるとおり、”「自己主張をできない人たち」がいることも忘れてはいけない”というのは、そことおりだと思います。私も、「まぶしくなくても、特別でなくてもいいとは思いながら」と、昨日書きました。同時に、親ですから、一方では、自己主張できるような力をつけてほしいとは思います。そこで思うことがたくさんあるのです。
 大会でとりあげられた3-7といのは、一昨年の3年生です。この年の子どもたちは、さくらおばさんが紹介されているように、「道徳の時間を使って学習し、東京大空襲戦災センターで調べ、被災者の橋本代志子さんの話をきき、話し合い、」というとりくみがあったそうです。昨年の私の二男のときは、そこまでのとりくみはなかったようです。子どもはいまでも、歌詞のことは覚えていると言っていますから、もちろん、いろいろな話し合いはしたのでしょうが。その学びの深さをどう豊かにしていくのか?
 もう1つは、実際の学校のかかえる困難さです。私は、子どもの中学のときはあまり学校にかかわることをしませんでした。長男が、中学のとき、やや不登校気味で、そのとき学校との関係で少し辛い思いをしたということもあるからですが。現実には、中学の学びをとりまく状況は、そう甘くはありません。この学校で、二男のときも、かなりの問題が充満していました。そのさい、その学びの深さを豊かにしていくのに、地域とのむすびつきをどうするのかということです。そのあたりも、大規模校にありがちな問題も感じます。
 いろんな問題を内包しながら、管理は強化され、競争は歪んだ形でいっそうもちこまれています。そのときに、私たちに何ができるのか。大きな問題だと思っています。
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遊就館の戦犯遺書、国が収集依頼

 昨日に引き続き、今日も朝日の特ダネです。

 靖国「遊就館」の戦犯遺書、旧厚生省が収集依頼(朝日新聞)
靖国神社にある戦争博物館「遊就館」の展示品収集にからみ、旧厚生省が61年6月、都道府県に対し、BC級戦犯として死亡した人の遺書や顔写真などを出品するよう遺族へのあっせんを依頼していたことが29日、朝日新聞社が入手した同省の文書でわかった。戦後に廃止された遊就館が61年4月に「宝物遺品館」として一部復活した時期に、靖国神社からの要望を受けて対応していた。一宗教法人への国の便宜供与の一端が浮かび上がった。……

 戦後、直後の靖国は、さまざまな道を模索したようですが、60年前後は、おそらく、靖国の戦前回帰がはじまるころだと思います。かつての戦争についての美化がはじまるもの、このころではなかったでしょうか。遊就館は、その後、その戦争美化の歴史観の中心的施設となっていくわけですが、そこに国の関与です。
 もちろん、その後、国民の戦争観にも大きな変化が生まれ、現在では、このようなことが行われれば、許されることはないのだと思います。当時は、こういった問題に、無自覚なぐらい意識として、戦前の連続性があったわけでしょう。歴史認識というのは、努力のなかでつくられるということでしょう。同時に、この問題は、現在にもつながっている問題です。だから、なにが清算され、なにを引きずっているのか。2重3重によく考えることが必要だと思います。
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クラッシュ

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 映画です。DVDで見ました。クラッシュです。たった36時間におこった人間模様。人種差別ということをキーワードとしながら、人種のろつぼ、あらゆる階層と価値観のつまったアメリカという国の不安社会、いらいらした社会の病理を、連鎖する事件をとおして、みごとにあぶりだしています。アメリカ映画をみると、俳優がすごいなあなんて正直思います。やはり。
 希望はどこにあるのか。なかなか映画にこめられたものへの評価もむずかしいところです。が、私たちの社会でも、この社会に存在する不安に正面から向き合っていかなければいけなくなっているように思えます。権力や力はそこでは、なんら意味はありません。そんな時代に生きる、覚悟みたいなものを考えながら、この社会の行く手を考えたいなあと思います。
 映画としても合格点です。
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2006/07/29

若者の学びと葛藤

 タイトルは、こんなふうにしましたが、今日は、歴史教育者協議会という、社会科の先生たちの研究大会に行っていました。久しぶりの首都圏での開催なので、行ってきたのですが、十分すぎるほど学べるものがありました。
 今日は全体集会で、あいさつや基調報告などがあり(基調報告も大事な問題があって、ちょっと問題意識をもったのですが、それはまた別の機会に)、そして地域実戦報告として、「埼玉発 平和をつくる若者たち」です。
 最初に浦和商業定時制卒、在校生の和太鼓――なつかしのぶちあわせ太鼓からのはじまりです。不登校などの子どもたちの学力保障にとりくんだ、浦商定の実践は、何度も学ばされたし、子どもを通わせていた友人もいます。その学校も、あとわずかでなくなろうとしています。……。
 秩父の高校生の詩の朗読は、やはり涙をさそいます。あれから3年経ちました。長男を少しダブらせききました。つぎに、大宮の中学と朝鮮初中学校との交流の話。そして自由の森での韓国との交流です。かつて15年より少し前、つれあいの職場で、まあ自分の庭のように過ごした学校です。日本軍「慰安婦」のハルモニとの交流のとりくみは、子どもを連れて行きたいなあって思っていたんだ。庄和高校や朝霞一中の戦争体験のあとは、三郷の早稲田中学の合唱のとりくみです。『消えた八月』と『木琴』。実は、私の二男は、この『木琴』を歌っているんです、去年。
 最後は、埼玉朝鮮初中学校生徒の舞踊です。未来というのがテーマです。それだけに切なさを感じてしまいます。
 子どもたちの未来を伝えようという実践があり、そのなかで、学び、成長する子どもたちの姿があります。でも、子どもたちは、高校に進学し、社会に出ていくなかで、実際に悩み、葛藤しています。はたして、平和学習をしてたいときの熱意はあるのか、かつてのように自己主張しているのかと。
 舞台にでてきた子どもたちはまぶしく見えてしまいます。でも、『木琴』をうたった二男は、やはり、いろいろな悩みをかかえて、社会認識もいろいろな揺れをもちながら高校生活をおくっています。まぶしくなくても、特別でなくてもいいとは思いながら、やっぱり学び、自己主張できる人間になってほしい、そのために何を伝えられているのかという、正直、親としても思い悩む問題をつきつけられながら、その若者たちのまぶしい姿に、感動を覚える、企画でした。
 続いて、姜尚中さんの講演は、その悩みを、どん底まで(苦笑)突き落としてくれます。先日、このブログでも紹介したNHKのワーキングプアの番組にそいながら、若ものたちの困難をつきつけ、その背景にあるグローバリズム、ファシズムの温床となる事態、などについて話を展開していきます。
 そうなんです。歴史認識という問題は、ただたんに歴史をどう見るかという問題だけではなく、若者たちにとっては、未来をどうつかむかという問題と一体なのです。その未来を提示できない歴史認識は、歴史認識たりえないのかもしれません。では、こんな時代に向き合うのはどうしたらいいのか。その結論を姜さんはどう語るのかと思っていました。そしてそれは、交わること、コミュニケーションしかないと。それはそうなんですよね。安易に、未来は描けないです。この時代に、背筋をのばして、正面から向き合う。そのために、多くの人との共同にふみだす。私たちが子どもに伝え、若者とともにとりくみべきことは、そこにしかないのですよね。
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靖国合祀、国主導の原案

 今日の新聞の朝刊です。

 靖国合祀、国主導の原案 「神社が決定」に変更(朝日新聞)
 戦没者の靖国神社への合祀(ごうし)をめぐり、旧厚生省が1956年2月の時点で、合祀者は国が決定するなど国主導で合祀事務を実施するとの要綱原案をまとめていたことが28日、朝日新聞社が入手した同省の文書で明らかになった。「厚生省が合祀者を決めて神社に通知する」「合祀事務の体系は(靖国神社が国の管理下にあった)終戦前のものに準じる」と記している。新憲法の政教分離原則に触れる疑いが濃く、2カ月後にできた要綱では、神社が合祀者を決め、国は照会に応じるものと変更されたが、独立回復後に国が主体的に合祀を進めようと構想していた実態が浮かんだ。 ……

