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2006/04/29

愛国心って何だ?

 教育基本法については、愛国心という問題が1つの焦点になっている。この愛国心というものを強制することが、間違いだというのは、異論はない。そもそも、愛国心ってなんなんだろうか。もし、「君は、この国が好きか」と聞かれたら何と答えるだろうか。やっぱり、山や川などの風景は好きだしね。言葉も好きだし、どちらかと言えば、好きだと答えるだろう。そもそも、世界の歴史を振り返っても、愛国心は、近代国家の形成の時期には、民主国家をつくるうえで大きな役割を果たしたわけだし、20世紀にはどとらかというと左翼の方がこのんで使った時期もないわけではない。もちろん、きわめて否定的な役割を果たした経験をこの国はもつ。愛国心が、排他的な、偏狭なものとなり、政治に利用された経験をふまえてつくられたのが教育基本法なのだと思う。
 いま、なぜ為政者はわざわざ愛国心をもちだすのか。その愛国心とはいったいどういうもので、それをどのように利用したいのか。このGWは、少し、愛国心をめぐっていろいろと考えてみたいと思っている。

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» 誇れない議論@愛国心教育 [Muse on Music.]
「愛国心」「国や郷土を愛する」・・・このような文言を教育の目標として教育基本法に盛り込むかどうかの議論が国会で続いている。このような議論をすればするほど、日本の政治のレベルの低さがわかってしまうから、早くやめて欲しいと僕は思っている。 僕は、「国を愛する..... [続きを読む]

受信: 2006/05/03 15:59

» 改正教育基本法は愛国心を強制しているか [阿川大樹のつぶやきの壺焼き]
「愛国心は法律によって強制されるべきものではない」という意見に関して、日本国憲法下では、法律は国民自身による主体的合意事項であり、国家は国民の延長であるから、法律=強制ではない。むしろ、教育基本法を「法律による愛国心の強制」と捉える考え方には、むしろ逆に民主主義を危険にする考え方が根底にある。... [続きを読む]

受信: 2006/05/22 15:03

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受信: 2006/05/22 19:51

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