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2005/12/20

男たちの大和をめぐって

 男たちの大和をめぐって、ちょっとした問題がおこっているようだ。今月の『シナリオ』という、シナリオ作家協会がだしている雑誌にその顛末が掲載されている。つまり、こういうことだ。もともと、この映画の脚本は、野上龍雄さんのもとですすめられていた。それが、製作の角川春樹氏と監督の佐藤純弥氏の手によって、なんの相談もなく、書き換えられ、一方的に製作発表された。したがって、野上氏は、おりた。が、映画そのものは、佐藤脚本の名で、野上脚本をベースにつくられている。

 野上氏は、この作品を書くにあたっての思いを次のようにのべている。

「60年たった今、なすべき鎮魂は、『大和』に憧れ、その乗組員であることに誇りを持ち、『出て来い、ニミッツ、マッカーサー!』と、無意味に、『大和』ともども海底深く沈んでいった若者(子供)たちをそのまま描くことだ。それが人間のみならず、『戦艦大和』そのものの鎮魂になるのだ」

 明らかに、出来上がった、映画は野上氏の、思いとはちがうところにある。
 が、シナリオのベースは野上作品であることも事実。こういう映画界のありようにも、疑問をもつが、同時に、どう歪められたのか? 興味を持って、野上版のシナリオを読んでいる。

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