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2006/02/28

包帯クラブ

026415360000 天童荒太の新しい小説を久しぶりに読みました。一般に言われているように、少し軽めですが、天童さんらしい内容で、さわやかな若ものへのメッセージになっていました。どんな人にも心の傷がある。そんな世界で、自分のためだけではなく、他人のためにも生きること……。いろいろな社会的な問題も視野に入れながら、「戦わないかたちで、自分たちの大切なものを守ることにした」若ものたちのものがたり。
 でも、主人公たちの選択が、海外のボランティアであったり、自然農法であったり。つきづく日本ってのは生きにくい社会なんだなあとも思った。

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天童 荒太 包帯クラブ The Bandage Club 初天童荒太である。 東野圭吾のインタビューが載っていた『週刊文春』の同じ号に『今週の三冊』として紹介されており、粗筋を一読し「読みてぇ!」と思った。 その数日後、『めざましテレビ』の『BOOKランキング... [続きを読む]

» 天童荒太『包帯クラブ』● [駄犬堂書店 : Weblog]
 2006.2.10初版。天童荒太6年ぶりの書き下ろし。少年少女向け癒し小説(な... [続きを読む]

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