« F15墜落問題 | トップページ | 経済格差否定論を考える »

2006/01/19

首相の視線

 今日の朝日新聞に、18日夜の小泉首相の次のような発言が載っていた。「だんだん、経済状況は良くなっていると。富裕層とそうでない層との格差が広がっているというのは誤解であると、みんなが分かってくると思いますね」と言うのだ。あきれるばかりの言葉である。同じ記事のなかで、2年ほど前の「不況、不況と言うが、東京ディズニーランド、新丸ビル、そして六本木ヒルズ、みんな大盛況だ。経済は、言われるほど悪くはない」という発言も紹介されている。
 所詮、この人には、見えないことがあるんだと思う。先日紹介した、生活保護切り捨ての現実など、この人の視野の外にある。外交でも同じだ。この人には、「アジアの怒り」や「危惧」はまったく視野の外にある。そして、見えないものは、議論のテーマから、排除してしまうのだ。この狭く、限られた視野で、政治が議論されれば、いったい日本はどうなるんだろうか。日本の政治は間違いなく危険領域にある。暗澹たる気持ちにさせられた記事だった。もはや、この人たちに政治を任すわけにいかない。そんな世論をもっと広げなければいけないと思った。

« F15墜落問題 | トップページ | 経済格差否定論を考える »

政治」カテゴリの記事

コメント

ほんとにそうですね。本来、政治 財界 マスメディア 警察・検察・裁判所 それぞれが牽制しあってこそ、正常な民主主義が成り立つと思いますが、関係がブスブス、独立性が危うくなっている様に思います。しかし金太郎飴みたいなメディアを支えているのも私たちです。私たちもリテラシーを鍛えないと、なかなか実像が見えにくい世の中。これからも注視していかないといけませんね。

 コメントありがとうございます。メディアについてのリテラシーをもっていくためにも、もっといろいろなことを知らなければと痛感させられます。一人ひとりが、もう一歩の努力、そして話し合うことが大事なのかなあ、などとも思います。がんばりたいものだし、ブログがそういう役割を自分にとっても果たすことになればと思います。また、遊びに来てください。私も、遊びに起きます。素敵な木工を見せてください!

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 首相の視線:

« F15墜落問題 | トップページ | 経済格差否定論を考える »

無料ブログはココログ
2020年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31