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2006/02/16

アメリカのいまを探る

 いまアメリカ社会は、どうなっているのか。新聞を読んでいると、何かしら、ブッシュ政権は政治的にはいろいろ問題をかかえているということはわかる。外交的にも、イラクは破綻しているし、南米でもいろんなことがおこっている。アジアに対しても、少しつき合い方を変えているのかなとも思う。
 実際のアメリカ社会はどうなっているのか。9・11直後の、あの熱狂的な戦争熱はどうなったんだろうか。あまり、トータルにアメリカのことは報じられることはないし、もう一つ、よくわからない。

 団地で、管理組合の活動などをしていると、大企業のサラリーマンがたくさんいて、仕事で海外に行く人も少なくない。が、その多数はいま中国を仕事相手としている。ちょくちょくアメリカにいくという人は案外少なかったりする。

 何年か前、「アメリカの分裂」などが言われ、アメリカの格差の拡大が注目されたことがある。アメリカ社会は、それからより、格差は拡大している。アメリカの象徴的な企業であったGMなどでも、巨大なリストラが進行している。ALF-CIOなどの労働運動も大きな行き詰まりのもとになる。その背景には、いうまでもなく、経済の投機化にある。アメリカの経済は、製造することによる経済から、明らかに、投機による儲けを追及する経済と変貌している。
 そんなアメリカ経済を知りたくて、スティグリッツを読んだりした。『ルービン回顧録』は、そのルービンの経歴から見ても、アメリカ経済のおどろくべき姿を見せてくれる。いま、ルービンが、クリントン政権に参画する下りまで読み進めているのだが、そこには明らかに竹中が手本とする経済の姿があるとも思う。
 アメリカを知ることは、世界の行方を知るうえでの重要な要素だ。そんなことを思いながら、ひさしぶりに、アメリカ経済を扱った本を読みあさっている。

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