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2006/01/22

歴史の見直し

 昨日、BSで「シルミド」についてのドキュメンタリーをやっていました。仕事で見られなかったので、友人に録画は頼んでいます(ので、感想は後日)。そう、韓国が北朝鮮に潜入されるために、特殊部隊を養成していた話です。韓国は、歴史の「負」の部分にも向き合い、見直しをすすめようとしています。光州事件などの現代史はもちろん、目をひくのはたとえば東学農民革命にたいする見直しです。かつては、政府に対する反乱で処刑された人々でしたが、現在では、朝鮮独立の源流として評価されています。

 日本はどうでしょうか。たとえば、戦前戦争に反対した人にたいしてはどうでしょうか。治安維持法で逮捕された人々は、たしかに法律上は「刑をうけざりしもの」とはされています。が、政府が謝罪したとかいうような話も聞きません。ましてやその名誉が十分に回復したと言えるのでしょうか。戦後は、どうでしょうか。
 最近、吉田茂の『回想十年』という本をパラパラとめくりました。数ヶ月前、近所のブックオフで2、3巻を1冊400円で購入、ネットで古本を、1巻を240円で、4巻は2000円で購入。しめて3000円強です。大先輩のジャーナリストが、おれは8000円で買ったと言っていましたから、まずまずでしょうか。この『回想十年』を読んでいて、驚いたのは、レッドパージのくだりです。ずいぶん一方的な言い分で、ある特定の政治集団か国の機関や企業から排除されていたのです。こういった人々の名誉はどうなったのでしょうか。
 ブラントやヴァイツゼッカーの言葉を引用するまでもなく、過去を反省しない国は、現在に盲目です。これは対外的な課題だけではなく、国民にたいしても同じことが言えると思います。日本はどこに向かおうとしているのか。現代史をふり返りながら、そのことを考えたいと思います。

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