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2006/06/10

広島・長崎原爆、東京大空襲、重慶爆撃から

 日本平和学会という学術団体のなかに、グローバルヒバクシャ研究会というのがあります。昨夜は、この研究会が主催したシンポジウム、「いま日本政府の戦争責任を改めて問う」 広島・長崎原爆、東京大空襲、重慶爆撃から に参加してきました。20代の若い研究者のフリーランスの方などがつくっている研究会のようです。内容が、広「被爆者は日本政府へ何を問うてきたのか―被団協創設50年によせて」田中熙巳(「日本原水爆被害者団体協議会」事務局長) 、 「いまなぜ東京空襲戦災者はたちあがったのか―集団訴訟をはじめるにあたっ
て」 星野ひろし(「東京空襲犠牲者遺族会」事務局長)、「重慶爆撃被害者の対日提訴をどううけとめるのか」前田哲男さんだったので、それぞれの話が聞きたくて行ってきました。報告は短いものでしたが、それぞれ興味深いものでした。とくに、聞きたかった東京空襲の集団訴訟の話は、その経過がよくわかりましたし、いまの議論などもしれて面白かったです。前田さんのヒロシマ・ナガサキや東京空襲の起点としての重慶の戦略爆撃、日本がもちこんだ戦争戦術としての無差別爆撃についての説明は、その後の戦争を考えるうえでも大変大事だと思いました。今度、前田さんの『戦略爆撃の思想』が新しく出版されるという話ですが、かつての本を仕入れてきたので、ちゃんと読んでみようと思いました。
 若い研究者の発言も興味深いものがありました。私よりも20歳ほど若い人たちです。当然、世界の見え方も違います。私たちの世代以上に、戦争被害の事実そのものが相対化され、そのなかで、事実をどう認識していくのかという点でも、私たちとは違う葛藤や悩みもあるようです。そんな世代の人たちの関心や感じ方というものも、大事にしながら、私も発言していくことが大事なのかなということはとても思いました。彼らが、 『隠されたヒバクシャ 検証= 裁きなきビキニ水爆被災』などの研究成果をまとめているようなので、そんなものも機会があれば読んでみたいなあと思いました。

 夜、帰路につくと、つれ合いが近所のいつものメンバーと飲んでいるという電話。まだご飯を食べていなかったので、最後30分ほど合流して、ご飯を食べました。

 実は、今日と明日は、平和学会の研究大会がおこなわれています。尊敬する内海愛子先生が現在の会長だし、興味ある、報告もあるので、ぜひ行きたいなあと思うのですが、今日は、9条の会の交流会もあるし、憲法再生フォーラムもあるし、私がいつも参加している経済関係の研究会もあるし……。いろいろ悩んだ末、いつもの研究会を優先しました。むずかしいテーマだったので、超頭が真っ白状態でしたが、たくさんの刺激を受けた次第です。ハイ。

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» 共感してくれる人がいるって事 [優希]
ブログを始めて良かったと思う事は私と同じように悩んでる人、私と言う人間を知ろうとしてくれる人に本当にちっぽけで、何も出来ない私でも知ってもらえる価値がある、生きてる意味がある、そう思える瞬間がある事・・・・ [続きを読む]

受信: 2006/06/17 23:38

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