 靖国の戦後史は興味深いものがあります。この問題も、結局、戦争責任、歴史認識と向き合いきれなかった、日本の戦後史の到達点がいまにまで続いているということなのでしょうね。侵略の責任とともに、なくなった兵士への責任という問題にも正面から向き合うべきだと痛感した記事でもあります。
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2006/07/28

憲法の心と政党のあり方

 先日、紹介した自民党の元総務会長の堀内光雄氏の本を読んでいこう、ものすごく、政党政治なるものを今の時点で、どうとらえるのかに関心をもっています。考えてみれば、議会制民主主義を考える以上、その歴史的な到達として、政党政治というものを排除することはできません。つまり、民主主義を機能するだけの政党をわれわれはもっているのかということです。
 私は、今の日本では、という条件で、政党助成金なるものには反対ですが、たとえばヨーロッパでは、政党というのはかなり公共性というものを保持して、いろいろな役割を担い、活動しています。少なくとも、日本の政党が、議会制民主主義を支えるような機能を発揮することは、今後の日本の進路にとっても欠くことはできないことだと思います。
 何でこんなことを言うかというと、KATEKさんのブログの「党本部のいいかげんさ。」という文章に考え込んでしまったのです。読んでみると、KATAKさんが経験した、自民党や民主党の本部の人の対応の非誠実さはあきれるばかりで、KATAKさんの怒りはもっともです。若者、いや国民から政治が遠いのはここに原因の1つがあると思えてなりません。
 そのことを押さえたうえで、思うのが、でも政党を否定してはダメだということです。むしろ、日本の民主主義を成熟されるための政党の到達点のどこに未来があるのかを見つめることがとても大事になっているのではないかと。どうでしょうか。それは小泉政治の総括のうえでもとても大事な気がしています。もちろん、その未来への展望がどこにあるのかは、私たち自身が考える課題なんでしょうが。
 かつて、政党政治の否定のあとにきたものを私たちの歴史は経験をしています。
 そんなわけで、憲法の心と政党のあり方なんてことをいろいろ考えたいなあなんていうのも、この夏の課題にしたいと思ったりしているんです。文献などの紹介をお願いしますね、みなさん。
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高齢者を襲う…

 友だちの☆のまほうさんのブログで、介護保険の見直しで何がおきているかの報告がされています。訪問看護をしている、看護師さんのリアルな報告です。ぜひ、一読を。介護保険の見直しは、言ってみれば「自立」という美名のもとでの福祉の切り捨てです。最近ありましたね、障害者自立支援法っていうのも。
 この夏、もう1つ問題になっているのが、高齢者の住民税の急増です。老年者控除の廃止、公的年金等控除の見直しや定率減税の縮減がおこなわれたことで、住民税が倍増とかひどいところでは9倍とか急増しているのです。
 総務省が言い訳じみた、ホームページを開いているほどです。どこの自治体も、問い合わせの人が殺到しているそうです。当たり前です、異常な、高齢者への攻撃です。ある自治体では、市役所の前で、枝振りのいい木を植えてくれ、そこで首をくくるからとの訴えもあったといいます。
 自民党は、そんな痛みはわからないのでしょうね。さっそうと反小泉を事実上かかげて総裁選に立候補した、谷垣さん(いやはや、外交などわりあいまともなことを言っている?)は、消費税を10%ですって。高齢者はどうして生きていけば良いんでしょうか。安倍さんにいたっては、新著『美しい国』には経済への言及がほとんどありません(くわしくは五十嵐さんのHPで
 ここは、正直、腹を立てましょう。怒りましょう。やっぱり、もの言う市民でないと、国民でないと、この国はかわりませんよ。ぜったいに。
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2006/07/27

ロッキード事件田中逮捕から30年

 テレビあたりでは、もうちょっと特集があるかなあと思っていたけど。ちょうど、ぼくは、京都で浪人していたころの事件だ。暑く、高校野球の季節というイメージで覚えているんだけれど。
 田中角栄の政治というのは、ある意味で、戦後の日本の保守政治と、きわめて代表しているといえる。その、対米従属性は、そのものロッキード事件に代表される。同時に、大企業と癒着した金権政治は、いわずもがなであろう。そして、戦前との連続性という問題もある。児玉とのむすびつきがその象徴でもあるわけだが。
 一方で、自民党への支持の基盤となっていた、大企業の経済成長を軸に、政治をすすめるその手法や、その恩恵をある意味で「国民にひろげる」ような、仕組みの構築という点でも、戦後自民党政治を象徴している。
 つまり、小泉政治が破壊したもの、破壊しなかったものという視点で、きちっとした評価が必要な問題をもっているということなのかなあなどとも思う。あのだみ声を思い出しながら、いまにつながる戦後政治を考えたりするのも大事なのではないか。

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子どもにつたえる日本国憲法(変更)

026970460000 洋さんのブログこの本を知って、どうしょうかなあと、思っていたんですが、結局読みました。井上ひさしさんが、子どもに語りかける憲法の本です。
 すてきな言葉のつまった、すてきな本だと思いました。わたしは、井上さんのはじめにの文章が気に入りました。「二度と武器では戦わない。――これは途方もない生き方ではないか。勇気のいる生き方ではないか」「なんと誇らしくて、いい気分なんだろう。この子どものときの誇らしくていい気分を、なんとかしていまの子どもたちにも分けてあげたいと思って、私はこの本をつくりました」と。
 憲法には好きな条文があります。もちろん、この本で、現代文にされている、前文や9条。やさしく、気品にあふれた現代文は、背筋をピンとのばして、読みたいものです。そして、あと、わたしは、13条がすきです。個人の尊重です。差別という問題に関心があったわたしにとっては、大事な大事な条文です。
 半面、この本を読んでも、考えることもあります。私たちが、改憲や教育基本法改悪を論じるとき、戦争責任ということをどう考えるか、どう伝えるかという問題です。実は、この井上さんの本(と言っても絵本ですが)には、かつての戦争の加害については具体的な内容としては出てきません。それは、それでいつの議論の仕方です(もちろん、この憲法が過去の反省のもとでつくられたということはのべらています。誤解のないように)。さきの国会でも教育基本法の議論のさいにも、この問題を意識的にどう語るのかは、よく考えなければいけないなあと、感じているところでもあるのです。
 つまり、思想的には、戦争一般への批判ではなく、かつての戦争の日本(やドイツ)の犯罪への反省をもっときっちりふまえて、日本国憲法や教育基本法(そして、国連憲章や世界人権宣言)といったものを論じるべきではないのかと。少し、気になっている問題でもあります。
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2006/07/26

カジノ資本主義再考

 先日、カジノ資本主義の背景として、アメリカによる金ドル交換の停止みたいなことを書いた。いろいろ、経済に詳しい人とも討論するが、なかなか、それだけでは、考えが浅いことを思い知らされる。
 さて今日の新聞は、日経社員逮捕が話題。この問題も、資本主義の現段階をかいま見ることができる。日経の事件で、個人も会社も、大きな責任が問われなければならないことはいうまでもない。が、やはり、同時に考えたいことは、ここでも、その背景にある問題だ。いろんな人と話して、あらためて、なぜ、金が株に向かうのかということを考えなければいけないと思った。つまり、金融投機に向かう資本はどのように形成され、それがなぜ金融投機に向かうのかという歴史的な背景だ。新聞は、昨日の社説で、王子対北越のTOBを肯定的にとりあげるものがあったが、ほんとうにそんな表面だけで良いのか。産業構造がかわり、アジア諸国の経済発展があり、日本にある金は、ほっておくと行き場を捜さなければならない状況にある。そこで、株価による投機がひろがるという背景もある。
 ふさわしい金の流れが生じるような経済の発展方向をさししめす経済(産業)政策は、いまの時代の課題なのだと思う。それができないから、自民党の経済は危機なのだ。それは同時に、対米従属という足かせや、その裏側としてアジアという視野で考えれば、外交の問題でもある。アジアのなかの日本でないことが、日本を蝕み、それがカジノ化を促進している。株価に右往左往する経済からは、そんな姿も見えるのだ。
 ちょっとむずかしい???

