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2006/04/26

鄭必堅の提言

 朝日新聞のオピニオン欄で「グローバル化にどう向き合うか」というコーナーがあり、中国の改革開放フォーラム理事長の鄭必堅氏へのインタビューがのっていた。「平和台頭論」で知られる中国の理論家である。彼は、中国の現状をこう語る。「中国は平和的な道を決めた。中国の発展は黄金期だが、矛盾の出現期でもある。エネルギーを含む資源問題と環境問題。効率化を訴えながら社会の公平性にも力を入れるなど、両立しなければならない問題が10ほどある」。そして中国のとるべき方向を3越と表現する。「持続的発展が可能な工業化をすすめる。冷戦思考を超え、全方位に関係を発展させる。国情に合い、人々が望む社会統治のモデルを探すこと」。日本への期待として、「平和の道を歩み続けるだ。日本が60年間、平和発展の道を歩んできたことを中国は非常に称賛している。だが最近の日本の国内の動向は隣国にとって心配だ」として、憲法の「改正」の動きなどをあげる。そして「侵略戦争の被害国民の感情を尊重すること」「アジアの重要な一員としての戦略的位置づけを明確にしてほしい」と言う。傾聴に値する、なかなか鋭い提言だと思った。

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