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2006年4月

2006/04/30

戦争のリアル

 今日の新聞にいっせいに内閣府の「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」についての報道がならんだ。たとえば、日経の報道はこうだ。

 「戦争に巻き込まれる」不安、世論調査で45%が指摘
 内閣府が29日に発表した自衛隊・防衛問題に関する世論調査によると、日本が戦争に巻き込まれる「危険がある」と考える人は3年前より1.8ポイント増えて過去最高の45.0%に達した。北朝鮮の核開発問題など不安定な東アジア情勢を反映したといえそうだ。
 国際平和活動への協力については53.5%が「現状維持」を希望。「これまで以上に積極的に取り組む」は31.0%にとどまった。
 自衛隊のイラク派遣に関しては「復興に役立っている」が66.7%を占めた。沖縄の米軍機能の一部を本土に移転することについては賛成(51.5%)が反対(34.5%)を上回った。 ……

 この世論調査をどう見るべき何だろうか。調査の全体は、まだ今日の段階で、内閣府のHPにはアップされていないので、わからない。ただ、多くの人が戦争にリアルさを感じているようだ。それはもちろん、私たちの生きている世界の実際に、戦争の最中にある世界だと言うことがある。9・11の恐怖とその反対側には、イラク戦争という恐怖もある。同時に、日本の外交についての漠然とした不安感があるのも違いないと思う。有効な平和への回路を、ときの政権が見いだせないでいることも事実だ。さらに、ことさら不安に駆り立てられるような社会状況がそんざいしているのも事実だろう。経済のグローバル化の進行の中で、必要以上に敵を大きくさせる社会状況がある。
 多くの人が、戦争にリアルを感じているのなら、われわれは平和のリアルを語らなければならない。いまの世界は決して、戦争の危機ではなく、太く平和への道を歩もうとしていることへの現実感。その主張に、どれだけ説得性を込めることができるのか。われわれの使命である。いまわれわれは試されている。

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吉田茂

400430971901_ou09_pe0_scmzzzzzzz_ 戦後政治と、現在の政治を考える上で、この吉田茂と岸信介という人物についてはまとまって、勉強したいと思っている。現在の政治を考える上でも、もちろんポスト小泉に、安倍晋三や麻生太郎みたいに、直系の人物が浮上しているということもあるが、そもそも小泉がぶっここわしたという自民党なるもの、そのどの部分をこわして、何が温存されているのかを理解する上でも、戦後政治の枠組みをつくった政治家の伝記を読んでみようと思って、まず、この新書を読んでみた。いろいろ、忙しいので、この本は、お風呂のなかで読む本と決めて(笑い)、ちょっと期間はかかったけど、今日、やっと読み終えた。
 さて、この本から確認できたことは少なくない。何よりも吉田が、対外的な侵略・拡張を主張する帝国主義者だったこと。ただ、強い天皇制信奉者だっただけに、アメリカとの戦争は回避しようと働いたこと。それが戦後政治の主人公に押し上げる要因となったわけだが、だからこそ、何よりも天皇制の存続が彼の最大の課題であったこと。そして、そのためにはアメリカに屈服し、再軍備をある種主導したこと、そして、徹底した反共主義者で、民主主義の一貫した敵対者であったことなどなどである。ここにも、いまの自民党政治の枠組みがおぼろげながら見えてくる。それは、小泉が壊したものではけっしてないのではあるが。

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バルラハ展

Barlach 4月はやっと2度目。4週間ぶりのお休みだったので、2男と美術展のはしごをしてきました。先日、2男をさそったら、行くというもので。
 まず最初は、エルンスト・バルラハ展です。これまで、そんなにこの人の作品を見ていたわけではありません。ケーテ・コルヴィッツを通じてというのが正直なところでしょうか。ドイツ表現主義といっても、さまざまで、あとで出てくるカンデンスキーなどとは少し違いますしね。日本の最初のバルラハの回顧展は、十分堪能できるものでした。
 労働など日常の生活を通じて人間の本質に迫ろうとした青年時代、やがて、抑圧された困難な人々を表現することに向かう。宗教的というかあくまでも倫理的に人間のあり方に迫ろうという姿。そして戦争、熱狂から反戦へと向かった彼の作品は、最終的にはナチの迫害にあい、非業の死を遂げるわけですが。シンプルな曲線のなかに、人間の普遍性を見つめるというのは、あまり的を射た表現ではないのでしょうが、中盤の作品は、具体的に説得力があります。後期の作品はただただ、心に迫ってくるものがありますが、解釈は私にはむずかしくも思えました。作品と向かう充実した一時でもありましたが。
Pic01 さて、遅めの昼ご飯を食べ、はじめての六本木ヒルズへ。ここは私のような人間が来るところではないですね(笑い)。53Fにある、森美術館へ。東京ベルリン、ベルリン東京展という、19世紀から現代までのドイツと日本の文化交流をテーマにした展覧会です。ここでも、目に付くのは、ドイツ表現主義。おなじみのキルヒナーやカンデンスキーの作品に対応するのが、日本のマルチ天才、村山知義の作品。当時の、築地小劇場の舞台美術の模型まであって興味はつきません。柳瀬正夢による『無産者新聞』のポスターまでありました。ただ、2つの美術展をはしごすると、身体も、頭も、もうくたくたで、最後はグロッキーでした。とくに戦後の美術は、本当は、知識にうらずけられた解釈というものが必要だと思っているのですが、その知識が十分追いつかないというのが正直な実感です。ただ、この20世紀のドイツと日本というテーマは、ある面で同じ種類の歴史的体験をした国だけに、もっと深められてもいいような感想ももちました。そういう刺激に満ちたものであったことはまちがいありません。
 そして、夜、つれ合いと合流して、1週間強の遅れで2男の誕生会。という一日でした。

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2006/04/29

愛国心って何だ?

 教育基本法については、愛国心という問題が1つの焦点になっている。この愛国心というものを強制することが、間違いだというのは、異論はない。そもそも、愛国心ってなんなんだろうか。もし、「君は、この国が好きか」と聞かれたら何と答えるだろうか。やっぱり、山や川などの風景は好きだしね。言葉も好きだし、どちらかと言えば、好きだと答えるだろう。そもそも、世界の歴史を振り返っても、愛国心は、近代国家の形成の時期には、民主国家をつくるうえで大きな役割を果たしたわけだし、20世紀にはどとらかというと左翼の方がこのんで使った時期もないわけではない。もちろん、きわめて否定的な役割を果たした経験をこの国はもつ。愛国心が、排他的な、偏狭なものとなり、政治に利用された経験をふまえてつくられたのが教育基本法なのだと思う。
 いま、なぜ為政者はわざわざ愛国心をもちだすのか。その愛国心とはいったいどういうもので、それをどのように利用したいのか。このGWは、少し、愛国心をめぐっていろいろと考えてみたいと思っている。

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壊れる男たち

400430996409_ou09_pe0_scmzzzzzzz_ 最近、ある政党の幹部だった人が、セクハラ問題で処分をうけ、その後、その政党を離れ、その政党を非難する本がだされている。ある人のブログに、この問題を理解するには、この『壊れる男たち』という本を読めばいいという紹介があったので手にとってみた。セクハラ問題に、そんな関心をもっていたわけではないので、読んでいなかったけど、なるほどと思った。この元幹部は、セクハラの事実を認めながらも、その反省どころか、あたかも「冤罪」かのように主張する。そして、政党を非難するのは自分のプライドのためだという。この元幹部の本は、理性的な政治論などまったくないような気持ち悪い本だったけど、その理由が、『壊れる男たち』を読んでいて、なるほどっと思ったのだ。「主張が、いかに自分の中心であるのか」――自分の行為が、何を問われていたのかということにこの人はまったく自覚がないんだろうなと思う。

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2006/04/28

民主主義が壊される!