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祝!!! 50000カウント

 わー、いつの間にか、5万カウントですよ! 誰だろ5万めの記念すべき人は。ストレスになるから、最近はあまり、気にしないようにしていたんだけど。先週、見たとき、8月はじめかなと思っていたけど、ここんところ、アクセスが増えていますね。ココログさんの不調も改善されて、今日なんか、500カウント越えてるんだもの。記録、記録??
 日記と備忘録みたいなブログだし、理屈っぽい割に、深みもないし。でも読まれているのはとてもうれしいです。これからも、いろいろ勉強して、いろいろ考えて、いろいろ発信していきたいですね。みなさん、よろしくお願いします。ごひいきに。
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金大中事件、韓国政府が関与認める

金大中事件、韓国政府が関与認める(朝日新聞)  73年8月に東京で起きた金大中(キム・デジュン)氏(後に大統領)拉致事件について、韓国政府の真実究明委員会は、当時の情報機関・中央情報部(KCIA)による組織ぐるみの犯行と断定する報告書をまとめた。近くKCIAの後身の国家情報院が公表する。韓国歴代政権は一貫して事件への関与を否定してきており、政府として認めるのは初めて。報告書は当時の李厚洛(イ・フラク)KCIA部長が直接犯行を指示し、二十数人が役割を分担したことを確認。焦点とされた朴正熙(パク・チョンヒ)大統領自身の指示については明確な証拠は見つからず、「否定する根拠はない」との結論にとどまった。  事件後、日韓両政府は2度にわたって政治決着を図り、真相究明を棚上げした。しかし、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権が軍政時代の民主化運動弾圧事件の見直しを指示し、昨年2月から官民からなる国情院長の諮問機関の究明委メンバーが再調査していた。当時の内部文書の大半がすでに処分されており、事件関係者ら約50人からの聴取を重ねて犯行の構図を総合的に検討。約100ページの報告書にまとめた。……
 この事件がおこったのは、私がまだ中学校のころ。その後KCIAの関与だけではなく、自衛隊には、自衛隊版の諜報組織(陸幕2部)があり、そこも関与していたことなどもとりざたされていた。そんな記憶がある。  そういえば数年前、KTという映画でこの事件が描かれた。
1973年、日本と韓国の関係を大いに揺るがした金大中事件の謎に挑んだ、阪本順治監督のポリティカル・サスペンス。当時、元大統領候補だった金大中(=K・T)は、韓国政府に追われて日米を往復する生活を強いられていた。その頃、自衛隊で北朝鮮の諜報活動を行う反共主義の富田(佐藤浩市)は、韓国中央情報局(KCIA)のキム(キム・ガプス)たちがKT暗殺計画を画策していることを知り…。
 この映画もなかなか面白かった。

 今年のはじめには、この日本という主権国家でおこった金大中事件の日韓政府間の政治決着に関する情報が韓国政府から公表されている。つまり、日本政府は、韓国に抗議はするが、追及はしないみたいな姿勢で、当時の田中角栄内閣のもとで決着がつけられたということ。
 手元に福田内閣当時の、この政治決着に関する質問趣意書の回答なるものがあるが、そこには、「公評はさしひかえる」とし、韓国政府の態度にはなんら問題なしとされているのみである。
 何度も言うが日本国内でおこなわれた事件である。最近、国民を守る国の責任など声高に主張する政治家がいるが、では、この事件をどう総括するのだろうか。そして、その幕引きを主体的にはかった自民党による外交をどう考えるだろうか。聞いてみたいものである。
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2006/07/25

検証 戦争責任Ⅰ

026937120000 読売新聞が連載特集を組み出した本がこれだ。いま、読み始めている。ものすごく読み応えのある本だ。それなりの歴史研究者の力も借りてつくられているのだと思う。読んでいて、面白い。まだまだ、感想をいったり論評したりするほどではないが。
 かつて渡辺恒雄は、この連載について、「一年間やって、二〇〇六年の八月一五日をめどに、軍、政府首脳らの責任の軽重度を記事にするつもりだ」、「道徳的責任や結果責任の軽重について、誰が一番悪かったか、誰ぐらいまではまだ許せるが、ここから先は本当によくない、というような判断基準を具体的に示そうと思っているんですよ」と説明していた(『「靖国」と小泉首相』)。お手並み拝見である。
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次期首相の靖国参拝、反対60%

 今日は、朝日の世論調査が出ていました。

 次期首相の靖国参拝、反対60% 本社世論調査(朝日新聞)
 朝日新聞社が22、23の両日実施した全国世論調査(電話)で、次の首相の靖国神社参拝の賛否を尋ねたところ、反対が60%を占め、賛成の20%を大きく上回った。今年1月の調査では反対46%、賛成28%で、今回、反対が大幅に増えた。小泉首相が9月末までの任期中に参拝することについても反対が57%にのぼり、賛成29%のほぼ2倍だった。昭和天皇が靖国神社へのA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示していた発言メモが明らかになり、首相参拝の是非を考える上で、この発言を「重視する」と答えた人は6割を超えた。 ……

 実は、北朝鮮のミサイル問題もありましたし、それを契機にした中国バッシングもあったので、いったい世論はどう動くのかは、いろいろ考えたりもしました。しかし、世論はきわめて冷静で、健全であるようです。問題は、これからです。理屈の通らない政治家の行動、そして、迎合するメディアです。国民はしっかりことの本質に目をむけなければなりませんね。
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2006/07/24

次期首相の靖国参拝「反対」が54%

 靖国をめぐる最新の世論調査を紹介します。ますます、首相などの主張に道理がないことがうきぼりになっていると言えるでしょう。

毎日世論調査:次期首相の靖国参拝「反対」が54%  毎日新聞は22、23の両日、全国世論調査(電話)を実施した。次期首相の靖国神社参拝の是非を尋ねたところ、「反対」が54%で過半数を占め、「賛成」の33%を大幅に上回った。今年1月調査では賛否各47%と二分されていたが、中韓両国との関係改善が進んでいないことに加え、昭和天皇がA級戦犯合祀(ごうし)に不快感を示したことが明らかになったことも影響したとみられる。「ポスト小泉」が有力になった安倍晋三官房長官は「首相参拝」を支持しているが、調査結果は安倍氏の対応に影響を与えそうだ。……
 ちなみに、同調査で、靖国神社が78年に合祀(ごうし)した第二次大戦のA級戦犯を今後、まつる対象から外す分祀について、63%の人が「賛成」と回答し、「反対」は23%にとどまったそうです。


◆小泉首相は毎年、靖国神社を参拝しています。首相が終戦記念日の8月15日に靖国神社を参拝することに賛成ですか。
          全体    男性 女性
賛成       36      35 36
反対       54      56 53
◆第二次世界大戦のA級戦犯を、靖国神社がまつる対象から外すA級戦犯分祀に賛成ですか。
賛成       63      66 60
反対       23      25 21
◆靖国神社とは別に、戦争で亡くなった人を追悼する無宗教の施設を、国が作ることに賛成ですか。
賛成       64      64 64
反対       25      27 23
◆次の首相も靖国神社を参拝することに賛成ですか。
賛成       33      35 30
反対       54      55 54
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2006/07/23

