遺骨でなく遺体、白骨死体だ!
筑紫哲也のNEWS23を見ていたら、「沖縄で民間による戦没者遺体収容」のとりくみを報じていました。日本軍の壕があったとされる場所を調査して、遺体の収集をすすめているのです。行政は遺骨収集という言葉を使うのですが、とりくんでいる団体の方は、「遺骨でなく遺体、白骨死体だ」と言っていました。キャスターの佐古さんも言っていましたが、このブログで以前指摘したように日本の戦没者240万のうちまだ116万人の「遺骨」は放置されたままです。ここにも、戦争をすすめた政府、そして戦後、戦争の処理にあたった政府が、1人の国民や兵士というものをどのように扱っていかたがよくわかります。1つひとつの戦争と戦場の実相を明らかにし、その責任を明確にしてこそ、あたらしい一歩があるんだとつくずく思います。
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