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2006/04/08

石原慎太郎の映画……

 6日に、「俺は、君のためにこそ死ににいく」の制作記者会見が帝国ホテルでおこなわれたそうです。
 その様子をHPでは、次のように紹介しています。

 劇中にも役者として登場する特攻服をまとった特攻兵20名が小走りに入場し、列を成した。当時の特攻隊員が書き残した両親と鳥濱トメさんへ宛てた遺書がそれぞれ読み上げられた。トメさんの写真と特攻兵士たちに向けられた肉声も場内に響き渡り、会場は水を打ったような静けさ。号令で特攻兵が退場の姿勢に入ると会場から拍手が起こった。と、同時に桜の紙吹雪が舞い散り、緞帳が開き登壇者が現われた。

 特攻役の役者は、記者が会場に入る際に、敬礼で迎えたとも言います。
 製作総指揮、脚本の石原都知事は、「戦争体験のある老世代の一人として紛れもなくあった美しい青春像を若い俳優に体験してもらう。それがいい財産になればと思う」と言ったそうです。
 私は、これまで、何度か、特攻を国を守るために死んだ美しい青春として描くことは、そこで思考を停止させ、その死のもつ意味や戦争の真実に目を向けることとどまさせると書いてきました。きわめて危険です。
 同時に、主張として、歴史的背景から離れて美しいと言うことは簡単ですが、物語として描くには、どうしても歴史が入ります。はたしてどんな物語が展開されるでしょうか。まだ、シナリオは見ていません。ぜひ注目しなければと思っています。
 2006年末、映画は完成し、2007年初夏全国ロードショーを予定。

 

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コメント

「軍国主義者」の石原慎太郎氏が作りそうな映画ですね。美しい青春ですか。
東京裁判が正しいかは別にしても、あの戦争が、民間人を巻き込んだ「美しい」とは程遠い戦争であったのは間違いないでしょう。
国の為に、愛する人の為に、命を捨てる事が美しいというのは、為政者の欺瞞です。

聖書には、もっとも大きい愛は、愛する人の為に死ぬことだと書いてありますが、
戦争で死ぬというのは、決して「愛する人の為に」死ぬのではなく、外交政策に失敗した政治家や権力者の為に、政治家や権力者とは関係の無い国民同士が殺し合いをする事だと、戦後60年以上過ぎても忘れてはならないと思います。

投稿: エクサ | 2006/04/09 00:01

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