安倍晋三の異様さ

 今日は、お休みをとって、一日家にいました。夕食は二男のリクエストのピザを焼いたりして。昼は、本を読んでいました。安倍晋三の『美しい国』なんかも半分ぐらい読みました。かあ、なんというかというような本ですが、辛口に批判は別の人にお任せします。
 でも、半分ぐらいまで読んでいて思ったことは、次の点です。
 タイトルどおり、愛国心のすすめであり、国というものの押し売りのような本です。その国とは、国民を守るために責任を果たす(?)国であり(これはかっこつきです。あまりにも短絡的な議論なのでここでは詳細しません)、つぎに一転して、統治機能の国ではない国を愛せと言っています。でも、ここに共通しているのは、その国の主権者である「国民」が存在しない国だと言うことです。たぶん、その国を治めるのは、安倍さんのように選ばれた特殊な人間とでも言いたいのでしょうか。ひたすら祖父への愛情がつまった、特異な国家観、国民観のつまった、ちょっと異様は一冊です。後半の感想はまた後日。
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ワーキングプア

060723_b 今日のNHKスペシャルで、「ワーキングプア
~働いても働いても豊かになれない~」
という番組をやっていた。

 働いても働いても豊かになれない…。どんなに頑張っても報われない…。
今、日本では、「ワーキングプア」と呼ばれる“働く貧困層”が急激に拡大している。ワーキングプアとは、働いているのに生活保護水準以下の暮らししかできない人たちだ。生活保護水準以下で暮らす家庭は、日本の全世帯のおよそ10分の1。400万世帯とも、それ以上とも言われている。……

 切なく、過酷な現実をそれなり反映していたとは思う。が、この間の、NHKスペシャルの頑張りからみれば、少しがっかりした。なぜ、このワーキングプアが生まれるのか。それが何を意味しているのかについては、きわめて皮相なものだったからだ。
 ワーキングプアから考えるべきことはたくさんある。たとえば、働いていてもなぜ、生活ができないのかとう問題だ。つまり、それは不安定雇用などの問題とともに、そもそも最低賃金制度そのものが機能していないことを意味する。そして、なぜ生活保護を受けられないのか。つまり、生活保護がセイフティネットとしての役割を果たしていないことを意味している。
 結局、政治は何のためにあるのかということなのだ。現代的な社会としての成り立ちのかなり前提がくずれているこの日本で、われわれが政治に問うべきことは少なくない。
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2006/07/22

変容する日米安保と自衛隊

 歴史研究者の山田朗さんが、「変容する日米安保と自衛隊」というテーマで話をされているのを聞いてきた。そう、以前、紹介したことのある『護憲派のための軍事入門』の著者である。もともとは軍事史の専門家であるが、とくにハードと戦略については強い。
 話は、1つに、現代日本の軍事力の特徴=その巨大な実態が知られていない、憲法と現実の乖離がいわれているが、その現実がふまえられていない。2つに、自民党憲法草案の問題点――とくに9条2項の問題、軍をもつとは。3つに、米軍再編と自衛隊の役割=とくに自衛隊がアメリカの戦略のもとで役割がイラク戦争時の支援・補給から、次第に補助的攻撃能力としての位置づけに変わろうとしていること。
 話のなかで、ミサイル防衛構想の危険な本質、なぜ、いま敵基地攻撃能力が主張されるのかがよくわかりました。アメリカの先制攻撃戦略と一体となったミサイル防衛構想では、それは必然だということです。この秋は、憲法にとっても正念場です。

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なぜ株長者が生まれるのか

 朝日新聞の1面連載「分裂にっぽん」の今度のシリーズは、「新しい富者」だ。1億円以上の金融資産をもつ富者が現在の日本では、80万世帯だったっけ?? 今日の紙面では株長者を追っている。読みながらなるほどと思いながら、その背景を考える。
 日本で、カジノ資本主義だとか、投機資本主義などの言葉がはやりだしたのは、90年代半ば。いわゆる金融ビッグバンのものでだ。でも、それが世界的にすすめられたのは、もっとふるく、70年代から80年代と言っていい。70年代にいわゆるニクソンショックがあって、ドルに金の裏付けがなくなることを通じて、むしろ、アメリカは、自由のドルを印刷する特権をえて、そのもとで、投機がすすんだ。
 でも、日本で、今日生まれている株長者は、2000年以降の特徴だと言える。つまり、小泉政権のもとですすめられた規制緩和が大きな意味をもっていそうだ。株やさん(証券会社)に関係していた専門家に聞いたことがあるが、もともと株の世界では、いろいろなインサイダー的な技術というものがあって、それで、かつての株やは、稼いでいたという。どうも、現在の規制緩和は、これを公然と合法化というか、灰色化したところにありうそうだ。ライブドアや村上ファンドの問題も、ここに問題がありそうだ。いずれにしろ、それは限られたものだけに利益を与えてきた。
 そんな興味を駆り立てられながら、記事を読んでいた。

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2006/07/21

昭和天皇メモ問題の核心とは

 昨日もエントリーした、昭和天皇の発言メモが、今日の新聞も賑わしていました。社説でいうと、全国紙はそれぞれの主張をかかげ、地方紙はあえて今日は避けたというのが図式でしょうか。
 さまざまな角度からの発言がありますが、問題は、天皇の心にこたえるのかどうかだとか、天皇の発言の重みをどう考えるのかということではありません。そもそも憲法上、天皇は政治的権能はなく、政治的行為は内閣の助言のもとでしかおこなえないのですから。
 では、確信は何かです。靖国支持派は、60年代後半から70年代前半の靖国神社の国家護持に失敗した後、天皇と国家機関員等の公式参拝をもとめ、そのことで、かつての戦争は侵略戦争でなかったという考えを正当化しようとしていたということです。それは75年の表敬法案といわれる動き、同年のサンケイ新聞への意見広告、からはじまって90年代半ばの意見広告や映画の作成などへとつながっているからです。問題は、その主張がはたんしているというか、そもそも成り立たないものであったことが明白になったと言うことです。
 靖国神社をとうしてのかつての戦争を美化する行為、結果的にそうなる行為は、ただちにやめるべきだということです。

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ハウルの動く城(テレビ)

060710 今日は、8月の映画上映の実行委員会だったので、帰宅は10時過ぎ。それから、このハウルの動く城を見ました。後半の半分ぐらいかな。
 ハウルは宮崎作品のなかでも好きな作品です。平和そして自由への強い思い。切なくて優しい気持ちがあふれているから。後半だけでも、十分、のめり込んで見ていました。

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2006/07/20

PAC3 嘉手納配備へ

日米、嘉手納配備を決定/パトリオット(沖縄タイムス) 施設庁長官、きょう地元説明  日米両政府は十九日、地対空誘導弾パトリオット(PAC3)の嘉手納基地、嘉手納弾薬庫地区への配備を正式に決めた。駐日米国大使館が同日午前、外務省に通知した。これを受け、防衛施設庁の北原巖男長官らが二十日、県や関係市町村を訪れて配備内容を説明する。対象は県、嘉手納町、北谷町、沖縄市、うるま市、恩納村、読谷村の七自治体。PAC3の配備をめぐっては各市町村議会などで反対決議が相次いでいる。日米政府が地元への説明前にPAC3の配備を正式決定したことで、反発が強まる可能性もある。……

 北朝鮮のミサイル問題があっても、アメリカでは、このミサイル防衛については、懐疑的な議論も根強い。今回の問題でも、実際の担当部局は、その運用についてはやや消極的な意見をくり返していたようだ。が、日本では、さかんにミサイル防衛が議論されている。もうこれしかないというような極論まで、平然と出されている。
 さて、そのなかで、このPAC3の配備である。まるで、冷静な議論を、避けるかのような動きである。
 そして何より、基地再編は、沖縄の負担軽減ではなかったのか。