 本日、教育基本法「改正」案が閣議決定され、衆院に提出されました。衆院の議運では、特別委員会の設置が協議されている。そもそも、特別委員会は、その法案の内容が複数の委員会にまたがるような場合につくられるもの。そもそも、教育基本法は、まったくの文部科学省の専管事項。だから特別委員会の設置は異例中の異例。会期内で法案を通過させるには、定例日のある常任委員会では、不便だという党略的な動機しかない。
 しかも、法案が提案される前から、特別委員会の設置が提起されたり、その委員長に森山真弓元法相が内定したり、これはもう道理もへったくれもない事態。
 さて、そんなわけで今日は、朝から教育基本法の集会に参加して、それから昼からは、米軍再編にかかわるシンポジウムに行って来ました。よるは、地域の子どもにかんする会議です。こう考えると、驚くようなほど、異常なこことがおこっています。米軍再編、教育基本法、そして共謀罪。先日のある集会で、辻元清美衆院議員が99年に、周辺事態法、国旗国家法、盗聴法が通過したことが一つの転機だったと話していた。ぼくは、この辻元さんはあまり好きではない(どちらかというと、自分の思いを通すためには何だってする。自分の実現したいことのためには、他のことは大幅な妥協をしていいという感じの人っていう印象をもっている)。が、このセンスはなかなか。実際に、この06年の後半国会は、日本の平和と民主主義にとって1つの重要な時期に差しかかかっているようにも思えるのだ。

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2006/04/27

《愛国心》のゆくえ

025919650000 サブタイトルに、「教育基本法改正という問題」とある。もう半年以上の前に出された本で、まだ読んでいなかったので、この機会に読んでいた。そもそもの、教育基本法の「改正」が正しいのかどうかという視点より、「改正」されたらどうなるのか。それが損か得なのかという視点で問題を設定しているのが何よりも特徴。気鋭の教育社会学者のこの問題に切り込んでいるだけに、十分に刺激に満ちあふれている。
 たとえば、この問題を論じるむずかしさ。一見、多数とは言えなくなっている、「改正」反対の声。どのようなもとで、それが生まれているのか。そして、「改正」されれば、学校・家庭・地域はどのような影響を受けるのか。などなど。
 「愛国心の何が悪い。なぜ言葉狩りをするのか」などというテレビキャスターの発言は、案外、人の心をとらえているのかもしれない。たしかに、強制はダメだ。国が心を支配するのは間違っているという主張は、正しいし、私も同じ考えだ。そのことを強く主張したい。が、同時に、「規範意識の崩れは心配だ」「若者の政治への無関心は問題」などという疑問にこたえなければならない。この本は、だからこそ、公共性のあり方を問い、「愛国心」の再定義を試みる。そして、強制の愛国心(それも偏狭だからこそ強制になる)はマイナスにしかならないこと。そして、強制によらない政治的教養の形成をめざす。
 いつも、この人の議論には驚かされる。『日本人のしつけは衰退したか』でも、『教育は何ができないか』も、『教育不信と教育依存の時代』もそうだった。議論の盲点というか、はっと驚く論点を提示してくれる。山場にさしかかる教育基本法をめぐるたたかい。決して平易とは言えないけど、攻勢的な議論をすすめていくうえでも、結構、学ぶところの多い一冊でした。
 

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2006/04/26

鄭必堅の提言

 朝日新聞のオピニオン欄で「グローバル化にどう向き合うか」というコーナーがあり、中国の改革開放フォーラム理事長の鄭必堅氏へのインタビューがのっていた。「平和台頭論」で知られる中国の理論家である。彼は、中国の現状をこう語る。「中国は平和的な道を決めた。中国の発展は黄金期だが、矛盾の出現期でもある。エネルギーを含む資源問題と環境問題。効率化を訴えながら社会の公平性にも力を入れるなど、両立しなければならない問題が10ほどある」。そして中国のとるべき方向を3越と表現する。「持続的発展が可能な工業化をすすめる。冷戦思考を超え、全方位に関係を発展させる。国情に合い、人々が望む社会統治のモデルを探すこと」。日本への期待として、「平和の道を歩み続けるだ。日本が60年間、平和発展の道を歩んできたことを中国は非常に称賛している。だが最近の日本の国内の動向は隣国にとって心配だ」として、憲法の「改正」の動きなどをあげる。そして「侵略戦争の被害国民の感情を尊重すること」「アジアの重要な一員としての戦略的位置づけを明確にしてほしい」と言う。傾聴に値する、なかなか鋭い提言だと思った。

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これは危ないぞ!

Nec_0042 先日の与党合意をうけ、昨日、自民、公明両党が、それぞれ教育基本法改正案の骨子を了承、28日に閣議決定されることになった。
 今日の衆議院の議院運営委員会では、連休明けの9日には、特別委員会が設置され(文部科学委員会だと定例日の審議だがその制約がなく)、一気に通過させるかまえだ。参議院では、特別委員会の委員長が、民主党の番になっているので、そのまま文部科学委員会で審議する予定だそうだ。まったくの党利党略だ。現在国会ににかかっている行革法は、特別委員会をつくって衆院は13日で通過した。会期末まで時間は限られているといっても、軽視できない、危険な局面に入っていると言える。
 中教審の答申(2003年3月)をうけ、与党が審議をはじめて3年。その内容が公開されたのは、中間報告の1度だけ。資料も回収する徹底した密室審議でおこなった結論を、国会の短期間の審議におしつけようという。それも、教育の今回に関わる法律であるにもかかわらずだ。ただただ強い憤りを覚える。写真は、今日おこなわれた教育基本法の改悪をとめよう!全国連絡会の院内集会から。このブログでも、教育基本法の論点はしばらくテーマにしたいと思う。

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2006/04/24

日本負担60億㌦

 いったい、この支出にどんな根拠があるのでしょう。米軍の基地の移転でしょう。その沖縄の基地って、国際法をもふみにじって、銃剣とブルドーザーでつくったものなんでしょう! 米軍の!「抑止力の維持と戦力の機動化」のためなんでしょう。
 昨日は、自民党の選挙の敗北があいついだ。衆院補選、岩国、沖縄、東広島……。ここには、もちろん新自由主義による格差の拡大への不安感が反映しているんだろうと思う。同時に、小泉外交の破綻そのものが大きな要員なのではないか。日韓の国境問題での対応への不安。だってそうでしょう。韓国の対応に問題があるにしろ、なぜ、外交ベースのこの間も問題の解決がすすまなかったかの原因は何なのか! そして、一方で、米軍再編による基地機能の強化、自衛隊と米軍との一体化…。
 政治の流れは、再び変わろうとしている。

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沖縄市長選挙結果 追記

 8年前、沖縄で公明党が自民党とタッグを組んでから、沖縄では革新の選挙は、宜野湾など一部をのぞいて、十分、勝利をおさめることができませんでした。その壁をうちやぶった意味ははてしなく大きいと思います。ましてや、実は、相手候補は、元市長の息子、サラブレッドですから。
 もう1つは、何が争点になったんのかという問題です。沖縄市の36%をしめる嘉手納基地については、確かに自衛隊の訓練の移転というものがありますが、いっぽうで米軍のF15戦闘機の訓練の本土移転というエサを今回の基地再編では撒いています。にもかかわらず、米軍の基地整理・縮小、撤去をかかげてたたかった。そのうえでの勝利ですから、沖縄市民、県民の強い意志を今度の選挙結果からは感じざるをえません。島ぐるみのたたかいの大きな財産になったには違いありませんね。

