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2006/06/07

天皇の記者会見

 たくさんの人はブログで書いていますが、今日の新聞で注目されたのが、昨日の天皇の東南アジア訪問に関しての記者会見。その内容は、歴史認識から、教育基本法の問題まで、質問に答え、抑制的な表現ですが多岐にわたります。どう読みとり、どう評価するのかは、これまだ、微妙な、むずかしい問題ですね。憲法の立場から言えば、質問をする方もする方という感じもしますし、発言はさしすぎという印象もありますが、率直な心情も出ているとも言えますね。右翼の人たちは、どう聞くのでしょうか。

 朝日のHPでくわしくアップされています。
 両陛下、8日に東アジアへ出発

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 先の大戦では日本人を含め、多くの人々の命が失われました。そのことは、かえすがえすも心の痛むことであります。私どもはこの歴史を決して忘れることなく、各国民が協力し合って、争いのない世界を築くために努力していかなければならないと思います。戦後60年を経、先の大戦を経験しない人々が多くなっている今日、このことが深く心にかかっています。
 ……
 教育基本法の改正は、現在国会で論議されている問題ですので、憲法上の私の立場からは、その内容について述べることは控えたいと思います。教育は国に発展や社会の安定にとって極めて重要であり、日本の発展も、人々が教育に非常な努力を払ってきたことに負うところが大きかったと思います。
 これからの日本の教育の在り方についても、関係者が十分に議論を尽くして、日本の人々が自分の国と自分の国の人々を大切にしながら世界の国の人々の幸せについても心を寄せていくように育っていくことを願っています。なお、戦前のような状況になるのではないかということですが、戦前と今日の状況では大きく異なっている面があります。その原因については歴史家に委ねられるべきことで、わたくしが言うことは控えますが、事実としては、昭和5年から11年、1930年から36年の6年間に要人に対する襲撃が相次ぎ、そのために内閣総理大臣、あるいはその経験者4人が亡くなり、さらに内閣総理大臣1人がかろうじて襲撃から助かるという、異常な事態が起こりました。帝国議会はその後も続きましたが、政党内閣はこの時期に終わりを告げました。そのような状況下では議員や国民が自由に発言することは、非常に難しかったと思います。先の大戦に先立ち、このような時代のあったことを多くの日本人が心にとどめ、そのようなことが二度と起こらないよう日本の今後の道を進めていくことを信じています。
 ……

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» 「愛国心」教育についての天皇陛下のご発言 [飯大蔵の言いたい事]
 天皇陛下が「愛国心」記載について質問を受けたようだ。 記者会見の全般的な記事はこれ 天皇、皇后両陛下:東南アジア訪問を前に記者会見 [続きを読む]

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