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昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感

昭和天皇、A級戦犯靖国合祀に不快感・元宮内庁長官が発言メモ(日経新聞)  昭和天皇が1988年、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)に強い不快感を示し、「だから私はあれ以来参拝していない。それが私の心だ」と、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)に語っていたことが19日、日本経済新聞が入手した富田氏のメモで分かった。昭和天皇は1978年のA級戦犯合祀以降、参拝しなかったが、理由は明らかにしていなかった。……

 今朝の日経新聞の超スクープだ。他紙は、全部夕刊で後追いしている。なぜ、日経なのかということも興味深い。明日から富田メモの連載もはじまるという。
 靖国支持勢力は、首相に靖国参拝、さらには閣僚の全員と三権の長を勢ぞろいさせ、天皇の参拝を実現することが悲願でもあった。そのことで、「日本の戦争は正しかった」という戦争観を国論にする――そう主張してきたのだ。小泉首相の参拝で勢いづいた、靖国支持勢力の思惑の裏にはこういった政治的ねらいがあったと言っていい。が、彼らにとって、肝心な天皇(当時)が、このような思いももっていたというのだ。これは、靖国支持勢力の政治的破綻を意味すると言える。
 偏狭なナショナリズムをかかげる主張に対する保守勢力のなかでの批判と分裂様相は、このブログでも紹介してきた。その延長線上に、今回の資料の発掘もあるのだろう。
 支持勢力はどうでるのか。その破綻と矛盾はいよいよ拡大するのだろうが。首相は、その後報道されているように、それでも靖国に行くのだろうか? そのアジアと日本に対する傷ははなりしれない。このことが、呼び水になり、参拝の中止に動くだろうか?

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2006/07/19

米政府が自民・穏健野党へ秘密支援 米外交文書で確認

米政府が自民・穏健野党へ秘密支援 米外交文書で確認(朝日新聞)

 米国務省は18日、ジョンソン政権(1964~68年)下の対日外交文書集を刊行し、複数の自民党幹部と野党内の穏健派を対象とした米政府の「秘密支援作戦」(資金援助)が、50年代後半から64年まで存在していたことを裏付ける文書を公開する。中央情報局(CIA)による自民党への資金援助については、94年に米紙ニューヨーク・タイムズが報道したが、公文書で確認されるのは初めて。野党の一部にも資金が及んでいたことが明らかになり、戦後史に新たな光が当てられることになる。
 刊行されるのは、米国務省が、機密解除期間の30年後をめどに逐次出している史料集「合衆国の外交(FRUS)」の第29巻第2部。 ……

 これはこれまでも、ニューヨークタイムズなどが何度も報じていたもの。それを国務省が公開された資料で確認したとうわけだ。アメリカに育成された日本の保守政党。日本政治の性格が、やっぱりという感じで浮き彫りになっていますね。

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子どもと靖国神社

 子どもが、友人たちと塾の先生に誘われて、靖国神社のみたままつりに先日いってきたとか。遊就館も見てきたよう。父親が遊就館に誘ってもいかないくせに(笑い)。どうも、靖国そのものの考え近い人がいて……。
 そりゃ、少しは話をします。靖国神社はどうしてつくられ、どのような歴史をもっているか。神社の展示や遊就館の展示の特徴。特攻とはどういうものか、などなど。濃い話を1時間近く??? いやだろうな子どもは。こんな親もって。でも、わかってほしいのは、兵士の死の裏にある戦争においやった責任はどこにあるのかということ。そして、それが戦後曖昧にされていること。まあ、どこまで伝わったか。
 いろいろな体験をして、いろいろなことを考えてほしいですね。子どもたちには。まあ頭の中はゲームのことが中心かなあ。

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2006/07/18

北朝鮮のミサイル問題をめぐって

 北朝鮮のミサイル発射をめぐって、大きく世界が揺れ動いた数日でしたね。この問題をめぐってはたくさん考えなければならない問題があると思います。
 1つは、言うまでもなく、北朝鮮の無法な行為と危険な挑発の問題です。このことは、国際社会が一致したものだと思います。
 そのことを前提に、議論の仕方としてだいじなような気がするのが、決して単眼的な議論に陥らないということだと思います。テレビがメディアの媒体の中心的な役割をはたしなかた、3分間ポリティックというわれるような、また、きわめて2元論的な考えが、あまりにも広がりすぎます。1番目の問題から導かれることと、国際社会がどう対応すべきかは、必ずしも直線でむすびつかないからです。
 1つ目の認識を大事にして国際社会が一致して、行動すること。そのことが何より重要で、現在、国連でもサミットでもそのように動いていることは大事なことです。そのさいに、いろいろな対立や、意見の違いがあったことも事実です。そのときに、その国際社会の一致のために、どう頑張ったかも問われなければならないし、これからの教訓としていくべき問題です。ましてや、一部に、このときとばからりに、敵基地攻撃論などの異様な軍事優先主義の主張などでてきた問題などもよく考えるべきだと思います。
 そのときに、大事なのは丁寧に議論することなのではないでしょうか。たしかに、テレビのなかで短い情報の提供も否定できません。が、国際社会のなかで、複眼的視点をもって外国とつきあっていく、そういう考え方を、これからの日本社会、日本に暮らす人々自身が身につけていく必要があるのでしょうから。いかがでしょうか。

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市町村の教育改革が学校を変える

026849620000 大手メディアでそんなに注目されているわけではないから、あまりよく知られていないけど、いま地方の教育行政は、少しずつ変わろうとしている。たとえば、愛知県の犬山市、埼玉県の志木市、これらは少人数学級で注目されたが、かなり独自の教育行政を展開している。まあ、一方で、東京の品川のように行政区もある。ここでも、独自の教育行政がすすめられている。そんななかで、教育委員会のあり方が、いま注目をあびているというわけだ。先日の骨太方針の審議のさいにも、文部科学省の「改革」の目玉にあげられていたのが、教育委員会。教育委員会の役割なんて、多くの人は知らないだろうし。しかし、大きな権限をあたえられている首長から、相対的にどくりつし、教育についての市民的合意を政治の強く影響力から距離をおいておこなううで一定の役割を果たしているというのが、この教育委員会の評価だ。
 本書はと言えば、この教育委員会をめぐる戦後の経緯、はじめは教育委員というのは公選制だったんです、から任命制のもとでのその役割を論じた後、地方分権がすすむなかで、独自の役割を発揮し、教育「改革」をすすめる地方のとりくみを紹介、アメリカの教育委員会――これはまたユニークで、少なくないところで、学区という特別な区域がもうけられ=日本の学区とは違う、そこで公選されている――の活動を紹介、今後の、教育委員会のあり方を提案している。
 地方のとりくみは教訓がたくさんある。が、なかなか評価が難しい気もする。本書で紹介されている京都市のとりくみはこの評価でいいんだろうか? などと疑問も感じる。要は、われわれが、その評価を考える目と頭をもつことだろうか。外国の例はもっと知りたい。ヨーロッパはいまどうなっているんだろうか? 問題は、1つは民主主義のあり様、もう1つは教育の自主性のあり様なんだと思う。著者の提案をうけとめるうえでも、そもそもの教育委員会や教育行政をめぐる、日本のなかでの緊張をふり返る作業も必要だと痛感する。
 ただ、著者の結論にある、外的な力より教育の内在的な自主性の尊重、そこに改革の要があるという提起を大事にして、この問題を考えたいと思った。やはり、こうした問題は広くしられていいと思う。