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2006/04/23

沖縄の現在を考える 米軍再編・基地強化のなかで そして沖縄市長選勝利

 昨日と今日は、昼間は会議です。昨夜、会議を早めに抜けて、「沖縄の現在を考える 米軍再編・基地強化のなかで」という講演を聞きに行ってきました。久しぶりに、新崎盛暉さんの講演です。『沖縄現代史』をはじめ沖縄同時代史シリーズなど、たくさんの本を読んできました。米軍再編の渦中の中で先生なら、どんな発言をするのか興味があってのことです。
 米軍基地の再編をめぐる発言は、沖縄の現地ならではな重みがあります。政府は一度も沖縄県民のことを考えて選択をしたことはないという角度からの発言は、ズシリときます。再編をめぐる政府の思惑などについても、先生独自の分析もあります。アメリカのトランスフォーメーションで機動力ある再編という角度で沖縄をみればどうなるのか、同時に、米軍との一体化の中での自衛隊スジのねらいをよくみるべきだというのが分析です。
 沖縄の政治をめぐる、いろいろな勢力の思惑、模索などの話も、なによりも基地のない沖縄をめざしての統一を願う氏ならではの見方があって、本土ではなかなか見えてこない話も参考になりました。
 さて、注目の沖縄市長選挙の結果は? 産経のWEBでの速報では、「沖縄市長に反対派・東門氏。米軍嘉手納基地の自衛隊共同使用の是非。元社民党衆院議員。革新勢力8年ぶり市政奪還。」やりましたね。うれしー!! もちろん岩国もです!!

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改憲問題

4480062998 愛敬浩二さんは、旬の研究者だ。のりにのって、議論を展開しているという感じ。学生にむけた講義形式で内容もわかりやすい。紹介には以下のようにある。

日本国憲法は「占領軍に押しつけられたものだ」「もはや古くなった」「自衛隊すら認めないなんて非現実的だ」……。こんな改憲必要論が巷に溢れている。しかし、戦後憲法には現実にどう機能してきたのか、また、そのどこに問題があり、どう改正すると、どんな効果が期待できるのか。現在の改憲論議に欠けているのは、こうした改憲の「実質」を問う視座である。本書は、原題改憲の思惑と帰結をクールに診断し、いま「護憲」であることの意味を、徹頭徹尾「リアル」な語り口で問いなおす試みである。改憲に賛成の人も反対の人も必読の書。

 このように現実のなかで、改憲問題をどうとらえるのかが本書の主題。まあ、注文としては、学生からだされた改憲を支持する意見を、ここまでこてんぱんにやっつけるのかという感じ。それを、現在の改憲の動向にむすびつけて論じているので、いささか敵をつくりすぎるという印象はもたないわけではない。
 ただ、議論の整理とそれへの反論はいたってシャープ。そのなかで、どこに一致点をもとうとするのかという、模索もはっきりした方向もある。9条のはたしている役割のなかで、原則的な憲法解釈が存在するからこそ、全体と、武力行使の方向にブレーキをかけている指摘は大事だと思った。それは国際政治のなかでの9条の役割、つまり国連憲章の武力行使の禁止を実行する方向を切りひらく特殊な役割を9条がもっていることともダブル。十分、刺激もうけ、充実感も味わえる1冊でもある。

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2006/04/20

いわゆる一つの山場です

 コメントをいただいても、なかなか返事ができなくて申し訳ありません。いま、ちょうど、仕事の山場です。目先の仕事もあるし、とりくまなければならないものもあるし、読まなきゃならない本もあるし。行きたい映画や、美術展なども、とりあえずは先送りしながら、アップアップの毎日です。
 最近の関心事と言えば、米軍基地再編をめぐる問題や、憲法問題、そして教育や歴史認識の問題にだいたい偏っているというのが正直印象でしょうが。それすら、毎日いろんなことがおこります。憲法では、愛敬さんの『改憲問題』をそろそろ読み終えますが、感想は明日ぐらいかなあ。教育で言えば、教育基本法をめぐって、動きは急ピッチですが、そんなことを考えると、重要な要素として、経団連が「義務教育改革についての提言」を発表したり。その感想も、後日。日中、日韓問題も目を離せない局面に入っていますしねえ。経済に手をつけたいというのが、目標なんですが、なかなか、なかなか。

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2006/04/19

沖縄タイムスの世論調査

先日の琉球新報の世論調査につづいて、沖縄タイムスの世論調査です。

滑走路2本「反対」71%/沖縄タイムス世論調査
 市長判断「不支持」68%/知事の拒否姿勢73%支持
 在日米軍再編に伴う普天間飛行場の移設問題で、政府と名護市が基本合意したキャンプ・シュワブ沿岸部にV字形の滑走路二本を建設する案について、県民の71%が反対していることが、沖縄タイムス社が十五、十六、十七日に実施した電話による世論調査で分かった。同案を容認した島袋吉和名護市長の判断については68%が「不支持」を表明。不支持の理由は「市民や県民の総意とは思えないから」が最も多く約六割を占めた。滑走路二本案を容認した島袋市長の判断に対する県民の厳しい見方が浮き彫りになった。……

 このように沖縄の世論ははっきりしています。「沿岸案」やその亜流には妥協しない。基地は県外への移設をです。
 現在、沖縄では県のなかで、普天間飛行場所属ヘリの暫定的な移転先として、キャンプ・シュワブ陸上部でヘリパッドを整備するという案が浮上している。基地を固定化しないという背景があるのだろうが、そんなわかりにくい妥協に走るのではなく、県民の意思にもとづいて、知事は、本来の姿勢をつらぬくべきであろう。

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2006/04/18

憲法改正手続き法案

 憲法改正手続き法案の骨子を自民党の憲法調査会が4月12日に決めている。この法案の内容は、憲法会議のHPで紹介されているので注意して見ておく必要がある。いよいよ、重大な局面を迎えたといえる。
 今日というか、すでに昨日の沖縄タイムズの社説が小気味よく批判しているので紹介しておきたい。題して「[憲法改正手続き法案]改憲ありきで進めるな」だ。社説は「懸念されるのはメディア規制を『緩和』しただけでは、表現の自由は言うに及ばず国民の知る権利にも応えられない」懸念は払拭されないと指摘する。そして、なによりも、「各党の草案や改憲構想、情報の詳細が国民にきちんと提供されているとはとてもいえない。主権者に情報を開示せず、いきなり憲法を改正できる法律を審議しようとする姿勢は認められるものではない。このまま『改正手続き法』が制定されたのでは、政党の思惑が先行して国民がなおざりにされる恐れも否定できない」のだとも言う。今度の国会の後半の1つの目玉になる危険性もある。いささかも、油断や軽視は許されない。

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2006/04/17

ワンフレーズポリティックにどう対抗するのか

 テレビを見ていたら、自民党のCMをやっていた。自民党は改革政党になりました。改革をつづけますという、小泉が登場するやつだ。補選にこのようなCMをぶつけてくるなんてこれまでにあったんだろうか? こんなCMを見ていると、ワンフレーズポリティックがいつまでつづくのかと暗澹たる気持ちになる。これは、新聞の社説でも同じだ。たとえば、読売の社説に、「学力テスト 適度な『競い合い』があってよいと言うのがあった。でも、この社説を読んでも、学力テストのやり方については論じられているが、競争がほんとうに教育的効果があるかどうかなんて、一つも検証されていない。ただ、競争があれば人が育つということを主張しているにすぎないもの。こんな、議論にどう対抗すればいいんだろうか。たしかに、ワンフレーズに効果的に対応することはもとめられる。でも、結局は、じっくりした議論、論証を国民のなかに共有する以外に、ほんとうの打開の道はない。やはり、ねばり強いとりくみこそ、求められるんだろうか。

