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2005/12/03

終りに見た街

 山田太一、中井貴一、柳沢慎吾といえば「ふぞろいの林檎たち」。この「終りに見た街は」、実は、23年前に1度ドラマ化されたことがあるそうです。発想的には「猿の惑星」だけど。

 話は、SEの主人公が家族ととに、昭和19年にタイムスリップする。当時の人々に怪しまれ、住む家を転々とする。ものもない戦時中の過酷な生活が描かれる。そして、ラストに見たものは、1945年の東京大空襲ではなく、現代の破壊された東京だった……。

 戦争中の多くの日本に暮らす人々は、困難な生活を強いられた。作者は、そのことを伝えたかったのだと思う。戦争中のこうした被害が、誰の責任で、どうしてもたらされたのか、そのことを私たちはどれだけ問いかけてきたのだろうか? そんなことを感じながら見ていた。
 ラストは強烈。きっと、現在起こっていることと、昭和19年をダブらせて、問いかけているのだろうと思う。
 戦争体験をもつ、作者の問いかけに、正面からこたえなければならないと思う。

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コメント

 山田太一のドラマは、「岸辺のアルバム」以来なんだか見ています。「終りに見た街は」も見ました。
 過去・現在・未来そして、SFの鉄則の歴史は変えることが出来ない。また歴史は繰り返される。
 でもなんだか、気になる作家・脚本家です。

投稿: まつぼっくり  | 2005/12/04 21:59

もう、ずいぶんお年ですよね。そうだからこそ、語れない主張もあります。とても考えさせられた番組でした。

投稿: YOU→まぐぼっくり | 2005/12/05 23:58

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