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2006/07/17

ALWAYS 三丁目の夕日

20051015007fl00007viewrsz150x もう1本見たのが、3丁目の夕日。まあ、悪い映画ではないけど……。ちょっときれいすぎる。1950年代後半といえば、もっと、戦争の傷跡もあり、差別やそれにつながる街の汚さもあったと思う。ちょっと、違和感を感じる。この時代をきれいな思いでだけにしていいのかなあなどという感想。

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オリバー・ツイスト

Main1 DVDを見ました。ストーリーもさることながら……。19世紀のイギリス、ロンドン。それがどんな社会だったのかは、私も、直接、文献研究の対象である『資本論』を理解するために、いろいろ資料をあさったりします。その19世紀のイングランドが見事の再現されたことに、強い関心をいだあきました。せわしない街の動き、そして、汚さや卑猥さも、あるていど再現されていて、なるほど、こんな時代だったのかなどと。
 俳優も、主人公の子役もふくめ、合格点。十分、その世界に引き込まれる2時間です。

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2006/07/16

韓国のヒロシマ

243 今年8月6日に、地域でとりくむ「NAGASAKI 1945 アンゼラスの鐘」の事前学習会にとりくみました。地域に住む被爆者の方のお話と、『韓国のヒロシマ』という写真集を出されている鈴木賢士さんのお話です。35人ぐらいの参加がありました。被爆者の体験は胸をうちます。60年のときが経ち、その体験をうけつぐのは、最後のチャンスなんだと思います。
 鈴木さんのお話は、広島や長崎の被爆者のやく1割は韓国や朝鮮の人だったということから、韓国の被爆者の取材に向かい、そして韓国南部ハプチョンというところに集中していることを取材をとおして知っていきます。本は読んでいましたけど、直接話を聞くと、ぜんぜん違います。戦争の責任ということにたいして、新しい視点をすることのできた学習会でした。
 地域のお母さんたちとの学習会ですが、お母さんたちの真剣さには頭が下がります。というか、こんな活動や仕事をしていると、自分たちは少数派だと思ってしまいます。が、こういうとりくみでのお母さんたちのがんばりを見ると、やっぱりすばらしい人たちはたくさんいるなあと思えてきます。そんな元気ももらいました。

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2006/07/15

新しい「新しい歴史教科書をつくる会」だって???

 「新しい歴史教科書をつくる会」の内紛については、このブログでも、紹介してきましたし、GAKUさんのブログに詳しい、紹介があるのですが、その内紛の図式を、7月3日付の『AERA』が、割合とわかりやすく説明していました。前々会長の八木秀二氏を中心に、離脱し、新しく「つくる会」をつくろうというのが新派。ここには、種子島前会長なども合流し、さらには、伊藤隆東大名誉教授や、中西京大教授なども合流するというという話。フジ・産経はノーコメントをとおすが、ここを支援するという観測。残留派は、藤岡拓殖大教授に小林正会長。そして、こういった争いから離脱したのが、反米派の西部氏や小林よしのり氏に、西尾幹二氏に高橋史朗氏など。保守派のナショナリズムをめぐって矛盾はこんなふうにも透けて見えます。背景には、つくる会の教科書が売れなかったという経済的問題に、イデオロギー的な対立もうきぼりになっています。

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2006/07/14

ナチス第三帝国の下のドイツサッカー界の現実

 スポーツ「9条の会」が開催した、「ナチス第三帝国の下のドイツサッカー界の現実」という学習会に参加してきました。
 ワールドカップが終わり、楽しみがなくなってしまいましたね。それにつけてもジダンの頭突きはショックでしたね。ジダンの行為は許されるものでは決してありません。また、ジダンが現場で抗議を審判にたいしてしていない以上、真相は、闇のなかという気がします。そのぐらいジダンの責任は大きいと思います。同時に、ことが深刻なのが、この大会で、FIFAが人種差別キャンペーンをおこなっていた事実です。そのことはご存じだったでしょうか。
 さて、それは、ドイツで開かれた大会だったということと深くかかわっています。開催をイギリスとあらそったさいにも、イギリスから、ドイツには資格があるのかと深刻ななげかけがあったのです。FIFAの圧力をうけ、開催決定後、その正当性を証明するために、ドイツのサッカー協会は、ニルス・ハーヴェマンという歴史研究者に、第三帝国のもとでのサッカー連盟の活動の調査を委嘱します。そして、昨年、ドイツでは、『鉤十字の下でのサッカー』という分厚い報告書が出版されているのです。
476846919101_pe00_ou09_scmzzzzzzz_v55508 二〇世紀の終わりには、ジャーナリストによる『ナチス第三帝国とサッカー』という本が出版されていて(邦訳あり)、先日、「しんぶん赤旗」にその著者のインタビューが掲載されていました。そのことは、洋さんが、紹介されています。政治の道具として翻弄されたサッカーの過去、そして現在も存在する差別…。その前史には、労働者スポーツとしてのサッカーの弾圧があるということも注目すべき事実でしょう。こうした歴史にも、ワールドカップをとおして、一方でその風化とたたかいながら、向きおうとするドイツの動きは、もっと注目してもいいと思います。刺激的な学習会でした。

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2006/07/13

下北サンデーズ

Yuika03 今日は、早め、9時前に帰宅。久しぶりにドラマです。下北サンデーズ、見ちゃいました。別に上戸彩が好きなわけじゃありません。下北沢、懐かしいですね。小劇場の臭いはもっと懐かしい。劇団の話はワクワクします。石田衣良、堤幸彦、藤井フミヤ。もうこれだけで、見なくっちゃいけませんよね。うーん、やっぱり面白かった。

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保守の相克が垣間見える

 今月発売の月刊誌は、1つの特徴をもっている。保守系の人々がいっせいに首相の靖国参拝に”懸念”を表明していることだ。先日紹介した、『論座』の山崎拓や石破にとどまらず、『文藝春秋』では、加藤紘一や古賀誠が、『中央公論』では加藤ともに与謝野馨が、小泉首相を批判している。
 ナショナリズムをめぐって、ある意味では歴史認識と外交政策をめぐって、明らかに保守のなかで、深い亀裂が走っているのが分かる。それは、今回の北朝鮮をめぐっても、ちらちらと見える。安倍や麻生、額賀らの図に乗った発言には、この1日であきらかにブレーキがかかっている。ここに小泉政治がつくりだした政治の弱点も垣間見えると言えないだろうか。

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2006/07/11

ココログのメンテで2日間休み

 ココログのメンテで、今日から2日間、エントリーができなくなります。したがって、2日間、このブログの書き込みもお休みです。北朝鮮の問題など、問題意識をためて、再開後、書きたいなあと思います。
 新しいブログやHPも実は準備しています。夏休みに一挙公開? お楽しみにねえ!

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2006/07/10

靖国問題と日本のアジア外交

Photo_3 いよいよココログは明日からメンテナンスに入ります。したがって、明日の昼過ぎから2日ほどエントリーはできません。それで、調子はよくなるでしょうか。いまだ絶不調。したがって、この本の写真も今日は、アップできません。
 さて、松竹さんの新刊は、いつものように、刺激的です。ある意味、主張は明確なのです。もともと、ある雑誌に掲載された戦後日本のアジア外交史についての論文に、今日にいたる靖国参拝の変遷を織り込みながら、サンフランシスコ条約から今日にいたるまでの戦後日本の対米従属外交を検証しています。雑誌に掲載された論文の比較しても、彼が、どんな勉強をして、どんな問題意識がわかります。
 さて、いま日本は明らかにアジアから孤立しつつあると思います。その背景のひとつには、戦後一貫してとられてきた対米従属外交があるのです。もうひとつが、靖国参拝に象徴される歴史認識の問題です。その経過を、出発、展開、分岐、格闘、そして融合に区切って展開し、日本の外交政策の問題の根源を鋭く解明しているのです。
 アメリカの占領と、サンフランシスコでの「独立」のありよう、この原点から、たどっていまの日本政治の異常とその矛盾を深さをさぐるうえで欠かせない一冊だと思います。
 ところで松竹さんの本とは、少し離れるのですが、最近私がよく考えるのは、そんな日本の戦後史の展開を、もっと立体的に語れないのかという問題意識です。つまり、与党の政策の対極には国民の運動があります。運動の背景には、国民の意識があります。そして、それを反映した、支配層のなかの相克というものがあるときは政局という形で表面化します。アジア外交についても、その相克の深さは、いまの政治のゆきづまりを現しているんだろうなと思います。そんなことをもっと知っていきたいなあなどと感じています。戦後史というものは、興味が尽きないですね。