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気になるなあ沖縄のこれから

 最近の政治は、小沢さんのことでもちきりというか、政治メディアがそうなってしまっているというか。千葉の衆院の補選の現地の人に聞くと、ムードはすっかり二大政党制だともいう。なんだか、いつのまにか、政治の論点がずれちゃっている気がしませんか?
 こういった政治意識の点も冷静な分析が必要だとは思いますが、いま、私がどうしても気になるのが沖縄の今後、名護市長の受け入れで、がんばってきた稲嶺知事もずいぶんゆれているのでしょうか。先日、紹介したように知事がんばれというのが県民の世論なんだから、「暫定的に陸上部にヘリパッドを整備する案」で、中途半端な妥協をするのではなく、いずれにしろ、基地移転は県外へということでがんばってほしいと思うんだけど。
 昨日の沖縄タイムズに、十五日、西原町の琉球大学で開かれた在日米軍再編に関するシンポジウム「岐路にどう向き合うのか・米軍再編と沖縄」(主催・沖縄対外問題研究会)の記事が載っていた。少し、紹介すると

基地建設阻止できる/米軍再編シンポ
 在日米軍再編に関するシンポジウム「岐路にどう向き合うのか・米軍再編と沖縄」(主催・沖縄対外問題研究会)が十五日、西原町の琉球大学で開かれた。大学教授ら四氏が登壇。米軍普天間飛行場の移設をめぐり、名護市キャンプ・シュワブ沿岸部に滑走路二本をV字形に建設する案で政府と名護市が合意した背景や、今後の行方について論議した。
 パネリストらは米側が望む期限内に建設できなければ状況は変わるとし「粘り強く反対の声を上げれば、新たな基地建設は阻止できる」との認識で一致。再編の最終報告後も地元の主張を継続して発信する重要性を確認した。……

 これも、元気のでる記事です。「シンポには約百四十人が参加。司会を務めた諸見里道浩沖縄タイムス編集局長は「沖縄が自主的な決定権を持ち、それを発揮していくことが重要。日々の活動の中でわれわれ自身も試されている」とフロアに呼び掛けた」。私たちもいま試されているのです。

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2006/04/16

いま、会いにゆきます

20041018005fl00005viewrsz150x 仕事しながらですけど、テレビで入っていたこの映画をチラリチラリ。純愛、親子とそろったら、もうダメです。私は。おまけに、竹内結子がよすぎ。ただただそれだけですけど。

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久々の爆睡

 昨日、家に帰ったら、つれ合いたちが飲み会をしていた(笑い)。ワインがあり、酎ハイがあり。途中、女子高生のちん入もあった(爆)。チャングムを真剣に見ている人もいた。ってなわけで、ぼつぼつ飲んで。結局、今日は12時まで爆睡していました。年をとるとあまり長い時間寝られないんですよね。これだけ寝たのは、久しぶりです。それからは、仕事です。今月の1つの山場です。余裕ないなあ。

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2006/04/15

どこへ行く東京の教育

 昨日の毎日新聞のスクープです。

<都教委>職員会議で挙手や採決禁止 校長の効率的運営狙い
 東京都教育庁は13日、職員会議で教職員による「挙手」や「採決」を行ってはならないとする通知を都立高校など263校の都立学校長に出した。校長の意思を貫徹させた効率的な学校運営が狙い。旧文部省は00年に「職員会議は意思決定権を持たない」との通知を出しているが、挙手や採決そのものを禁止するのは極めて異例。教育現場での主導権確保を目指す同庁の姿勢を反映した内容だが、教職員の反発も予想される。……

 今日の朝日新聞でも後追いの記事があり、社説でも論じられていました。
 「あきれる、というよりも、思わず笑ってしまう、こっけいな話ではないだろうか。 」と。
 たしかにあきれるような話。学校に民主主義はどこにいくのだろうか? と。
 でも、ほんとうの問題はそこにあるのではないのです。すでに、東京の都立学校は圧倒的に、民主的な議論が封じられていることこそ問題なんです。本当は、メディアにはそこに迫ってほしいのです!

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2006/04/14

普天間移設受け入れ 反対7割

 琉球新報が、普天間の辺野古沿岸への移設受け入れについての世論調査をおこなっています。

新沿岸案「反対」7割 琉球新報・OTV県民世論調査
 在日米軍再編に伴う普天間飛行場のキャンプ・シュワブ沿岸部移設で政府と名護市が滑走路をV字型の2本とする新沿岸案で合意したことを受け、琉球新報社と沖縄テレビ放送は11―13日に県内11市で電話による県民世論調査を実施した。新沿岸案については「高く評価」「どちらかといえば評価」の回答の合計が26・8%にとどまったのに対し、「どちらかといえば容認できない」「絶対容認できない」の合計は70・8%に達した。新沿岸案で政府と基本合意した島袋吉和名護市長の判断については「不支持」が59・0%と、「支持」の27・6%を大きく上回った。

 稲嶺恵一知事が「従来案以外なら県外移設」との要求を維持し、新沿岸案を容認しない姿勢を続けていることについては、「従来の立場を貫くべきだ」と支持する声が46・0%と最も多く、「名護市との共同歩調」の20・8%を大きく引き離し、名護市への厳しい反応とは対照的な結果となっています。
 この世論調査について、
 上京中の島袋吉和名護市長は14日午前、「基地問題に対する県民世論を反映したものであり、厳しい数字だ」とコメントした。普天間飛行場を抱える宜野湾市の伊波洋一市長は「受け入れられないとする県民の意志が示された」と評価した。稲嶺恵一知事は同日の定例記者懇談会で「基地の整理縮小に向かってほしいという県民の心情が形になって表れた」と述べた。

 そうです。県民の意思がはっきりとしめされている調査結果だと思います。

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いま平和とは

026591750000 岩波新書新赤版の1000冊目。はたして私は新赤版は何冊読んだだろうか? さてこの本は国際法の最上先生による三冊目。最上さんの本は、岩波新書はいちおう読んでいます。21世紀に入っても武力紛争や大規模な人権侵害は止むことがない、そして暴力と憎悪の連鎖が続いている…。パレスチナを見ても、世界には、新たな分断線が引かれ始めた。いかにすれば、人間は対立を超えて真に和解できるのか、20世紀から21世紀にかけての国際法の分野、国際機構の分野でのとりくみを紹介しながら、その道を探る。『国連とアメリカ』などでは、どちらかと言えば、国際的な秩序を破壊するアメリカへの批判が先にたち、厳しさと絶望感が漂っていた。が、この本では、希望を語る。もっと力強い世界の流れはあるんだと私流にが言いたいところもあるんだが、NGOやさまざまな人々の新しいもう1つの世界をめざす流れに希望を語っている。最後のフロムやヴァイツゼッカーの希望についての語りは十分胸に迫ってくる。
 でも、いちばん印象に残ったのは、ルワンダでのUNAMIRに派遣されていた司令官のダレールの話。この分野の本としては、きわめて分かりやすく読みやすい1冊。

