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2005/12/22

田中昌人先生 逝く

 今日は、朝から、実は動揺しつづけていました。できるだけ普通の振りをしていたのですが、心は千々に乱れ。田中先生が、11月18日に亡くなられていたということが、新聞と、全障研、人間発達研究所のHPに掲載されたからです。ごく少数の人以外は伏せられていたそうです。

 大学で直接指導を受けていたわけではありません。が、まちがいなく、自分の物の見方、考え方の影響をうけた人の一人です。家にある『発達保障への道』は、私にとってもバイブルのような本です。数年前、いっしょにお仕事をさせていただいたのが思い出です。
 最近、先生に関する本を2冊読みました。1冊が、糸賀一雄さんの伝記とも言える『異質の光』です。そこでは、近江学園で、田中先生が「発達保障」という考えでその実践を飛躍させたことが描かれています。もう1冊は、『あの頃の大学生たち』という戦後直後の京大教育学部の学生たちの手記です。先生が学生時代から、どのように発達という学問に向き合ってこられたか。それぞれ、ある雑誌で紹介させていただきました。

 なくなったことは、1カ月、公表はされなかったそうです。いかにも信念の人らしいと思いました。少しでも、その道を受け継ぐことができればと思います。民主主義と人権、そして社会進歩のために。
 合掌。

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コメント

同じ気持ちです。私も最近知りました。ショックです。二十年以上前に出会い、障害者問題に取り組み、共同作業所作りに取り組みました。すごくショックでした。日本の民主主義に対して鋭く提言されていました。発達保障の科学は、この国の民主主義と密接な関係にあり、子どもたちへの発達保障は政治社会のあり方、見方と大きく関わっていることを学ばされました。彼の養護教員への講座は、今も私のテキストです。残念。

投稿: 澤崎泰彦 | 2006/02/07 00:02

 養護教員テキストは、京都でやったかもがわのやつですね。私も大切にもっています。数年前にいっしょにお仕事をさせていただく機会があったのが思い出です。先生の発達保障への思いを受け継ぎたいと思う人は、たくさんいるんだなと思います。お互いがんばりましょう。

投稿: YOU→澤崎泰彦 | 2006/02/07 23:44

 田中昌人先生の未公開の文章などを紹介します。ぜひ、お読みください。

ブログ
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http://blogs.yahoo.co.jp/ksyouken/MYBLOG/yblog.html
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投稿: 障害者教育科学研究所 | 2013/12/11 21:33

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