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2006/07/09

原子力空母配備反対 横須賀大集会だあ

20060709125949_1 今日は、横須賀への米原子力空母配備に反対する集会に参加してきました。あさ、団地の草取りをして、疲れたからだで、集会へ。集会は、志位さんのあいさつも、呉東弁護士のあいさつもわかりやすく、また、米兵に殺された佐藤さんの旦那さんの話も心に残りました。もう少し、アメリカの軍事戦略にふみこんだ話もあってもいいかなあとか、クロートっぽく考えたりもしますが。米軍基地の再編をめぐって、いま何を考えなければいけないのか。いろいろ考えさせらてた時間でした。
 超久しぶりに、横須賀の街をデモをして、あとは、駅前でいっぱいです。さて、今週も仕事でがんばります。
 
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教育基本法国会審議の検討会

 昨夜は、教育法学会教育基本法研究特別委員会の公開研究会に参加してきました。研究者による、国会審議の検討です。全体の審議の特徴と改正理由にかかわる問題を新潟大学の世取山さん、愛国心をめぐる問題を早稲田の西原さん、教育振興基本計画に関して、埼玉の林さん、そして学テ判決にかかわって獨協の市川さん。
 ここんところ世取山さんの報告はものすごくさえていましす。今回も、立憲主義を流しさる「改正」だとの特徴づけは、みごとです。西原さんは、背景の政治のダイナミクスの分析がちょっと不同意。逆にわかりにくくしたという印象。林さんのはよく整理されていたという印象。市川さんのは、学テ判決の解説は、さすが専門家でわかりやすくそのとおりだと思うけど、この人は国会のこと、政治のことをよくわかっていないという印象。
 まあ、全体として勉強になりました。
 研究会後、しりあいといっぱい。昨日はチャングムもなかったし。そのために、おそくなってブログの更新はお預けでした。
 
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未来をひらく歴史 1周年シンポ

Photo_2 日・中・韓の3国の歴史や歴史教育の研究者などの手による歴史共通教材『未来をひらく歴史』がつくられて、ちょうど1年。三国で発刊されたものの記述のズレを修正した第2版が刊行されたのを記念して、この教材を、日・中・韓でどう教えたのかをテーマにした、シンポジウムが昨日、明治大学で開かれたので、参加してきた。
 中国の上海の中学での、アジアからきている学生対象につかった経験、韓国の高校での実践は、日本の沖縄戦をとりあげたかなりつっこんだテーマ設定をして、先生の熱い思いを感じた。そして、日本は立命館高校宇治のとりくみ。実際の高校生の発言もあり、それはまた頼もしく、感動をさせった。思わず、自分の子どもたちにも、こんな学習の機会があればいいのにだとか、彼女たちがおこなった韓国や中国の子どもたちの交流なども、こんな経験をさせてあげたかったなあなんて思ってしまう。同時に、それは限られたものとも言えるもかもしれない。
 どうすれば、それが開かれた実践になっていくのか。やっぱり、大人が変わったり、学習したり、そんな積み重ねをすすめるしかないんだろうななどと、強く思ったシンポジウムであった。

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2006/07/07

石破の正論

 すみません。実は書きかけのまま、エントリーしたままでした。ときかく、ここのところココログさんは絶不調で、なかなか修正もままなりません。コメントもすぐエラーになったりして、お返事できずに申し訳ありません。
 さて本論。

 朝日新聞の『論座』という雑誌が、「『タカ派』が憂う『タカ』の増殖」という興味深い特集をくんでいた。山崎拓や石破茂という、軍事力優先の政治家を登場させている。私がもっとも嫌う政治家たちだ。が、読んでみるとなるほどと思わせる。山崎は言う「いまの自民党は良識派が3割。6割が無色で、危険思想派が1割ですね」と。この危険思想派が伸してきているのを彼らはうれいているという訳である。
 石破はもっとも忌み嫌う政治家の1人だが、なかなか正論を言う。「首相の靖国参拝には問題がある」と。とくに、

 「遊就館も靖国の重要な一部であり、全く関係ないということにはならない。そしてその遊就館では、いかにあの戦争が正しかったかということが強調されている。……その歴史認識が強調されている施設をもつ神社に一国を代表する総理がお出ましになるのは、やはり問題なのではないだろうか」
 など、みごとな意見である。
 北朝鮮の問題についても、「単独経済制裁には疑問」を呈している。感情的にいきり立つのはよくないと言わんばかりの、冷静さだ。
 個人的には、ちょっと、こんなこと言ってほしくないなあなって部分もあるけど(笑い)、保守派のなかのナショナリズムをめぐる分裂というか、相克というかそんな現状をかいま見せてくれる。たぶん、教育基本法が、先の国会で、成立しなかった背景にもこうした問題があるんだろうと思う。政治は、一路右にというような単純な動きだけではないといことだろう。さて、こうしたなかで、ミサイル騒ぎのその後の、キャンペーンは、どんな局面をつくりだすのか。冷静に考えていきたい。

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2006/07/06

教員勤務実態調査

 この7月3日から、 「教員勤務実態調査」というものがはじまっているのをご存知ですか。現場への依頼文には、「このたび、『簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律』が平成18年6月2日に公布・施行され、総人件費改革の観点から、学校教育の水準の維持向上のための義務教育諸学校の教育職員の人材確保に関する特別措置法(昭和49年法律第二号)の廃止を含めた見直しその他公立学校の教職員の給与の在り方に関する検討を行い、平成18年度中に結論を得て、平成20年4月を目途に必要な措置を講ずる
こととなりました」とあるそうです。財務省の教員給与の切り下げに対しての基礎資料つくりというわけでしょうか。ただ、文部科学省は、それだけにとどまらず、どうも新しい教員給与体系を検討しているようです。朝日の6月11日付には、次のような記事があった。「文科省は、教員それぞれで異なる残業時間を考えずに一律支給を続ければ、一般公務員との比較で公平性を欠くと判断。教職調整額を廃止して、時間外手当に切り替える方向で検討している。各教員の超過勤務時間を確定する方法として、タイムカードの導入などを想定している。 教員の能力・業績も本格的に評価し、新たな職制の創設や、基本的に4級制となっている給与区分を細分化することなどで早期昇給の処遇をする仕組みも検討している」。これがいまはやりの教員評価とどうかかわってくるのだろうか。

「教職員勤務実態調査の概要」

目  的
 総人件費改革の観点から、教員給与の見直しを行うにあたり、教職員の給与に
ついては、その職務と責任の特殊性、勤務態様に基づき決定されることから、全
公立学校小・中学校を対象とした教員の勤務実態調査を行うもの。

調査時期
 平成18年7月3日~12月17日(6月間)
 (1) 7月 3日~ 7月30日(4週間)
 (2) 7月31日~ 8月27日(4週間)
 (3) 8月28日~ 9月24日(4週間)
 (4) 9月25日~10月22日(4週間)
 (5)10月23日~11月19日(4週間)
 (6)11月20日~12月17日(4週間)