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2006/04/13

与党が教育基本法「改悪」案合意

 今日、自民党と公明党による、与党教育基本法改正に関する協議会が、「教育基本法に盛り込むべき項目と内容について」(最終報告)を合意しました。いよいよ今月中には、政府提案による「改悪」法案が出されてくることになりそうです。実は、この与党の協議会はまったくの非公開ですすめられてきたのです。与党協議の内容に、箝口令が敷かれるなど近年これほどまで秘密裏ですすめられたものはあまり見かけないのです。
 さて、その内容です。前文と18項目で、一昨年の中間報告と違いはありません。順番が若干かわったり、表現が丁寧になったり、まろやかになったりしていますが、基本的な枠組みが変わっているわけではなく、当時なされた批判は、そのままあてはまるといっていいと思います。ざっと読んだ感じとしては、
 「日本国憲法の精神にのっとり」だとか、「ひとしく、その能力に応じ」だとか、「教育は、不当な支配に服することなく」など、中間報告の段階で、議論になっていたり、大きく批判をうけた項目は、その批判を意識して、まろやかというか、現行規定をふまえた表現などになっています。
 そのうえで、めだつ特徴としては、中間報告段階でもそうだったのですが、「教育の目的」と「教育の目標」という項目にわけて、目標をことこまかく書き込んでいることです。そこで、問題の「我が国と国土を愛するとともに」という表現があります。ただし、続いて「他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと」としています。もともと、愛国心といっても、必ずしも直接的に天皇制とむすびつけるようなことは考えてはいないのでしょう。むしろ、国家的な統合をはかる規範をどうつくるのかということにこの目標の項目のポイントがあるんでしょうか。
こういう、いわば新保守主義的な文言は、ほかにもやたら国家及び社会の形成者として「必要な資質を養う」などという言葉がちりばめられていることにもあらわれているかもしれません。
 しかし、気になるのは教育振興基本計画の項目とともに、いくつかの箇所で、「国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下」という言葉です。これは、国の責任の後退おも意味しかねない表現です。新自由主義的な思惑が見え隠れする表現と言ってもいいのかもしれません。
 教育内容の点で、いわば心への介入というような面で、国家と国民との関係を強めながら、実際に広い教育をおしすすめていくという点では、その責任を後退させる。きわめて危険な内容とも言えるでしょう。いよいよ教育基本法をめぐっては、正念場を迎えたと言えるのでしょうか。
 ちなみに、合意した最終報告は、ここにあります。

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仏雇用策撤回をめぐる報道

 KATEKさんのブログを見ていると次のようにあった

 NHKのクローズアップ現代で,フランスの新雇用策の問題をとりあげていた。内容にちょっと怒りまたは疑問。
 ドビルパン首相の強行した法律は若者の失業率の高さに対して,雇用の間口を広げようとした政策だったというのが,NHKの見かた。グローバル化に対応していないということに対して「甘え」ということばすらでてきた。

 と怒っている!
 実は、私も新聞を読んでいて。朝日や毎日もふくめ、大手紙の報道にはいささか驚いた。
 たしかに、フランスでは、経済的な課題は大きい。そして、その背景には、アメリカを中心とした経済のグローバル化のもとでおしつけられている新自由主義の流れがある。問題は、フランスをはじめ、ヨーロッパの多くの国では、単純にこの道をすすめるのではなく、さまざなま模索をともない、たたかいをともないながら、それとは違う道を試行錯誤していることだと思う。デーセントワークというような言葉がILOでは使われる。人間らしい働きかたへの熱望を強い。少なくとも、その人間らしさを踏みにじる方向での経済的な問題の打開は選択をしないというのだ。
 日本のメディアはなぜ、ひたすらにアメリカ的な新自由主義的な方向を前提とするのか? それは「構造改革」を是とする姿勢とダブって見えるのだ。

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2006/04/12

広がる沖縄の怒り

 本土の大手メディアは、新聞もテレビも、名護受け入れを当然のごとくうけとめよというトーンで報道して、終わったことのような感じだ。だが、現地では激しい抗議が展開されている。昨日、沖縄では抗議集会がおこなわれているが、沖縄タイムズは、その抗議集会を伝える、1面では「辺野古区行政委 滑走路沖合移動要求へ 『近すぎる』反発続出」、2~3面も「騒音と不安変わらず 日米合意が常に先行」などの特集を組んでいる。琉球新報も、抗議集会を伝えている。目にとまったのが「『上空回避』に疑問 宜野湾市、実態示し指摘」「060412-1.pdf」をダウンロード

という記事、普天間基地ではタッチアンドゴーの訓練もなされていて、またヘリの訓練の飛行経路から言ってV字形滑走路では解決しないという指摘だ。そのほか、共同通信編集委員 井原康宏「基地の固定化、強化 新沿岸案合意 完全撤退に取り組む時「060412-2.pdf」をダウンロード

は、両紙掲載されている。

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2006/04/11

小沢民主党の行方は?

 大手メディアでは、小沢民主党の一種のブームというかなんというか。さすがに、いつまでも小泉さんばかり持ち上げるのは、無理があるとでも感じているんだろうか。世間では、この小沢さんに期待をする向きもあるようだ。それは、それとして、小沢さんについては、もう一度、彼の主張をきっちりふり返りながら検証することも必要なんだろうと思う。ちょうど、私が、いまの仕事をやりはじめたころに、自民党の中枢部に駆け上ったわけで、いろいろ調べたりした記憶もある。
 たとえば、その対米従属性。当時は、経済摩擦などもあって、日米間の交渉の矢面に立つこともあったように思う。同時に、自衛隊の問題が日米間で議論されるようになったのもこのころか。軍事的強化をめざす対米従属派という印象がある。
 経済政策についてはどうだろうか。規制緩和、「構造改革」推進はいっかんしているんだろう。でもやっぱり突出しているのは、「強い政府」という立場だろうななどとつらつら考える。かつての資料なども引っ張り出す必要はあるんだろうかなどなど。
 いまのネオコンではないが、かつて、小沢さんのことを新保守主義という言い方をする人が少なくなかった。いずれにしろ保守の中軸を担ってきた人であることはまちがいない。

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2006/04/10

この間、買った本など

 最近は、お金があまりないというのに…。買った本と言えば
『ビッグ・ピクチャーズ』エドワード・J・エプスタイン 早川書房=これは宿題です
『市民と創る教育改革』渡部昭男ほか 日本標準=先輩から読めと言われ…
『現代歴史学と南京事件』笠原、吉田ほか 柏書房=読みたい!
『検証・若者の変貌』浅野智彦 keisou
『日本という国』小熊英二 理論社
『改憲問題』愛敬浩二 ちくま新書
『いま、平和とは』最上敏樹 岩波新書
『思春期の危機をどう見るか』尾木直樹 岩波新書
『リベラルからの反撃』論座編集部 朝日新聞
『いまなぜ憲法改正国民投票法なのか』井口ほか 蒼天社出版
 おかげて、カップラーメンの夕食が増えました。

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2006/04/09

リラックス、リラックス…

 相変わらず、日曜日も仕事しています(笑い)。なんとか、仕事のメドをつけながら、夕方には仕事を終えて。
 とにかく、今夜はリラックス。久しぶりに、テレビをゆっくりみたり、ですね。頭をボーっと真っ白にしている最中です。ハイ!

