カリフォルニアでの日米共同訓練
カリフォルニアでおこなわれている陸上自衛隊と米海兵隊の、離島侵攻を想定した初めての共同訓練の様子が、テレビで放映されていました。先日の朝日新聞には、「離島防衛、日米で訓練 9日から南西諸島重視」という記事があったのはあったのですが。参加している陸自西部方面普通科連隊(長崎県佐世保市)は、離島へのゲリラ攻撃に備えるため02年に編成された専門部隊。いわゆる特殊部隊です。座間にできる中央即応集団の緊急即応連隊のモデルの1つだとも言われています。が、それでも、日本の部隊は、実戦に十分耐えられるような訓練がされていないというのが、アメリカ軍の判断なんでしょうか。
1月下旬からは、約10日間、西部方面隊と米陸軍第1軍団(ワシントン州)などが、健軍駐屯地(熊本市)でコンピューターによる戦闘シミュレーションを使った「日米共同方面隊指揮所演習」も実施されます。アメリカの指揮のもとで、機動的に戦闘に参加できる軍隊に自衛隊を変えていく。大きくかわる自衛隊と米軍との関係を象徴するようなできごとではないでしょうか。
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