調査対象校
全国の公立小・中学校のうち、地域・学校規模のバランスを考慮して無作為に抽
出した学校。
 毎月、小学校180校、中学校180校(延べ約2,160校)
 ※毎月調査対象校を変更(1校の調査期間は1月間のみ)

調査対象教員
 校長、教頭、教諭、栄養教諭、養護教諭、講師(常勤)
 ※学校事務職員、学校栄養職員は調査対象外。
 毎月約1万人(延べ約6万人)

調査の実施
 文部科学省が研究グループ(代表:小川正人東京大学教授)に委託
 調査票の配布、回収、集計等は民間調査会社が実施。
 (注)民間委託業者とは「ベネッセである」と高槻市教委の情報提供

その他
 ●調査対象者は調査票を校長に提出。
 ●1月毎に集計する。

(備考)
 ・高等学校の教員についても同様に勤務実態調査を行う予定であるが、現在準
備中。
 ・教員の多忙刊などの意識調査についても行う予定であるが、現在準備

 「教員個人調査票」の<記録時間帯>は午前5時から翌日の午前5時までの24時間。<業務の分類>は
(児童生徒の指導にかかわる業務)=朝の業務、授業、授業準備、学習指導、成績処理、生徒指導、部活動・クラブ活動、児童会・生徒会指導、学校行事、学年・学級経営。(学校の運営にかかわる業務)=学校経営、会議・打合せ、事務・報告書作成、校内研修。(外部対応)=保護者・PTA対応、地域対応、行政・関係団体対応。(校外)=校務としての研修、会議、(その他)=その他の校務、休憩・休息
 だそうだ。

 教員免許更新制など矢継ぎ早に出される、教員政策などについても注目しておくことは必要なんだろうな。

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2006/07/05

小沢代表の顔

 今日の全国新の社説は、小沢さんの訪中でもちきりだった。

【朝日】小沢氏訪中 握手の次をどう描く
【読売】[小沢代表訪中]「靖国問題を避けた胡錦濤主席」
【産経】小沢・胡会談 「対話」は日本も歓迎だが

 そんなとき、小沢が朝日新聞から出しているインタビュー本を思い出す。小沢は外交のポイントは、本音を相手にぶつけることだと言っている。中国ではどうなのだろうか。なるほど本音の対話を強調はする。が、歴史認識の問題を中心に、中身が本音で会話が行われているとはとうてい思えない。ここには実利を重視する現実主義的な小沢の顔がある。小沢という政治家の姿も考えたい。

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北朝鮮が7発のミサイルを発射

 早朝から、北朝鮮が、7発のミサイルを発射したことが、テレビや新聞を占領した一日。朝の番組では、北海道のすぐ近くに着弾していたかのような報道もあった。北朝鮮の驚くべき蛮行は、批判されるべきものであることは言うまでもない。いまだから、国際社会のなかで、その行為の糾弾がおこなわれるべきなのだと思う。そのためにも、日本には平和の戦略が求められているのだろうか。外交的な道理をつくさない国だけに、問われている問題は大きいんだろう。メディアは、冷静で、事実にもどづく報道につくすべきだ。朝のような危機感をあおる報道では、国民感情が政治をあやまった方向に導く危険もある。メディアのありようも問われている。

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2006/07/04

いよいよベスト4。ああヒデ

 ココログは絶不調です。だって、コメントの返事もうまくつかないし、エントリーもなかなかです。niftyさんなんとかしてくださいよお。

 準々は応援した試合で勝利したのはポルトガルだけです。南米のチームが負けたのは残念です。図体の大きいチームががっちりした試合運びではおもしろくありません。がんばれポルトガルです。

 さて、ヒデの突然の引退です。どこかで予想はしていましたが。早すぎるようですけど、フランス大会の予選から、日本代表はヒデのチームだったから、長い間ごくろうさまでしたですね。引退のHPのコメントには、いろいろと考えさせられます。少し、泣けてしまいますよ。いつでももどってこい!

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「改革」の陰りだ!

 日曜の、地方選挙は自民党に衝撃を与えているようです。滋賀の県知事選の結果はもちろんでしょう。案外、予想以上に、衝撃が走っているのが東大阪の市長選挙。読売新聞の大阪版で次のような記事を見つけました。

 検証ファイル 東大阪市長選を振り返って
「行革」より「暮らしの安定」 国保料値上げ市民は切実 現職に厳しい住民の目

 東大阪市長選で共産推薦の前市長、長尾淳三さん(54)が4年ぶりに返り咲いた。各陣営は自民が分裂し、2人の保守系候補に票が割れたためとの見方を示したが、長尾さんの勝利を〈漁夫の利〉の要素だけと言い切れるのだろうか。選挙戦からは、これまでもてはやされた「改革」に対する住民の意識の変化も読みとれる。
 …市長選と同じ日、滋賀県知事選では自・民・公の相乗りの現職候補が敗れた。政治学に詳しい森脇俊雅・関西学院大教授は「近年、財政が右肩上がりではなくなり、首長は住民に厳しいことを言い、経済的負担を強いるケースも多い。その意味で、現職に対する有権者の目は厳しくなっており、期待に応える仕事をしないと認めてもらえない。かつてのような『選挙は現職に有利』という考え方は通用しなくなっている」と話している。

  「小泉人気にも陰りが見えてきたということかなあ。国民・市民に対するしわ寄せへの不満が、限界に来ているのかもしれない」というのが保守陣営の受け止めです。
 今後、ポスト小泉レースにも少なからず影響をあたえるでしょうし、小沢民主党はますます対決姿勢を強めるでしょう。そのなかで、政治変革のどんな展望が切り開かれるのか? ますます楽しみ?とも言える、夏から秋にむけての政治です(笑い)。

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2006/07/02

お昼から思わぬビール…

 今日は、昼から仕事の打ち合わせ。1時前に、研究者といっても私の大学の先輩らと待ち合わせをして、お昼を食べながらの打ち合わせのはずが、暑いからビールと。まあ、午後の仕事はキャンセルしてという話に…。1時間半ほど、ビールにワインを片手にという時間になってしまいました。
 私のほうは、赤い顔して、次の仕事に行きましたけど。

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2006/07/01

教育における新自由主義

 教育政策学会という学会の公開シンポジウムをのぞいてきました。第一部は「学校における成果主義文化――イギリス教育改革のインパクト」と題して、イギリスの大学のデニス・グリーソンさんという先生の講演です。英語での話は、ほとんどわかりませんでしたが、勝野さんの通訳で、刺激的な話をききました。ポスト産業社会におけるグローバル化のもとで、教育と社会・経済との関係の変容が迫られ、目標と成果の文化という形で学校の変容がせまられている。そのもとでの教師の専門性のあり方もふくめ、そうした学校改革がどのようにイギリスでうけとめられ、論じられているかといったような話です。
 癒しのミニコンサートのあと、第2部は、日本における学校教育制度改革の動向というシンポジウムです。北海道の僻地、そして教育課程改革などが語られましたが、なんといってもお目当ては品川の教育長です。残念ながら、若月教育長は病気で欠席、NO2の吉村小中一貫担当課長の登場です。話は、驚きの連続でした。なによりも、自信に満ち、どうどうと、かなり体系的に話すことです。話の内容にも、それなりに「一貫性」と「魅力」があります。どうも「官から民へ」と同じ構図ですね。学校選択制、特色ある学校づくりから、学校評価、学力の到達度調査、そして中高一貫教育とその要領づくりです。
 会場とのやりとりでこんな会話のありました。
 「選択制で地域との関係は希薄になるのでは」「都会で、学校と地域の深い関係のところがあるのか。そもそも関係が希薄なところに、選択制で意識を変えて関係をきずくのだ」、「品川の学校を希望する先生が少ないではないか」「改革には苦労がつきもの。そのやる気のない先生はいらない」――性根をすえた批判的な検討が必要だと思ったシンポでしたね。

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