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2006/04/08

石原慎太郎の映画……

 6日に、「俺は、君のためにこそ死ににいく」の制作記者会見が帝国ホテルでおこなわれたそうです。
 その様子をHPでは、次のように紹介しています。

 劇中にも役者として登場する特攻服をまとった特攻兵20名が小走りに入場し、列を成した。当時の特攻隊員が書き残した両親と鳥濱トメさんへ宛てた遺書がそれぞれ読み上げられた。トメさんの写真と特攻兵士たちに向けられた肉声も場内に響き渡り、会場は水を打ったような静けさ。号令で特攻兵が退場の姿勢に入ると会場から拍手が起こった。と、同時に桜の紙吹雪が舞い散り、緞帳が開き登壇者が現われた。

 特攻役の役者は、記者が会場に入る際に、敬礼で迎えたとも言います。
 製作総指揮、脚本の石原都知事は、「戦争体験のある老世代の一人として紛れもなくあった美しい青春像を若い俳優に体験してもらう。それがいい財産になればと思う」と言ったそうです。
 私は、これまで、何度か、特攻を国を守るために死んだ美しい青春として描くことは、そこで思考を停止させ、その死のもつ意味や戦争の真実に目を向けることとどまさせると書いてきました。きわめて危険です。
 同時に、主張として、歴史的背景から離れて美しいと言うことは簡単ですが、物語として描くには、どうしても歴史が入ります。はたしてどんな物語が展開されるでしょうか。まだ、シナリオは見ていません。ぜひ注目しなければと思っています。
 2006年末、映画は完成し、2007年初夏全国ロードショーを予定。

 

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名護受け入れ続報

 名護市長の突然の普天移設受け入れから1日。本土の新聞ではよくわからないですが、沖縄では、この決定がどのようにうけとめられているか、沖縄二紙のHPを見るとよく分かります。
 琉球新報は、早速、今日、「普天間修正合意・抜本的解決策にあらず/危険は残されたままだ」との社説を掲げています。

 この合意で、普天間移設問題は新たな段階を迎えたことになるが、釈然としない。結局は、辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部での微修正をめぐる協議に矮小化(わいしょうか)して協議を進めた政府の戦略にはまってしまった感がしてならないからだ。

 と言っています。
 普天間代替基地が、もし合意案の通りに移設されれば、子や孫の代まで固定化されてしまうことになるだろう。本当にそれでいいのか、いま一度、問いたい。

 と問いかけています。
 沖縄タイムズでも、
 新たな米軍基地の受け入れという市民の生命と財産に直結する問題で、極めて短時間のうちになされた合意に、拙速との声も上がりそうだ。
 島袋市長は、故岸本建男前市長が辺野古沖案受け入れの際、基地使用協定などを示した「七つの条件」を引き継ぐとしているが、軍民共用、十五年使用期限の取り扱いも含め、課題は残る。
 島袋市長は今回の基本合意に至った経緯と政策の整合性、安全性を担保する方策を市民にきちんと説明する責任がある。

 としたうえで、地元の声が紹介されています。
 寝耳に水の新案に辺野古周辺や経済界の代表は、慎重に言葉を選んだ。市長選の公約との整合性を問う市民団体は強く反発、一年後の島袋市長のリコール運動にも言及した。
 ……辺野古区行政委員の一人は「合意案は沿岸案の場所と変わりなく、事故や騒音被害の危険性は否定できない。市が合意したからといって、地元もすべて容認ではない」と強調。今後、行政委員会で対応を検討するとした。
 宜野座村松田区の当真嗣信区長は「飛行場の面積が大きくなった。滑走路の向きが少しずれただけでも影響が考えられる」と懸念材料を挙げ、「まだまだ楽観はできない」と当惑した。
 区民の一人は「ほかの飛行場や演習場に行くときには必ず民間地上空を通るだろう。根本的な解決にはならない」と語気を強めた。
 ……突如現れた新修正案に「ここまでするのか」と唖然とする「ヘリ基地いらない二見以北十区の会」の渡具知智佳子共同代表。「普天間の使われ方を見れば、二本の滑走路で被害は倍増だ」と批判した。「(前市長の)岸本さんの『妥協するな』という遺言は最後の本音だったかもしれない。市長は彼に泥を塗ったのと同じだ」と断罪した。
 平和市民連絡会の平良夏芽共同代表(43)は「市長が気にかけるべきなのは、市民や県民の表情であり、政府高官の表情ではない」と、妥協を批判した。
 沿岸案に反対して先月開かれた県民総決起大会で、実行委員会共同代表を務めた山内徳信さん(71)は「合意したのは沿岸案以外の何物でもない。こんなまやかしの受け入れを許すわけにはいかない」と切り捨てた。「この案も、必ずや県民の鋭い反発を受けて挫折するだろう」と強調した。

 さらに、普天間基地のある宜野湾市の伊波市長は
 同飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸案修正で政府と名護市の合意した計画について「二本の滑走路建設は、むしろ基地被害の拡大につながる。宜野湾市から言えば、角度を変えただけで住民への被害が減ることはない」と指摘し、「宜野湾の基地被害が北部に移るだけで沖縄の負担軽減につながらない」と批判した。
 さらに「ジュゴンを含めた環境被害も甚大で、世論の反発は必至だ。実現性は極めて乏しく、政府は今ある宜野湾の危険をなくすことに取り組むべきだ」と訴えた。

 と言います。
 ヘリ反対協は、リコールを視野に入れているとも報道されています。
 さっそく、沖縄に住む友人からメールをもらいました。
 普天間基地移設で滑走路増設、市長の公約違反からリコール運動へ。その突破口は沖縄市長選挙革新無党派で自公丸抱えの基地推進派にノーを示すこと。初夏の沖縄はある意味すでに熱い。

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2006/04/07

普天間移設をめぐっての新展開

 普天間基地の移設をめぐって、めまぐるしい展開を見せています。
 共同通信のニュース速報をチェックしても

滑走路2本建設で合意 米軍普天間飛行場移設問題
【20:48】 額賀福志郎防衛庁長官と島袋吉和名護市長は7日、米軍普天間飛行場移設問題で、滑走路を2本建設することで合意した。
住宅地上空の飛行回避 米軍普天間飛行場移設問題
【20:57】 米軍普天間飛行場移設問題は、住宅地上空の飛行を避けるために2本の滑走路を建設する案で合意した。
沖縄県はスタンス堅持 普天間修正合意に
【22:03】 沖縄県の稲嶺恵一知事は7日夜、米軍普天間飛行場移設案の修正合意について「名護市の判断は尊重したい」とした上で、「県はこれまでのスタンスを堅持する」と従来の辺野古沖合移設計画以外は認められないとの考えを示した。

 とあります。
 そうとうな政府・自民党サイドの圧力があったことは想像できます。なによりなぜV字形の2本の滑走路なのか、それが何を意味するのかは、いまの時点では理解のしようがありません。結局、基地の拡張なのか? 一方で、県は姿勢を変えないとも言っています。まだまだ、膠着が続くことも予想されます。まもなく、沖縄市の選挙もあります。当面は、 沖縄からの目を離せそうにありません。



