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2006/03/27

海外で戦争する軍隊への一歩

 今日、27日、自衛隊が陸海空三自衛隊が一人の指揮官の下で作戦行動する「統合運用体制」に移行した。これまでは、陸、海、空はいわば独自の独立した組織であった。いま、なぜ、統合運用なのか、その理由がアメリカの軍隊にあることは、「安全保障と防衛力に関する懇談会」に出されていた資料でも明らかだ。つまり、いっしょにたたかうアメリカが統合運用しているのだから、作戦を展開するうえで統合運用が必要だというわけだ。
 では、なにがいちばん大きくかわるのか? 実は、日本の自衛隊は、憲法上軍隊ではないわけだから、軍事力が暴走しないための仕組みが2重3重にもつくられていた。文民統制も自衛隊型の仕組みがあって、武官が直接、最高指揮官である首相や防衛庁長官の決定には関与できない仕組みになっていた。正真正銘の現場のトップが生まれたことによりその歯止めがはずされようとしているのだ。
 自衛隊はまた1歩海外で戦争する軍隊に近づいた。

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コメント

アメリカで言う「統合参謀本部」でしょうか?
憲法9条を改正し、国際貢献という美名の下、結局は、この国の指導者は、戦争という国と国とが、力ずくで勝ち取れる外交の一番簡単な「切り札」が欲しいのです。

不安なのは、マスコミ。読売新聞、産経新聞、それに追従するマスコミ週刊誌がそれを「隠しながら」肯定し、世論を作り始めています。
中国脅威論、朝鮮民主主義人民共和国が日本へ侵略してくる、そういうシナリオを語りたがる。
一方、朝日新聞系の「常識的で温厚な」マスコミを 「非国民、売国奴、親中、親朝鮮」などとののしっています。
朝日新聞がすべて、正しいとは言いません。朝日には朝日の問題が山積しています。が、右翼系の偏狭なナショナリズムの台頭は、私には恐怖に感じます。

投稿: エクサ | 2006/03/29 02:13

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