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2006/01/05

ふたたび『男たちの大和』

 三四郎さんのブログにコメントと「兵士たちの死に方を考えたい」というTBをつけたのにたいして、ていねいなエントリーをされていますので紹介しておきます。
 『男たちの大和』というこの映画をとおして、私たちが考えなければならないことというのは、ほんとうに多いと思います。とくに私が考えたいのは、「私たちが知らなければいけない真実とはなんなのか」「いったいなぜあのような過酷な戦争がおこなわれたのか。だれが、あの犯罪に責任を有するのか」、そして、「いま、おこなわれている議論は、その真実から目をそらせるような役割を果たしていないのか」などかなとも考えています。
 今週の、法学館憲法研究所「シネマ・DE・憲法」は、この「男たちの大和」を取り上げています。そこでは、

この映画は、つくった人たち、演じた人たちも、また観る人たちもいろいろな価値観で観て、いろいろな感想をもつものだと思います。かつて多くの人々が国のために個人の利益を捨てて戦ったことを誇らしく感じ、その精神を今後も引き継いでいきたいと思う人も多くいるでしょう。一方、多くの人々が国のために犠牲になったという歴史の事実を後世に残し、二度と戦争はしてはならないと思う人も多くいるでしょう。
迫真の演技とリアルな映像、息をのむシーンが続き、多くの鑑賞者の印象に残る映画です。日本国憲法の「個人の尊厳」や平和主義の理念を学び広げていく上で、この映画を鑑賞する多くの人々と語り合うことも重要だと思います。

 と、紹介しています。たしかに、この映画のことをよく議論すること、そこからいろいろな見方を発見することは大事なことだとは思います。

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