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強いられた死を準備したもの

425020608401_ou09_pe0_scmzzzzzzz_ 三四郎さんのブログを見ていたら、ゼロ戦についてのNHKの番組が紹介されていました。去年のNHKの教育番組で、『ETV特集・零戦ニ欠陥アリ~設計者達の記録~』という番組がを今年の3月8日の『その時歴史が動いた』でも「ゼロ戦・設計者たちが見た悲劇~マリアナ沖海戦への道~」として編集・再放送されていたそうなのです。番組では、第二次大戦初期には無敵(スピードが当時、世界最速)を誇ったゼロ戦であったが、「無敵」というのは人命を軽視して機体を極限までに軽量化してはじめて実現されたものであったこと。そのため、「無敵」・「最強」のはずだったゼロ戦は、実は開発当初から重大な問題を抱えていたといいます。最大の問題は、当時の空中戦(航空機同士の戦闘)に不可欠の動作であった「急降下」を行うと、機体に無理な力が加わり、また強度不足のために空中で分解してしまうということだったというのです。
 ぜひ見たかったなあと思います。ここにも、兵士たちに死を強いた日本の戦争の特徴がよくあらわれていると思うのです。そんな関心から、今日、職場にあった、山田朗編の『戦争Ⅱ――近代戦争の兵器と思想動員』という本をパラパラと読んでみました。これがまたおもしろいのです。
 日本の戦争を支えたものを見てみると、たとえば戦争のソフト(戦略)という点では、陸軍では、世界が火力中心になっていくなかで、日本は日露戦争後白兵至上主義に傾斜していきます。そこから、玉砕を称え、捕虜を冷遇し、捕虜になることを否定する考え方が広がり、あの「戦陣訓」になっていきます。その帰結が特攻であることはいうまでもありません。それは、システム=法律の面では、当然、国際法の軽視、蹂躙へとすすみます。そして兵器の面では、先のゼロ戦であり、陸軍で言えば粗末な戦車であったりします。たとえば、靖国神社の遊就館には戦車(たしか97式でしょうか?)が展示してありますが、その車体の薄さはさわって驚かされます。
 ゼロ戦で言えば、そもそも、海軍は最後まで、巨大艦船中心主義を捨てきれず、航空機に力をそそぐことはなかったわけです。それがきわめていびつな性能をもつゼロ戦だというわけです。
 戦史だけではなく、こういう面(戦争をささえたもの)を見ても、日本の戦争の性格がよく見えてきます。

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2006/04/06

国民投票法案反対集会

 自由法曹団主催の国民投票法案反対集会に行ってきました。共産党の笠井さん、社民党の保坂さんのあいさつ、MYMY(元ニュースペーパー)によるコント、そして弁護士の笠原健一さんによる「国民投票法案の問題点」、渡辺治さんの「改憲の動きと国民投票法案の危険なねらい」の2本の講演、さらに、会場から、東京の教員による教育基本法の情勢報告、在日コリアン弁護士の在日外国人の人権と国民投票法案、早稲田の学生(院生)による9条の会のとりくみの発言と続きました。1つひとつよく準備されて、それはそれで聞きごたえはあるのですが、全体として時間が短く、ちょっとものたりさもありました。
 ただ、笠井さんのあいさつでは国会の様子がよくわかりました。民主党のバタバタで一時期、憲法調査特別委員会の議論もとまっていたようですが、ここのところ着実に動き始めています。国民投票法案をめぐっては、すでに、与党と民主党のあいだで(衆院法制局も??)すりあわせが、かなりすすんでいるようです。ただ、憲法を変えるということ以外に、この法案の目的はありません。だからこそ、緊急を要する道理はなく、共産党と民主党のその問題をつく論戦が対峙しているという図式で。
 いま明らかなことは、国民投票法案のねらいは、憲法を改悪すること。だからこそ、よこしまな、改憲を通過させることに都合のいい法案だけが準備されざるをえないのです。憲法をめぐるたたかいもいま正念場を迎えています。

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二男の入学

 二男の高校の入学式でした。昨日から、なにやらうれしそうです。朝、新しい制服をはじめて着たのを見ると、さすがに高校生っぽいですね。はじめてのネクタイをしめてあげました。
 入学式を私はパスしました。上の子は、中学の入学式までかな? 下の子は、小学校の入学式のときに仕事が入ってしまい、以来、あまり「式」には縁がありません。親が2人いくのはさすがに本人も嫌がるので(笑い)。
 新しい生活で、たくさんの発見と成長があることを祈るばかりです。さて、明日からは弁当づくりがはじまります。上の子の高校卒業から1年のブランク。早起きはつらいなあ。

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2006/04/05

子どもの安全に何が必要か

 昨日エントリーしたはずのものが、結局、消えてしまいました。調子悪いですよ、ココログさん。
 さて、エントリーしようとしたテーマは、子どもの安全について。私のもう1つのブログで、川崎の男児殺害事件にかかわっての書き込みをしたところ、いくつかのTBをいただきました。あまりコメントやTBがつかないブログなのに、です。そのぐらい関心が大きいんでしょうね。
 子どもの安全について、私たちは何をおいても考えなければ、解決しなければいけない課題です。どんな場所で子どもは安全が脅かされるのか、安全を保障できる地域とは? すぐにできることもあるだろうし、私たちの努力だけで解決できない問題もあります。たとえば、地域1つとっても、私の住む町でも、街の商店は消え、コンビニ以外では、ファストフード、飲み屋とパチンコやです。これは政治の課題だともいえます。防犯カメラの問題も議論になっています。はたして逮捕の抑止になっても、犯罪そのものの抑止になるのか。では抑止とはどういうことなのか?
 たくさん議論しなければならないことがあることだけは事実です。まず、できることをお互い考えたいものです。同時に、たくさんの視点から、まず議論すること、そんな必要性も、みなさんの意見を見ながら感じます。そんな議論ととりくみが広がればいいですよね。私も、いろんな形でかかわりたいと思います。

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宜野座で1000人の集会

 今日の沖縄タイムズの報道です

沿岸案反対に村民1000人/宜野座で大会
 在日米軍再編で日米が合意した米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸案に反対する宜野座村民総決起大会(主催・同実行委員会)が四日夕、村民ら約千人(主催者発表)が参加して村農村公園で開かれた。米軍再編の最終報告を控え、政府が地元の反対を振り切って強行決着させる姿勢もちらつかせる中、村民らは米軍機の飛行ルートが村上空を通る同移設案に強く抗議。同案の撤回を求め、在沖米軍基地の北部への集中強化に反対するスローガンを採択した。

 政府は、名護市とは話し合っていますが、近隣の飛行ルートにあたる宜野座とは話し合いはもたれていません。この集会には、住民の2割にあたる参加があったといいます。米軍基地の再編・強化は、はてしない矛盾をひろげていると言えます。

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2006/04/04

9条改憲をめぐる世論調査の読み方

 今日の読売新聞に、憲法に関する世論調査の結果が掲載されていた。タイトルには、「自衛隊『憲法上明確に』71%」「改憲賛成9年連続過半数」とあった。実は、昨年、同じ調査がおこなわれていて、このブログにエントリーした。今年の調査から、どんなことがあきらかになっているのだろうか。
 憲法の改正に賛成が55・5%で、昨年の60・6%より大幅に減少している。9条と自衛隊にかんしては、「これまでどおり解釈や運用で対応する」が32・6%(27・6%)、解釈や運用で対応するのは限界なので、憲法第9条を改正する」が39・3%(43・6%)、「憲法第9条を厳密に守り、解釈や運用では対応しない」20・9%(18・1%)となっている。ここからは、9条を変えない方がいいというのは、合計で53・5%で、昨年の45・7%より大幅に増加している。これは特徴的な変化だともいえる。
 実は、2月に毎日新聞の憲法にかんする世論調査があった。そこでは、憲法改正について「賛成」と答えた人は65%で「反対」は27%。憲法9条の改正については、「1項、2項とも改めるべきではない」 41%、「戦争放棄を定めた第1項だけ改めるべきだ」8%、「戦力の不保持を定めた第2項だけ改めるべきだ」21%、「1項、2項とも改めるべきだ」20%となっていた。
 憲法についての国民の意識については、複雑で、流動的だとも読める。が、たしかなことは、この間の改憲の議論の中で、少なくとも、軍事大国をめざす動きにたいしては、きわめて慎重な意見が確実に広がっているということが言えると思う。
 問題は、こうした国民の意見をくみつくすような運動を広げることができるかだと思う。改憲の動きは急ピッチであるだけに、こうした国民の意識に確信をもってとりくむことが大事なんだと思う。

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2006/04/03

親切なクムジャさん(続き)

 職場でも、この映画の感想には批判をうけました(笑い)。
 ただ、たんなるブラック・ユーモアだって、笑いえない映画ですよ。これ。ぞくってするほどつらいんです、やっぱり。
 議論もあり、その人なりに、いろんなことを重ねて見るんでしょうけどね。それだけに誤解も多いんでしょうが。

 パク・チャヌク監督自身が、この映画について語っているものを朝鮮日報から紹介しておきます。

 残酷の正体って何なんだろうか?

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良心の自由と子どもたち(再論)

 いろいろな本を並行して読んでいますが、この『良心の自由と子どもたち』もやっと最終コーナー。この本は、後になるほど唸らせる。
 昨日の「朝日」の「読書」の欄の「著者に会いたい」のコーナーで西原さんに取材したインタビューをふまえての紹介が掲載されていた。著者本人の解説だけど、なるほど、この本のポイントをうまく紹介している。「特徴的なのは、望ましい教育を考えるのではなく、『どんな教育となってはいけないのか』という”禁止ライン”の方から考えた点だ。教師の権力性を意識し、基本的人権としての『良心の自由』を押さえた上で、学校の子どもに強制できるもの、学校がかかわることはできるが強制はできないもの、学校がかかわってはいけないものを仕分けしている」。
 さらに、この記事は言う。「『今の衝突は、日本社会が良心の自由の意義に気づき、基本的人権を真に尊重する試練』…『普通の子どもの普通の親と思っている方々や。通学路の安全には気を配っていても、学校の中は安全と思っている人たち。学校にもっと言いたいことを言っていいんじゃないですか』」と。

 ここまで読んでくると、日本国憲法がもっている意味や意義が痛いほどよく分かる。その国家と国民の関係、政府をしばる憲法を国民の支配するものに変えようと言う改憲のもつ意味を考えさせられてしまう。いま改憲勢力に憲法を変えさせてはいけない。そのことも考えさせられる1冊でもあると思った。

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普天間移設 続く膠着

 2日付けの沖縄タイムズに、興味深い記事が掲載されていた。題して「政府・名護市 続く膠着」
この記事は、次のような視点で書かれている。

 米軍普天間飛行場の名護市キャンプ・シュワブ沿岸部移設案をめぐる政府と名護市の協議は、二日開かれる岸本建男前名護市長の市民葬後、週明けにも再開される見通しだ。政府は沿岸案の大幅修正に応じない方針で、名護市と合意しない場合は「見切り発車」も辞さない構え。一方、地元は態度を硬化させ、緊迫感が漂っている。「剣が峰」の次回協議を前に、一連の交渉の舞台裏と攻防を振り返り、展開を探った。

 名護の側の主張と、政府の思惑がいかに乖離をしているのかがわかる。そして、地元の声をまったく耳を貸そうとしない政府の態度は、いっそう地元の反発を強めている。何もこの点は、名護にかぎったことではない。座間や岩国をはじめ、全国に広がっている。そして、そこには、あまりにもアメリカの戦略に追随する形で、米軍再編をすすめようという政府の姿が示されている。何のための米軍再編であり、何のための政治なのか。日本の政治の根本が問われている。

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2006/04/02

つくる会の続報

 3月29日の産経新聞に次のような記事があった。

 新しい歴史教科書をつくる会は28日の理事会で、会長を解任されていた八木秀次理事を副会長に選任した。7月の総会までに会長に復帰するとみられる。同会の内紛は事実上の原状回復で収束に向かうことになった。……。

 このことについては、つくる会のホームページにもある。
 どうもわかりにくい、つくる会の内紛劇だが、結局、もとに戻ったといえるのか、それとも日本会議などの勢力による巻き返しが成功したのだろうか。

 ことの経過の裏側を『諸君』5月号で、西岡というジャーナリストが「『つくる会』――内紛の一部始終」で明らかにしている。そこでは、前段の八木会長解任劇は、西尾幹二+藤岡信勝VS八木秀二+宮崎事務局長のたかいかいでの、藤岡の勝利としている。しかし、藤岡体制は、3月11、12日の評議委員会・全国支部長会議で、矛盾と破綻に直面する。ここまでを報告している。そして、3月末の八木復権、藤岡会長補佐解任である。
 いずれにしろ、教科書などをつくる資格があるようには思えないが、今後、どのような路線をすすめるのだろか。

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親切なクムジャさん

Kumujasan_wall01_1024 これも映画館では見られなかった映画。DVDを借りてきて、見たのですが、泣き虫な私はこの映画でも泣いてしまいますね。悲しく、切ない映画です。
 パク・チャヌクの映画は、「JSA」「オールド・ボーイ」につづいて、見るのは3本目です。根底には、南北の分断、別離というのがあるんでしょうね。母子が引き裂かれる不条理、悲しみ。罪なき罰への復讐はむくわれません。癒されない苦しみに共鳴するかのような展開に、思わず引き込まれた2時間弱でした。
 チャングムも見ていますが、すっかり、イ・ヨンエのファンになってしまいました。

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2006/04/01

4月1日ですから

 毎年、4月になるとNHKの講座もはじまるので、今年は語学にがんばろうかなって思うんですよね。この年になっても、語学にチャレンジしたいとは思うんです。☆のまほうさんに対抗してハングル? 中国語もやりたいなあ。でも、まず、英語のやり直しかな? ドイツ語も? なんて思っているうちに、ときは立ちます。
 ちなみに、去年はハングル講座の4月号だけ買いました(笑い)。さて、さて、今年は?

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黒田清 記者魂は死なず(再)

 yasuさんから、『黒田清 記者魂は死なず』についてのコメントをいただきました(私も『関西電力誤算上・下』は読みました)。
 さて、『黒田清 記者魂は死なず』を今日、読み終えました。今日も電車の中で、ボロボロ泣きながら読んでました。私は泣き虫ですから。読んでいて、大阪にいる先輩の思い出というのもわかりました。しっかり先輩は登場していましたから。
 弱さもふくめ何もかも包み込みながら、戦争を憎み、差別を憎む思いを、じっさいの活動のなかで、自分のなかに根を下ろしながら、太い人生を生きた人だなあとつくずく思います。それにくらべ自分は何ができているのだろうか、などともふと思ってしまいますが、同時に、「くよくよ考えたらあかん。自分の信じる道をいきなはれ」って言われているみたいで、すごく励まされた思いもあります。やっぱり、元気をもらいました。

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桜の下で…気分は絶不調

Nec_0040Nec_0041 桜が満開です。左は、近所の桜並木。団地の中に150本ぐらいあるでしょうか。そして、右が職場の近くの新宿御苑の桜です。今日は、お昼休みにみんなでお弁当をもって。でも、私は、お弁当をだべたらすぐに帰ってきましたが。
 もう気分は絶不調です。地を這うような鬱々とした状態。男の更年期でしょうか。不満も多いし、腹立つことも多くって、なかなか自分の気持ちをコントロールできません。危ないなあって、自分で自分にハラハラしてしまいます。つい言い過ぎて、それでまた、落ち込んだりするんですよね。
 そうこうして、家に帰ってくると、保育園の同窓会から帰ってきていた二男が一人。なぜか、超不機嫌。こちらも何か落ち込むことがあったのかなあ?
 そして、ただただ、自分が処理できない仕事の課題はたまっていきます。今月も、たいへんそうですね。やはり…。

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